ChatGPTのDeep Researchで五島市議会の問題点を整理してみた。

最近、AIの進歩が凄すぎるので、色々な面でとりあえず活用しています。

本日はその中で、私がネット上に公開している情報をChatGPTのDeep Researchで検索した結果をご紹介します。懐かしいと思えるテーマから最近の話題まで、幅広く網羅されています。

中西大輔の議会活動の軌跡の一端としてもご参照ください。(見出しは私が付けています。)

ChatGPTへの質問

Q 中西だいすけ氏のブログ(https://nakanishidaisuke.com/)を基に、五島市議会における市政運営の問題点を列挙してください。期間は2019年~2025年、テーマは市政全般に関してです。

A 以下に、2019年から2025年に中西大輔氏のブログで言及された五島市議会の市政運営上の主な問題点を整理します。

人口減少と担い手不足による地域活力の低下

五島市では合併後に人口が1万人以上減少し、出生数も半減するなど深刻な人口減少に直面していますnakanishidaisuke.com。この人口減少に起因して、働き手不足や高齢化による医療体制・公共交通の脆弱化、離島航路の維持問題など様々な領域に課題が派生していると指摘されていますnakanishidaisuke.com。実際、五島市議選候補者の多くが最大の問題として人口減少を挙げており、中西氏自身も「働き手・担い手不足により社会生活の持続が困難」と課題視していますnakanishidaisuke.com。UIターン促進による社会増が話題になりましたが、人口減対策は依然「焼け石に水」の状況であり、若者の定住や労働環境整備が大きなテーマとなっていますnakanishidaisuke.com

不要不急の大型事業への予算投入

財政面では、市政の優先順位に対する疑問が呈されています。例えば、新型コロナ拡大期の五島市は図書館建設などに総額10億7,400万円もの大型事業予算を計上していましたが、中西氏は「不要不急の事業」であるとしてその執行に異を唱えましたnakanishidaisuke.com。コロナ禍で観光業や飲食業がかつてない打撃を受ける中、これだけの予算を図書館整備に充てるよりも経済支援や感染症対策の強化に振り向けるべきだとの主張ですnakanishidaisuke.com。市の限られた財源の使途について危機時には柔軟に見直し、市民生活の急務に対応すべきだという問題提起といえます。

市の裁判対応と財政リスクの矛盾:

五島市が関与する損害賠償訴訟への対応でも、市政運営上の問題が指摘されています。ある事案で市が一審敗訴した際、控訴するかどうか議会で議論となりましたが、議会多数は「控訴しない=職務上の関連性を認めることになる」「全国自治体への影響がある」として控訴を後押ししましたnakanishidaisuke.com。中西氏はこれに反対し、勝算の薄い控訴で市民の貴重な税財源を無為に浪費すべきではないと主張しました。自主財源の乏しい五島市では、弁護士費用や延滞金など控訴に伴う支出は財政に重く、市はまず敗訴リスクから財源を守る判断をすべきだといいますnakanishidaisuke.com。しかし議会討論では、市側から財政リスクに対する慎重さや十分な勝算データが示されず、「市のメンツを護る意識は強いが、貴重な財源を護る意識が弱いのではないか」という矛盾が指摘されましたnakanishidaisuke.com。情報不足のまま「やってみなければ分からない」と控訴に踏み切る姿勢に対し、中西氏は統計や司法判断に基づく冷静なリスク評価の欠如を問題視していますnakanishidaisuke.comnakanishidaisuke.com

議会運営の透明性・情報公開の遅れ

市議会の情報公開体制にも問題があります。五島市議会では本会議の生中継こそ行われているものの、委員会や臨時議会の中継がないため議論の過程が市民に伝わりにくい状況です。公式議事録の公開も本会議終了から数ヶ月を要し、その間に情報の鮮度が落ちてしまうと批判されていますnakanishidaisuke.com。中西氏は「公開の遅さが大きな情報共有の課題」だとし、議事録公開まで長期間を要する現状を「食材だったら完全にアウトなレベル」と例えて問題視しましたnakanishidaisuke.com。特に委員会の議事内容は現在もブラックボックスであるため、議員個人がメモを公開するなど暫定的対応が取られている状況で、議会全体として情報公開を迅速化・充実化する必要性が指摘されていますnakanishidaisuke.com。議会中継への字幕導入やYouTube活用による利便性向上など、市民が議会をより監視しやすくする改革余地も提起されていますnakanishidaisuke.com

市民との意見交換不足(議会の閉鎖性)

