【2024.3/五島市市議会メモ】網本議員

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。

日時 2024/3/4 10:00ー

身体障がい者のごみ出し支援について

網本 安全安心で住みやすいさ日本一の島を作る、とある。それに基づく質問をする。市民から車椅子の一人暮らし身体障害者から、ゴミ出しができないとの連絡あり。凸凹で車椅子ではゴミを出すことができずに困っている。ホームヘルパーも曜日が指定されており、困っているとのことだが、市の対応は。

市長 身体に障害がある人で、家族の支援が得られない場合は大きな課題となる。居宅介護、ホームヘルパー、買い物支援があり、ゴミ出しも選択肢の一つ。曜日や時間が限られていることもある。ヘルパーの調整が困難な場合は民間のサービスもある。相談事をいただき、生活課題の解決に繋げていただきたい。

網本 担当している介護出張サービスに行き、所長と話をした。それについては、ホームヘルパーの時間を相談して、ゴミ出しサービスをしたらという話だったが、ヘルパーも人的、時間的なことについて、期待に応えることが厳しいと。どうしても曜日が合わないと伺った。業者に集配を頼んだらということだが、ワンコインでやる業者が1社あるが、手いっぱいで応えきれない状況だと。活用したいけれどできないと言うことで相談がきた。私も担当の皆さんとお話をして、一つの課では解決できず、横の連携ができないかと思っているが、どうなっているか。障害者ゴミ出しサービスができる業者は何社あるか。

福祉保健部長 自立支援協議会があり、専門の部会がある。障害者施策に関する情報共有、課題を協議している。ゴミ出しも議題だが、福祉だけでは解決が困難であるため、分野横断的に協力も必要と考えている。関係機関とも協力しながら取り組みたい。事業所の数は、民間で1社のみだが、ホームヘルプサービスをしている福祉事業所が市内には7事業所ある。

網本 障害者が「前出しでゴミを出せないか」と考えたがどうなっているのか。

市民生活部長 アイデアをいただいたことはある。効率的な収集、カラスの被害、収集がつかないことを懸念しており、まだ結論は出せていない。関係者で支援のあり方を協議したい。

網本 各課で連携の話し合いが行われていたのか。

福祉保健部長 正式な段階での競技ではないが、相談は受けていた。

網本 調べた所では、ゴミ出しサービスの事業者は7社と聞いた。金額が1番少ないのは100円でやっており、採算が合わないが身体障害者に対するサービスをしているが、他のバイトをしながら市内限定で行なっているとのこと。100円では厳しく、幾らかの補助があれば助かるという事だが、いつまで続くものかと思っている。安心して地域で住めるために、早急に対応をしていただきたいがどうか。

福祉保健部長 早急な解決が望まれるが、様々な課題がある。ゴミの分別は福祉サービスが必要であり、ゴミ捨てを誰がやるのか、自助の次は共助ということで町内会が関わることも視野に、課題を整理して検討したい。

網本 五島市の日本一の総合計画において、障害の有無にかかわらず共生する、ということを掲げている。ホームヘルパーも時間に間に合うことは難しいが、帰りに持って行くことも可能であるとの事なので、知恵を出せばできるのではないかと思っている。一般質問をする前に担当者に話をして良い方法がないかと、担当課同士で話し合って見出してくれと言っていたが、中々進んでいないということなので、回数を重ねて解決する方向を見出していただきたい。

福祉保健部長 担当部としては関係部署と連携して検討を進めたい。

網本 次もどのような進捗が図られたか、ずっと聞いていくので早急に対応をしていただいて、この島で暮らせる環境を作っていただきたい。再度想いを。

市長 答弁は短かったが、検討する時間はかなりかかった。ゴミが無い日にゴミが入っていれば新たなゴミを呼んだり、収集日を増やしたりしなければならず難しい。現状はホームヘルパーが持って帰り、所在の地区に出しており、地域の人がいれるスペースがなくなっている。事業所のゴミにすると産業廃棄物となり、なかなか難しい問題である。議会ごとに進捗を聞かれても中々できる問題ではないと思うで、ご理解ください。

網本 難しい問題をどう解決するか、という形で質問をする。この問題が取り残されないよう、毎回確認しながら、進捗を報告しあうことで解決する方法がないか、ずっと問題になってくると思う。大変でしょうけど、お互いにするために解決するために真剣に取り組んでいただきたい。

荒川温泉について

観光における温泉活用について

網本 おらび崎の件でさまざま議会で質問があり、市政報告でも地域振興に繋げる方針が示された。公募型プロポーザルの今後の発注は。

総務企画部長 議場で報告する内容は主だったものは無い。法的な観点から募集要項をチェックしている。一定の期間を設けて実施していただけない場合、第三者への貸付の禁止、地殻変動によって温泉が変わる問題もあるが、それについて市が責任を負わないこと。野湯に影響しないこと、地元の方を審査員にいれることを柱にしている。進捗はもう暫くお待ちいただきたい。

