【2025年9月五島市市議会メモ】松本 晃議員

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。

日時 2025/9/18 10:40ー

奈留地区における緊急搬送時の海上タクシーについて

松本 台風・秋雨前線が通過する時期です。市政報告にあったが高校生議会が開催されて五島市が抱える課題を取り上げて頂いた。市長は若者の声を聞くようにお願いします。伝統文化を観光PRに繋がるという質問もある。独特の色を全国に発信することが活性化につながると考える。末長く継承できるように願っている。若者が市議会議員・理事者として議場にいることを願っている。今後離島留学生制度が継続できるように願っている。奈留島で1業者が残っておらず厳しい検査・高齢化・老朽化で廃業との情報。緊急搬送の手段・旅客船の送迎で活躍したが、後に廃業ということで不安の声が上がっている。8月21日、五島市の要望を提出した際、別件で取り上げていただいた。島の生活を脅かす事態となる。市長の考えを。

市長 11月末で廃業との情報。8月27日に嘆願書を頂き、交通手段として書かれており大切だという思い。大事にしたい。今回の奈留に限らず同様の事情である。海上交通は生命線となる。8月28日、長崎県議会に要望活動を行なった。財政的支援・育成に対する支援をお願いした。五島市としてもできる限りのことをやっていきたい。

松本 法改正により安全統括管理者の確保が義務付けられて、衛星電話も必要。法のしがらみで本当に船業者がやっていけるか懸念される。瀬渡し業者の話を聞いているのかと国交相に対して疑問に思う。五島市の救命筏の補助は。

産業振興部長 国の制度を使って支援している。

松本 助成拡大し1隻でも運行できるように助けてほしい。例えば11月下旬までに構えられなければ、海上保安庁の要請ができないか。

市長 事業継続困難に対する支援。知床遊覧船事故を機に安全設備の義務化がされている。船舶維持整備の経費がかかり、資格取得者の確保など厳しい状況。動向を把握しながら補助を要請していく。

消防長 あくまで災害派遣要請に基づくものなので困難との回答。

松本 度々要請しろとは言っていない。どうしても見つからない場合に限って要請できないかという話。なるかぜ就航時に船内を見学した。中は狭いと感じたが、この船なら運ばれるのではないかと思った。時と場合を考えて県がなぜ動いてくれないか、消防庁はどう考えるか。

消防長 他の交通手段がない場合は船舶による搬送が行われている。その場合は可能である。他の交通手段がある場合は対応困難。

松本 R5の3月定例会の時に質問を2回やって答弁もらったが何も解決せずに終わった。当時は出口市長もおらず福祉保険部長も別の方だった。これだけ緊急搬送の問題を挙げてきたが、何も緊急搬送のことを考えてくれないと考えるがどうか。

副市長 救急救命・危機管理をライフワークとして取り扱っていることは理解している。最初の議会で海上保安庁の船で何時間もかけて運んだという事例がある。市は何もしないのかと尋ねたと記憶している。船のバリアフリー問題・スロープの問題・夜間拘束の手当も伺ったと。法の改正部分はオーバーホールの話を覚えているが、何もやっていないと言っているが、やれる部分はやってきた。5月のGWに民間の方から話を聞いており、今対策を模索している。重要課題と認識している。スピード感を持って対応しなければいけないと思っている。この件は企業を創業してもらい承継してもらうかな、と認識している。島内では厳しいかなと思っている。私なりに知見も含めて出来ることを積極的にやっていきたいと思っている。あと2ヶ月しか猶予もないので、出来ることをやっていきたい。議会の中でも対応していただきたい。私も積極的に関わっていきたい。勉強しながら頑張っていきたい。

松本 私たちも島に持ち帰ってすべきことはする。市に頼ることがあれば対応していただきたいです。この前、西海市は市営で多目的船を持っており運ばれる方を考慮した船内であると。今議会でも緊急搬送体制を研究しているグループがあると。緊急搬送に関しては一人だろうが複数だろうが関係ない。少ない方が良い。色んな助成作を探ってほしい。奈留島から福江までの距離は。