議会と市民の対話の機会が乏しい点も問題です。中西氏はかつて議会広報委員会の視察後に「議会主体の市民との意見交換会」を提案しましたが、「各会派でやればいいのでは?」との声に一蹴され、賛同を得られませんでしたnakanishidaisuke.com。背景には、議員側が支援者以外から批判的な意見を受けたくない、自らの議会活動の不熱心さを指摘されたくない、あるいは報告会を開かなくても地縁・後援会で当選できてしまうという現状への甘えがあるとされていますnakanishidaisuke.com。こうした消極姿勢から、市政に対する市民の生の声や批判が議会に届きにくく、議会報告会の開催も滞りがちです。新人・若手議員ほど市民との対話に前向きですが、ベテラン議員ほど腰が重い傾向も指摘されており、議会全体として市民参加や意見集約の仕組みを設ける必要性が課題となっていますnakanishidaisuke.com

議会内の根回し体質と多数会派への権力集中

五島市議会の内部運営にも構造的な問題があります。議案や人事の採決にあたって、事前の根回しにより結論が先に決まってしまい、本来あるべき公開の場での議論が形骸化しているとの批判ですnakanishidaisuke.com。特に議長・副議長など役職人事では最大会派が主導権を握りがちで、改選後の議会では18人中9人を占める最大会派から議長が選出されましたnakanishidaisuke.com。副議長も最大会派から選ばれるようでは「五島市議会=最大会派」と見られ、少数会派の意向が軽んじられる懸念がありますnakanishidaisuke.com。中西氏は議会のイメージ向上や多様な民意の反映のため、副議長は最大会派以外から選ぶべきだと主張し、根回しなしで自身が副議長選に立候補する行動も起こしましたnakanishidaisuke.com。結果は落選しましたが、「根回しで全て決まるなら討論する意味がない」と現状に異を唱えた姿勢は、閉鎖的な議会体質を変えるべきだという問題提起と言えますnakanishidaisuke.com。議会内の派閥体質を改め、公開討議による意思決定や少数意見の尊重といった議会改革が課題となっています。

若者の提案や意見が市政に反映されにくい

五島市では数年に一度「中学生議会」や「高校生議会」を開催し、若者の意見を聞く場を設けています。しかし、残念ながら提案の多くはその場限りで終わってしまい、実際の市政に生かされないケースがほとんどだといいますnakanishidaisuke.com。中西氏は「これは議員の場合でも同じ」と述べており、一般質問や提案でも多くが実現に至らない現状を重ねていますnakanishidaisuke.com。例えば地元中学生から「スケートボードができる場所がない」という陳情を受けた件でも、全国の事例を調べて提言につなげようとしましたが、行政側の動きは鈍いようですnakanishidaisuke.com。このように、若者や市民の声を政策に反映する仕組みや意欲が乏しいことが市政の課題として浮き彫りになっています。若者世代の定住促進や教育環境充実を図る上でも、出てきた意見を具体化・実現していくフォロー体制の不足が問題視されています。

小中学校統廃合の進め方への疑問

教育分野では、過疎化に伴う学校統廃合計画の進め方にも問題点が指摘されました。五島市は人口減少に対応して公共施設を40年間で40%削減する目標を掲げており、小規模校の統合も検討されていますnakanishidaisuke.com。市は「複式学級の解消」「一定規模の集団確保」を理由に統廃合を推進しようとしましたが、中西氏は少人数教育にもメリットがあることに触れ、「少人数学級出身者の社会性への悪影響にエビデンスはあるのか」と疑問を呈しましたnakanishidaisuke.com。統合ありきの方針に対して保護者アンケートを実施したものの、「統合してほしくない」という選択肢自体が用意されておらず、回答結果でも「統廃合を急がず後年以降に」という声(統合時期をR7年以降に希望する意見)が過半数だったことが明らかになっていますnakanishidaisuke.com。実際、教育委員会に寄せられた保護者の声には統廃合を望まない意見も含まれており、市の説明通り「統廃合ありき」では進められない状況でしたnakanishidaisuke.com。中西氏は、財政や教員不足が直接の理由ではなく「あくまで子どもの教育環境のため」と説明する市の姿勢に疑問を示しつつ、学校選択制の導入など別の選択肢も検討すべきではないかと提案していますnakanishidaisuke.comnakanishidaisuke.com。統廃合政策において、行政側の一方的な進行と住民意向の乖離が問題として浮上した例と言えます。

感想

地味な活動でしたが、ネットに情報をアップしておいて良かった!と思いました。現状では、まだ議事録検索システムから情報を取得するのは不可能であるとの回答でしたので、一旦HTML形式でネットに挙げる必要があるのかな、と思いました。