網本 40年間、荒川に通っており素晴らしい温泉と自負している。荒川を何とか五島の資源として活用できないかと思っている。公募型ということで説明があったが、今年度中に決めていただいて、ある程度の方向性を出していただきたい。決定した場合、運営は五島市が行うのか。再度、詳しく説明を。

総務企画部長 公募型プロポーザルとは、提案の最も相応しい企画を出した業者を決めるので、市が運営することはあり得ない。

網本 五島市が描いている活用はどのようなことを描いているのか。

総務企画部長 事業者から企画提案を頂くので、1番適したものを選ぶ流れとなっている。色々な方から申し出があり、事業規模もさまざま。五島市の方で決まったものはない。

網本 ぜひこれを形にしていただきたい。観光についてもこれを活用して寄与すると思っている。

地域福祉センター荒川温泉の営業時間延長について

網本 18時までに短縮されており、市民から時間延長の要望を受ける。温泉は五島で唯一の温泉だが、観光客も多いに活用する。海が荒れた時は船も荒川について活用されている。社会福祉協議会が運営しているが、人の問題で短縮とのことだが、五島市として社共と話し合われたことがあるのか。

福祉保健部長 営業時間は浴場の延長について、社共に聞いたところ、人員確保が困難となり、変更した。人員確保が困難で難しいとしている。市から申し入れ、協議をしたことはない。

網本 五島市で源泉掛け流しは観光で重要な資源である。テレビでも昨日も舞い上がれのテレビもあったし注目されている。もっと温泉を活用できないか、観光の部門からの考えは。

地域振興部長 温泉は観光資源として魅力的と考えている。調査でも観光としての行き先として温泉は大きい。社共の持ち物であり、具体的な活用は差し控えたいと思っている。

網本 観光において、壱岐に行ったが壱岐は温泉がありアピールしている。温泉源があるのに活用できないことは残念でならない。社共は別にして、温泉を活用した観光振興策としての考えは。今まで課内で議論したことはあるのか。

地域振興部長 観光振興計画を策定して指針を決めている。温泉の評価は高いという認識だが、今の所具体的な活用法の議論はされていない。温泉、食を活かした観光を検討したい。

網本 五島市が最初買って運営していた。将来的に人口減少、人の確保が厳しいと荒川の施設も将来的になるか厳しくなると思う。全面的に閉鎖という状況を迎えた時、使えなくなるがどのようにするか、考えたことはあるのか。社共と話をしながらこれを機会に話をする事が必要と思うが、どのように活用できるのか、考えは。

市長 大分前に話があり話をしたが、観光関係の人がきた時に、荒川に連れて行き、事業展開ができないか提案したことが何回かある。宿泊事業は良い返事をもらえずに現在の状況が続いている。災害もあり民間が手放し、競売にかけられ、応募がなくて社協が購入した。今の所、社協が行き詰まってということは失礼な話なので、そういうことは考えていない。見守っている状況。

網本 ぜひ温泉源についてだけでも、社協と話し合いの場を持っていただきたい。五島の財産を活用してもらいたい。

農業振興について

新規就農者育成総合対策事業の取組内容は

網本 五島の恵みを活かした振興、とあるが新規創業者への就農前後のサポートをするとあるが、詳細な説明を。

産業振興部長 新規創業者事業は、R4からの国の制度。市では経営資金、発展事業を活用している。新規就農に関しては、年額150万円、機械や施設の導入は1000万円の事業費については支援をしている。

網本 五島市独自で新規就農できる状況を作っていただきたい。壱岐市では独自の支援、松浦市では地域おこし協力隊を募集して新規就農に繋げている。山口県では、地域活性化を図っている。大分県の豊後大野市では、新規就農者を養成する制度を作っている。五島市独自の状況を作っていただきたい。

みどりの食料システム戦略に基づく有機農業の振興及び化学肥料・化学農薬の低減に向けた取組内容は

網本 今年度の説明を。

産業振興部長 環境保全型を利用して、5割以上低減、有機堆肥の使用に取り組む事業者に支援。市内7団体、20個で、6.5Haで支援。今年度も同様。

肉用牛経営における繁殖農家への支援及び肥育農家育成について

産業振興部長 家畜市場の活性化、所得向上を目指しクラスターによる整備、雌牛導入事業など、関係機関と連携した強化を図ってきた。繁殖農家の連携などを行っている。

網本 時間もあるので6月以降質問したい。

 

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