市長 20kmはなかったと思う。

松本 20kmある。少しでも短くしてもらうと思って緊急搬送線の話をした。島に持ち帰って方向性を決めたい。

奈留医療センターの人材確保について

診療放射線技師の確保について

松本 派遣看護師の要請により改善はしている。レントゲン技師の事故により1名体制になっている。2名体制に戻す予定は。

福祉保険部長 後任の技師確保に向けて8月上旬から派遣会社を通じて募集をしている。

松本 なるべく早い体制に戻していかないと、休みがなく頑張ってもらっている。早めに対応をお願いします。受け入れ体制はできているのか。

福祉保険部長 常勤は1名体制になっており受け入れ体制の整備をしている。来年は企業団に要望している。常勤医2名体制が不可欠と思っている。

松本 五島の医療についてドクターヘリについて。対馬からヘリの事故があったが、ドクターヘリの形式が同じであり長崎県と同じであり県も整備士の勤務改善で4日間休止している。操縦士の後継者不足も課題になる。緊急を要する場合はヘリで対応して救済している。医療連携が出来るようにお願いします。モバイル検診を実施しているが、助かった人がたくさんいる。末長く継続してもらいたい。五島高校の衛生看護科は私も賛成。医療の話をしたが、離島のということで次回の要望の中に入れてもらいたい。

市長 奈留町では放射線医師が減ったりしてご迷惑をおかけしている。医療体制は安心して暮らせることに繋がるので県に要望していく。

民間病院廃業に伴う今後の医療体制について

浮体式洋上風力発電事業について

新たな浮体式洋上風力発電施設の計画は

松本 16200世帯分の電気が生まれるが、柱に魚礁の役割になり活性化につながるとされるが、更なる発電による目標が示されている。市長は地産地消を促進すると発言している。拡大について現在の状況を。

総務企画部長 新たな計画は現在、漁業関係者と検討中。

松本 漁業者との調整が必要と考えるが、この件については。

総務企画部長 洋上風力発電は海域を占有している事業者の理解が不可欠。漁業者に情報共有が図られるようにしたい。

事業によって創設された基金について

松本 崎山沖の基金について、漁協だけで決めていると聞いたが指導をしているのか。

産業振興部長 五島市では交付要領を定めており補助申請して事業を実施している。各漁協から聞き取りを行い、どの事業に支援するのか決めて要領を定めている。

松本 海を広く利用するため、漁業者は漁場が縮小する。設置前から業業者と協議する場を設けたが、漁業者は一人一人が社長なのでまとめるのは厳しい。その辺りをまとめながら進めてほしい。

産業振興部長 漁業者全てと意見交換は不可能に近い。漁協があって漁民さんはそれに所属している訳だから、還元していると理解している。

松本 私たちは奈留島で潜りをしている。その場所で漁業に従事するものからしたら漁場は使えない。漁場を活用する人の話を聞いてくださいと。

産業振興部長 話を聞いた上で、制度を作っている。

松本 ではなぜ複数の人から私にそういう声が来るのか。なぜならばこれは死活問題だから。私も漁民である以上、漁業者を守る必要があってこういう話をした。はえん風の名前の由来は。

総務企画部長 樺島の実証機の時に南東の風であり幸せを運ぶ風とも言われる。

松本 ハエンカゼを活用して風車が回ることは間違いないか。荒波・うねりというイメージが湧く。8機の名前は付けないのか。

総務企画部長 8機は4月に公募して名前つけている。新上五島町からも募集して命名している。

松本 人手不足に向合わなければいけない中、毎週月曜日が休業になった。九州商船も船員不足。最近気になったのが、JFの問題がどうなっているのか。まだ解決しない状態だが、交通医療が充実しないと生活に支障を与える。市長その辺をしっかり把握していただきたい。3月に廃業した海上タクシー五島は事故の関係で廃業したが、島でコロナの患者が発生した時に断りもせず昼夜走っていただいた。海上タクシーの大切さをしっかり考えて私たちの考えをまとめて報告したいと思う。