五島市長選挙2024/荒尾正登氏が事務所開き/政策や方向性は?

荒尾正登氏が2024年7月13日に事務所開きをした様子がInstagramに投稿されていたので、文字起こししました。

内容は全てを反映しておらず、必ずしも正確ではありません。

五島市長選挙2024/荒尾正登市議が出馬表明/政策や方向性は?

https://www.instagram.com/arao7772/reels/

冒頭あいさつ

大変忙しい中、事務所開きにお集まりいただき本当にありがとうございます。
今回、市長選挙に挑戦する事を決断した。なぜ決断したのか、皆様にどうしても話したく、2つの事について。

①なぜ今更?

1つ目はある人から、「なんで今更、あなたは県会議員に出るチャンスがありながら出なかったじゃないか。あの時点で荒尾は市会議員で終わると思っていた」と言われた。私は即座に、「それは市長と県議の違いであって、私はもともと市長に対する熱い思い、いずれはやってみたいと心の中でずっと思っていた。ただそのタイミングがこなかっただけであります。」もっと言うならば、議員というのは市長の議案を審査する役割だが、政策立案はない。
市長はやりたい事、やってみたい事、五島市にとって良いと思った事をドンドンと政策として予算として提案する事が出来る。これは大きな違いでございます。

これまで4人の市長の政治手腕、市政運営を間近で見てきた。例えば大きな問題が発生した時に市長としてどのように対応したのか、自分であればどのように対応するのか、そういった視点でずっと見てきた。この経験は自分に降りかかった時に必ず生きてくると思う。

②自民党

2つ目は自民党でございます。
22歳で大学から五島に帰り、すぐに自民党に入党。党歴40年。34年は市会議員としてあらゆる選挙の第一線で行動して積極的にマイクを持ってきた。
それまでは市会議員選挙の立候補の際、全ての皆様が無所属だったが、私は自民党として第一号の公認として堂々と立候補した。それほど、自民党に対して自信と誇りを持っていたが、今回の市長選挙に際して、私は自民党の推薦を得る事が出来なかった。党歴40年の経験と実績、貢献度は一部の役員の皆様方には届きませんでした。

荒尾はもうこのまま終わるんじゃないか、と言われた。
巷では「荒尾は自民党ではないから、仕事が出来ない」と言われているが、心配ご無用です。
私は議員経験の中でしっかりと人脈を築き上げている。今の県会議員を全て知っている。大石知事は2年前の選挙の時に「地元から出る候補者を応援しなくてどうするか」という大義の元、勝敗は関係なく必死になって応援させて頂いた。大石知事も市長選挙は大変心配している。

公約

荒尾は市長になって何をするのか、市長選挙に対して公約。

農林水業の振興が第一。第一次産業の振興なくして五島市の発展はない。当然でございます。

それとは別に、子供を育てるにはお金がかかる。子育て世帯の支援に力をいれていきたい。

全国的に話題になっている学校給食の無償化であります。県内では3つの市が取り組んでいるが、五島市はまだまだそこまで踏み込めていない。その理由は大きな財源が必要であるから。五島市では9千万円の財源が必要である。

しかしながら、五島市の一般会計は320億円、0.3%の歳出カットが出来なくて政治家としてどうするか。財源を確保して実現していきたい。
保育料の無償化も完全に視野に入っている。0-2歳までは対象外。家庭の事情ですぐに職場復帰しなければいけない家庭もある。実現したい。
子育て世帯のアンケートで最も多かったのが、子供の遊び場、雨天時の遊び場は待ったなし。例えば廃校の活用・遊休施設の活用など、お金をかけなくても実現可能である。

ふるさと納税額は年間3億円前後だったが、舞い上がれ、ばらかもんの効果で倍増した。露出を高めれば納税額がアップする数字の表れだと思っている。
野口市長は、応援する自治体に寄付する事が趣旨であって返礼品ありきではないという。確かに正論だとは思うが、事業者が潤う事も事実である。
五島市よりも小さい自治体では、ふるさと納税だけで200億を頂いている。相当な金額が自由に使える金額として残る。力を入れていきたい。
役所の中でプロジェクトチームを作って研究したい。公約の中で倍増計画を掲げている。近づけるように頑張っていきたい。
ライフワークでもある佐世保航路・大阪直行便の復活。佐世保は0からのスタートではない。3万人の利用実績もある。十分に採算が取れる問題である。
難しいが何もしなければ始まらない。是非とも力を入れていきたい。告示まで厳しい戦いだと思っている。まだまだ相手候補の背中すら見えない。
相手方に国会議員、市長、県会議員、市議団がついていようが関係ない。私には皆さんがついているから。悪天候の中私の為に来ていただいている。
私は草の根選挙には慣れているが、どうか横に横に支援を広げていきたい。

私のスローガンは「新しい五島市を皆さんと一緒に!」

皆さんの声を聴きながらぬくもりのある五島市を目指していきたい。厳しい難局の選挙戦に望んでいきたい。
どうか最後の最後まで支援をお願いします。