【2026年9月五島市市議会メモ】勝本政裕議員

【ご注意】

以下の内容は、五島市議会における実際の質疑・答弁等の音声をもとに、内容を分かりやすくお伝えすることを目的として文字起こし・整理したものです。

正式な会議録(議事録)を全文掲載したものではありません。音声からの文字起こしのため、聞き取りの誤り、誤字・脱字、固有名詞や数値等の記載誤りが含まれる可能性があります。

正確な発言内容については、後日公開される五島市議会の正式な会議録をご確認ください。

令和8年9月9日(水曜日) 11:00ー

勝本政裕議員:
今回の質問は1点に絞っておりますので、事前に少しお話しさせていただきます。皆さん、こちらをご存じですか。オレンジリングといいまして、認知症サポーターのリングです。

9月は認知症月間として定められており、9月21日は世界アルツハイマーデーです。それをもとに今月は、いろいろなところで認知症に対する理解を深める取組や、記念講演、啓発事業などが行われております。今年はあまり聞かないですけど、やっているんですかね。そういったことで、認知症に対する理解を深めていただければ、よりよい社会になると思います。

認知症はやはり高齢者の方々に多いので、高齢者のことについて少しお話しさせていただきます。最近は内閣府の方でも、医療・福祉というのは昔から言われていますが、「医福食農」の連携といいまして、医療、福祉、食は栄養ですね。ここに「農」が入っています。「農」というのは一次産業、農業ですね。漁業もそうですけど、その医福食農の連携において、高齢者の健康寿命の延伸と地域振興を同時に行おうという動きが、内閣府や農林水産省で活発になってきています。いろいろなところで、そういった取組を行う動きが出てきています。

医療・福祉は当然昔から取り組まれていますが、高齢者の方々を福祉で支えて運動していただくということに加え、運動だけではなく、そこに栄養も必要だということが最近は本当に認識されてきています。五島市の方でも、そういった取組を行っていただければと思っております。担当部署とも多少やり取りをさせていただいており、動きが出ているのではないかと思います。

それともう一つ、先日、「荒川温泉湯の浜通り納涼祭&着工式」が行われまして、私も行かせていただきました。市長の最初の挨拶にもあったとおり、マグロの解体ショーを行って、マグロを無料で配るということで、200~300人くらい並んでいたわけです。やはりマグロを活用した町おこしについては以前も質問させていただきましたが、そういったことも踏まえて、部長や市長にも考えていただければと、改めてイベントを見ていて思った次第です。

また、これも繰り返し申し上げていますが、荒川を再開発するに当たって、ボートヤードや親水公園についてです。親水公園はかなりの予算がかかるとおっしゃっていたので、なかなかそこまでは難しいかもしれませんが、ボートヤードや桟橋の再利用【要確認】なども含めて、昨日も視察に来られたと伺っておりますので、そういった動きが出てくると非常にいいのかなと思います。ヨットクラブの方々とも話をしたところ、いろいろな話をしていますということでしたので、さまざまなところで荒川の再開発を進めていこうという動きが出てきているのかなと思います。

着工式には松下社長も来られ、自ら太鼓をたたいて盛り上げておられましたので、今後に期待したいと思っております。では、通告に従いまして質問に入らせていただきます。

物品の入札について

教育委員会教育総務課の入札について

勝本政裕議員:
先日、7月に行われた中学校用パソコン100台の入札の件ですが、公告後に仕様書が3回、4回と変更され、事業者が困惑していたということがありました。以前から申し上げていますが、この仕様変更に関するガイドラインや、なぜこのような変更があったのかについて伺います。仕様書の修正については、なかなか改善されていないように私は感じていますので、その点について質問させていただきます。残りは自席から質問します。

市長:
今、質問にありましたように、本事案につきましては、本年7月に実施しました中学校教育用パソコンの入札です。本件について仕様書を改めて確認いたしましたが、ご指摘のとおり、単純な入力ミスであったり、仕様の変更であったり、そういうことがございました。

その事実につきましては、私も確認して関係者から話を聞いています。私の方から教育委員会にも、仕事上でのミスであったこと、また、変更や質問に対する回答については迅速に対応し、同じ情報を共有するよう努めることを指示しております。このことが、図らずもこういった事態を生んでしまったと考えています。改めてお詫び申し上げます。詳細につきましては、教育長から答弁いたします。

教育長:
令和8年7月に実施しました中学校教育用パソコンの入札につきましては、未来創造課と連携し、仕様書の策定を進めてまいりました。入札執行通知の送付後、参加事業者からの指摘【要確認】を受け、教育総務課及び未来創造課で再度協議した結果、当初想定していた性能を満たせるものと判断し、要件の一部削除による仕様書の修正を2回、記載誤りによる修正を1回行った経緯がございます。

また、仕様変更には、パソコンの納期に関しまして、物価高騰などの影響により納期内の確保が困難な状況も想定されましたので、必要台数である100台の確保を最優先とするため、仕様要件を一部緩和する意味もございました。

