福江地区内会町会議
2022/5/30 10:00〜11:40
以下、議事メモです。(完全な議事録ではありませんので、全ては反映してません)
目次
老人会への加入のお願い
老人会の会員数が年々低下し、加入が2割程度。
市長や議長の協力を頂きながら進めている。解散する危機にあったが、議長の働きでくい止めることが出来た。
ぜひご加入をお願いします。
市長挨拶
常々、市役所のパイプ役としてご尽力ありがとうございます。
コロナで開催が出来ず久しぶりの開催。地域行事がコロナで中止・延期・縮小している。
ワクチン3回目は67%が接種済みでペースが落ちている。全国と比べると高い水準。オミクロンは3回打っても感染した人がいるが、重症化を予防する効果があるとされる。
4回目は5か月後に基礎疾患をお持ちの方を中心に、自ら申告して摂取してもらう。二次離島などは集団接種だが、福江地区は個別接種を原則とする予定。
経済の再開
これまでは感染防止を前提にイベントを中止してきたが、全国的にwithコロナで経済を回す事が世界的にも大きな潮流となっている。イベントは再開していきたい。
政府は海外からも迎え入れる予定。観光で飯を食っている部分が多い。夏に新規ホテルも完成し、9月に新幹線、10月~NHK朝ドラも始まる。
移住の関係でR3は226名が移住してきた。4年連続200名超え。長崎、佐世保に次ぐ3位の数。空き家の情報を頂いており、一つ一つ実をつけてきたと感じる。
ちょいそこ五島
まだ利用者が想定以下。高齢者を中心に免許証の返納が来ている。電話すれば迎えに来てくれるので積極的に利用を。
・福江地区町内会連合会山田さまより挨拶
・出席職員の紹介
行政からの連絡
・インフォカナルについて
防災無線が聞こえない場合、電話確認サービス、防災速報アプリ、インフォカナルが利用可能(別紙参照)。
→ぜひアプリを登録してください
気象台が2~3日後の発令するサイトを参考にして頂き、自分の身は自分で守る体制を作っていただきたい。
・ゼロカーボンシティの広報活動
地球温暖化対策に取り組む予定となっており、各地域で説明会を行う予定となっている。
・マイナンバーカード
市から伺い出張申請手続きを手伝いする仕組みとなっている。写真、身分証明書をコピーを取る。職員が町内会、事業所に伺い申請出来る仕組み。自宅に書留郵便で送付できる仕組みとなっている。
・高齢者見守りシステムについて
福祉の相談窓口と言う事で、悩みが重なっている人の総合的な窓口を設置。お気軽に相談ください。
シルバーフォン、地域包括ケアシステムの説明
・ちょいそこ五島
町内会の集まりがあれば、説明に伺うのでよろしくお願いします。
・はたちの集い
福江文化会館1カ所開催の経緯の説明。
参考
質問. 温室効果ガスの件について、温室効果ガスの影響であるとは科学的に証明されていない。
二酸化炭素は空気中の2500分の1しかない。温室効果ガス削減の目標が0とされているが、そもそもCO2は海から出る。0になるわけがない。
海が吸収するCO2の場所は日本の海で吸収される。ゼロカーボンシティと言われても、ちゃんとした証明がないと賛同できない。
本当かどうか分からないものを出されてもしょうがない。
みらい創造課.色々な意見、エビデンスがある事は承知している。太陽光の3割は宇宙に放出されるが、温室効果ガスを要因としていると言われている。
一人一人の力は微力かもしれないが、石油も高騰して市民生活の痛手となっている部分もある。電気需要も高まっている。
市としては省エネの工夫を提供して進んでいきたいと思っている。
質問.町内会長に何を伝えたいのか分からずに困っている。ゼロカーボンの件は、依頼文は「説明したいので集めてください」と分かりやすいので、こういった形にしてほしい。
提言・要望事項
写真参照
・空き家、空き地、危険個所の対策
Q.火災が1月に発生し心配をおかけした。15mの北風があり、一つ間違えれば大火になっていたと感じる。
火の粉がすごく、江川町まで飛んでいく。枯れ草が多く火が当たる。もう少し踏み込んだ、危ない瓦があればどうするか、金銭的な支援を考えてやってほしい。
市長.市内には1800件余りの空き家がある。分類を5つに分けて危険空き家に対しては文書で指導をしている。指導しても言う事を聞かない場合は行政代執行を行い費用を請求する形となる。
予算を毎年1件ずつくらいは確保している状況。把握はしているがどうしても危険であれば市の方にお知らせをしてほしい。
移住で来た人に200件くらい提供している。中々行ってもウンとは言ってもらえないが、町内会の要望をお知らせしてほしい。
Q.長手の空き家については昨年市役所の職員と一緒に回った。危険個所の把握はしていると思うが、対応は何もフィードバックがない。
管理課.長手は対応したが、結果は今年度新たに2件くらい調整するが、今後対応していきたい。
・市道の電柱について
Q.令和元年度から要望している問題であり、道が狭いために車の行き来も難しい。タクシーの横付が出来ない状態の中で道を通れるようにしてほしい。
本来、NTTが市の土地を借りて立てている部分であるため、協議しながら最善の方法をしてほしい。道の奥に立てる方法もあるはず。
建設課長.区域を歩き気になる電柱が3本あった。1本は保持者と協議している状況。市全体としては個別に対応をしていく。
・ごみ問題について(指定袋に入れない件)
Q.ゴミの問題は生活環境課までとの事だったが、連絡すればルール通りにごみを出すように指導してくれるのか?
