第11回五島市消防ポンプ操法大会に参列しました

6月30日、五島市操法大会に招待され、参列しました。

議員になって数回目の参加ですが、今年も各地区から幾多の練習を重ねたであろう消防団の皆様が、手に汗握る消火活動を実践してくれました。

365日、市民の生活を守って下さる団員の皆様の、機械的で無駄のない俊敏な動き・掛け声には背筋が伸びるような気持ちがしました。

第11回となる大会で小型ポンプで優勝された崎山地区第五分団は、次に長崎での大会に駒を進めます。

地域の安全確保のため、昼夜を徹して活動をして下さっている事に深く感謝を申し上げます。

今回、大会を観戦しながら、「今後の在り方」について考えていました。

きっかけは一通のメールでした。

私の元に、「操法大会の在り方を見直してください」という主旨のメールが届きました。

内容は長文でしたが簡単にまとめると、

  • 操法大会の準備が忙しすぎて長時間拘束される
  • 団員の確保・なり手不足の解消に向けて、大会の在り方を見直すべき

というご意見でした。

確かに全国的にも廃止する自治体もあり、消防の方でもあり方の見直しを巡る議論がされているようです。

過度なパフォーマンスに関する採点基準の見直しも行われているようです。

操法大会の意義としては、訓練による連帯性の向上や、俊敏性の向上などが挙げられると思います。

一方で、地域の防災力を維持・確保するために、団員の負担軽減に向けた議論・見直しは必要だと思います。

そこでの視点として、デジタル化を通じた効率化・省力化できる余地が少なくないと思います。

まずは消防団員の皆様の率直なご意見に耳を傾ける事が出発点ではないでしょうか。