あわせて、事業者からの質疑に対し、公平性及び透明性を確保するため迅速な回答に努めましたが、その都度の回答が結果として多くの通知を行うこととなり、参加事業者へ混乱を招くことになったと考えております。関係事業者の方々へはお詫び申し上げますとともに、今後は同様の入札の際には仕様書の途中変更が生じないよう、事前協議の徹底及びチェック機能の強化を図ってまいりたいと考えております。

勝本政裕議員:
今のご答弁の内容は、この後、教育総務課長からも説明があると思いますが、今ちょっと聞いていて、若干、事実関係がどうなのかと思うところがありました。納期等が間に合わないので、それを優先してこのような取扱いをしたということですが、それであるならば、同一機種で100台という縛りをかけたままですよね。例えば2機種を50台ずつという形でもよかったように思うのですが、なぜそういった縛りにしたのでしょうか。

教育総務課長:
今回の入札に関する予算は当初予算に計上しており、本来であれば5月には入札を執行できたと考えております。しかし、入札に向けて事業者から見積もりを徴したところ、物価高騰の影響で当初予定した予算額では不足することが分かりました。予算要求時に徴した見積もりから価格が上昇していたため、予算不足分については6月補正に計上させていただきました。

6月補正予算の成立を待って、7月上旬に事業に着手したことから、着手が2か月遅れ、納期も2か月短くなったという状況です。

今、複数機種でもよかったのではないかというご質問ですが、現在、学校の新しいネットワークを構築しております。その構築に伴い、年末頃に機器の設定作業があり、別の事業者が設定を行うことになります。機種が違うと設定が複雑になるということもありましたので、未来創造課と協議し、設定を行う事業者のことも考え、同一機種で進めていこうと決定したところでございます。

入札の公平性に関する市の考え方及びガイドラインについて

勝本政裕議員:
私が何を言いたいかというと、こういった2,000万円を超える入札を執行するに当たって、型番や画素数の違いといった単純な誤りが公告後に判明しているわけです。先ほど課長から、未来創造課にも相談をして仕様書を作成したという説明がありましたが、2,000万円を超える予算執行で、「単純に間違っていた」という確認のあり方でよいのかというところを問題視しています。

今回の事例だけではなく、庁内全体にわたる入札のあり方として伺います。担当部署が仕様書を作成することになりますが、市全体として、入札に係る担当部署以外の確認はどのような流れになっているのか、教えていただきたいと思います。

総務企画部長:
庁内全体にわたって、いわゆる仕様書の誤りを防ぐための統一したガイドライン的なものは策定しておりません。仕様書の内容につきましては、購入する物品や専門技術を要する役務提供などによりさまざまでありまして、これを画一的に定めるようなものの策定は難しいのではないかと考えております。

誤りを防ぐためには、それぞれの担当課において、一般競争入札であれば、複数人で二重、三重のチェックをした上で進めるべきものと考えております。

勝本政裕議員:
ガイドラインはないということですが、当然、市の職員の方々もすべての分野の専門家ではありませんので、いろいろな事業者に相談しながら仕様書を作っていくことになると思います。ただ、それが1社に偏ると、公告後に別の事業者から「ここが違いますよ」といった意見が出て、修正することにもなります。

信頼できる業者1社だけではなく、2社、3社に相談しながら仕様書を作っていただければと思います。最終的に確認して出していくのは、名目上は市長だったり教育長だったりするのでしょうが、実質的な実務は担当者です。その一人だけに偏ってしまう実情があるように思います。先ほど二重、三重のチェックとおっしゃいましたが、そうした偏りを防ぐ手立てはあるのでしょうか。

総務企画部長:
繰り返しになるかもしれませんけれども、お答えいたします。仕様書に誤りが生じないための取組といたしましては、当然のことではありますが、まずは担当職員、あるいはその係内で、カタログ等に記載されている専門的な内容も含め、仕様書のチェックを徹底することが第一だと考えております。

また、今回のような特殊な物品の購入や専門技術を要する役務提供などの仕様書を作成する場合には、議員からも紹介がございましたが、その分野に精通した業者等から仕様に関する情報提供の協力を得ることも一般的に行われております。

ただ、その情報提供の協力につきましては、結果的に仕様書作成に関係した業者が有利となる可能性もございます。公平な競争が阻害されるおそれがあるため、できるだけ多くの業者等から情報提供の協力を得るなどして、仕様書の適正性を図っていく必要があると考えております。まずは、組織内でチェックを徹底するということだと認識しております。

勝本政裕議員:
部長も、どこまでというところまではなかなか言えないと思いますが、現実的にいろいろなところに相談し、相対的に一番よい状態での入札仕様を出していただきたいと思います。いろいろな業者が入ると、自分たちに有利になるような提案をしてくることもあると思いますが、それがあまりに偏ると、市民にとって不利益となるような入札が行われかねません。

条件を緩和して、いろいろな業者が参加できるようにすることはよいと思いますが、その辺りも考慮しながら入札を行っていただければと思います。

今回はこれだけですので、早めに終わらせたいと思います。繰り返しになりますが、今月9月は認知症月間でございます。皆さん、高齢者の方々により優しく接していただくようお願い申し上げまして、私の質問を終わります。