小値賀町の議員なり手不足について

独自のブランド政策で移住者も増えつつある小値賀町。

それを支えているのは「自分達の街を自分達でどうにかする」という気概ではないかと思いました。

五島市議会と比べると、同じ議員とは思えないほど沢山の活動をこなしている事が伺い知れました。

なぜ小値賀の議会は活発なのか?

小値賀町議会は、「議会改革度調査2018ランキング(町)」で5位に輝いています。

http://www.maniken.jp/gikai/2018rank_machi.pdf

さらに、2021年の改革度ランキングでは、1355議会中、「住民参画部門」で全国10位となっています。

こうした改革の背景について、議長と副議長さんから教えていただきました。

平成の大合併を巡り、住民投票で僅か50票差の僅差で独立路線が決まり、それが現在の議会改革にも繋がっているとの事でした。

当時の長崎県は、アメとムチを巧みに用いて小さな自治体の合併を促し、それが結果として地域活力の衰退を招いている現状があります。

小値賀町議会では、以下の3本柱をもとに議会基本条例を制定しています。

  1. 能動的に活動する議会
  2. 町民と共に歩む議会
  3. 政策を提案する議会

http://ojika.net/wp-content/themes/illusion_2_0/img/04_administration/10_ordinance/ordinance_01.pdf

なぜなり手不足なのか?

改革に前向きである一方、町の存続が危ぶまれるほど、なり手不足が深刻です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b58adb54578e62dd313e15dc95e54d42bba522a3

その原因は、

  1. やることが多すぎて兼業が難しい
  2. 報酬が低すぎて専業では生活できない

ことにあるようでした。

議員報酬を年齢でUPさせる条例も過去にありましたが、結局なり手がおらずに廃止となっています。

議員さんも必死になって「なり手募集」をしているので、町が存続できる数が立候補されることを願っています。

それに、私自身の感覚ですが、兼業でも議員は十分に可能です。

小値賀で議員になりたい、けど何をすればよいのかわからない!

という方は、ぜひご連絡をください。

 

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