傾聴委員と「地元の声」のオープンデータ化

おはようございます。

最近は暑かったり豪雨だったりの五島ですね。

さて本日は、

「話を聴くこと」

の大切さについてです。

私は政治活動を始めてから、人の話を聴くことが多くなりました。

それも30分や1時間ではなく、時には2時間かそれ以上に及んだりします。

(いつになったら終わるんだろう・・?( ;∀;))

と思いながら、ちゃんと話は聴いています。

そして感じるのは、五島では

「話を聴く」人口が不足している

という事です。おそらく、日本社会全体がその傾向にあると思います。

需要と供給で言えば、

話したい人は多いけど、聴く人が少ない

というアンバランスな状態です。

話をすることは、思考の整理にも繋がるし、何よりも

話を聴いてもらえた

という実感は、その人の人生に少なから良い影響を与えます。

特に五島では、地域の人口減少・過疎・高齢化

により、コミュニティの機能は低下しています。

だからこそ、もっと「話を聴く」人口を増やした方が良いと思います。

それでは具体的に、どうすれば良いのか、検討案を紹介します。

ミニデイ・敬老会・街づくり協議会

これは行政の関与による、「地域活動」への支援です。

今でも各地区で行われていますが、地域で集まる頻度を増やすという対策です。

しかし、最近は町内会も「加入率」が低下しています。

H29年度の五島市議会での市民生活部長答弁によると

平成29年度現在の町内会加入率は76.1%、10年前と比較しまして約10%の減少となっています。

加入率減少の要因につきましては、若者世帯に未加入がふえているということに加えまして、隠居した老親の世帯など、高齢者世帯の増加による影響もあるのではないかと考えております。

とあります。

「傾聴委員」の創設

現在、地域の身近な相談相手として、民生委員さんが存在しますが、存在しない地域もあります。

H31の市民生活部長答弁によると、

現在、市内11地区、11名の欠員が生じております。欠員地区の住民から相談が寄せられた場合には、民生委員児童委員協議会の会長や近隣の委員が支援する体制となってございます。

人口減少と高齢化が避けられない現状を考えると、今後はより多様な人が関わる必要があると感じます。

その受け皿の一つが「傾聴委員」(仮)です。

お仕事は単純に、「人の話を聴くこと」です。民生委員との違いは

  • 民生委員(地域限定):傾聴+必要な支援
  • 傾聴委員(広域活動):傾聴+データ管理

です。データ管理は、

  • 話の音声データを録音
  • 個人情報や気密情報のマスク
  • データベースに登録

という流れです。データを集める事で、各地区ごとに何が問題になっているのか、オープンデータとして活用する事が出来ます。

移住者や地域おこしを行いたい人がまずぶつかる壁は、

地域の暮らしの情報がWEBに全く存在しない事

です。若い人は積極的にブログやSNSを活用しますが、中々へき地の暮らしのデータは公開されていません。

このブラックボックス感があるため、地域に関わるハードルが高くなっている気がします。

まとめ

高齢化・地域の活力低下により、高齢者の「話を聴くこと」の重要性が高まっています。

現在は、聴き手が不足しているので、新しく「傾聴委員」を創設した方が良さそうです。

そこで収集したデータを、オープンなデータとして活用する事で、地域づくりの種となります。

地域と共に関わる交流人口の確保が求められる時代では、この部分の「見える化」が大切だと感じます。