事業所の工事関係者がごみステーションの横に山積みにして放置していた。お願いに行けば何らかのトラブルが生じるので、今後は環境課が出向き指導をしてほしい。
A.個人が特定できていれば指導をしていきたい。
・犬、猫の放し飼いについて
Q.特に猫に餌をやる人が多く、悪臭で困っている。福江の川沿いにもふんが放置されていることが常時起こっている。徹底した議論をして頂き、強力な政策をして頂きたい。
生活環境課.保健所と対応を協議していきたいと思っている。
・市長懇談会について
現在は懇談会は二次離島のみで行い、市長への手紙や「市長がお邪魔します」を行っている。
Q. (提案した町内会長に対して)内容が意図に沿わない。正直に言うと、感情論であると思う。町内会の恥である。懇談会は地域の方々の意見を要望書として挙げている。会長さんたちの気持ちを踏まえながら行ってほしい。10年以上行っているがこんな事は初めてである。ほかの方の気持ちも汲んで発言は控えてほしい。
A.(提案者)発言を控えろと言われているが、五島市が良くなってほしいから書いたつもりである。町内会長会議を何のために開いているのか?我々は町民と市をつなぐパイプ役でいると思う。それに対して発言を控えろというのはおかしいと思う。
市長.懇談会は福江だけでなく旧5町とも行っている。初めて町内会長をされる方もいるので、制度的なもの、仕組みをお知らせしている。地域の皆様の声を聴くこともあるので、会議を開催している。
それぞれ地区を回る中で質問をすることは構わないと思う。皆様の意見を控えろという訳ではないが感情的な発言は控えてほしいとのアドバイスであると思っている。素直に皆様の意見を頂戴したいと思っている。
・市役所からのたれ流し文書をやめてほしい
Q.受け売りではなく、何をしてほしいのか明確にしてほしい。
A.今後出していく文書は分かりやすいもので、何をしてほしいのか指導をしていきたい。
市長回答.各課から説明した内容は、「お願い」と「知っておいてほしいこと」2つ混ざっている。判断が分からない部分はあるので、お知らせ事項とお願い事項を分けていきたい。
市長からの回答
五島市出先機関出張所について
市長.選挙時の短縮は、現状13時間を短縮して11時間にしているので、これ以上はかなり厳しい時間だと思っている。投票率を向上させるためにも、地区内でも交代要員を探すなど、負担軽減に取り組んでいきたい。
防災行政無線
市長.各地区の会議で必ず出てくる。最初は向きや音量を調整していたが、中にはやかましいという声もある。放送の時間帯をずらしたり、個別受信機、アプリ導入も促している。入力補助もしている。ソフト面で対応していきたい。
コロナの感染者放送
市長.私自身が地区ごとに発表してもらえないかと思っている。福江、冨江・・と1市5町で発表しても良いかと言っているが、一つの自治体と言う事で整理されており、県の業務で情報公開が許されていない。
感染者はR4年になってちょうど500名になった。ご不満は分かるが、了解いただければと思う。
町内会の加入促進
町内会の未加入者は福江が一番低い。福江は都会化していると思っており、地域とのつながりを持とうとしない世代が増えていると感じる。施策を伝える際に町内会を前提に施策を講じているので、加入促進に努めてまいりたい。
環境問題
合併浄化槽は県内で一番手厚い助成を市の負担でしている。福江地区にも下水の計画があったが、アンケートをとっても整備してもつなぐ人が少ないという結果だった。自分の子供がいない所は繋がない、という判断が多いと思っている。仮に下水を整備しても市の負担になる事は明らかだったので、浄化槽にした。今年で普及率は50%になる予定。汚水処理人口は46%。
ごみ問題は来月キャンペーンを行う予定。のぼりを立てたり啓発をしたりする予定。意識を変える必要がある。
所感
- 市長懇談会は二次離島だけでなく、従来通り細かい単位で行うべきでは?
- 「町内会長への業務連絡」は文書で簡潔に連絡して「意見交換」に時間を割き、市長の町内からの要望へのコメント(最後の部分)に対する議論を深めるべきでは?
- 他の地区で開催された町内会長会議も含め、議事録を残してほしい
- 町内会長からの要望を五島市の政策の意思決定に反映させる仕組みを公開すべき