東京改造計画と五島改造計画

東京改造計画

この本を読みました。

本日は、その内容を基に、「五島改造計画」に活かせそうな部分をご紹介します。

提言は37に及ぼ真菅、本書を一言でまとめると、

民営化・効率化(技術の活用)により、東京は良くなる

という感じです。

五島市政の改革に参考にできそうな点をまとめてみた。

1. 本当の渋滞ゼロ

時間のロスをなくすためのダイナミックプライシングの導入は賛成ですが、五島にはそもそも渋滞がないので、あまり参考にはならなそうです。

私も満員電車は大嫌いなので、東京では実現したら良いと思います。

2. ETCゲートを無くす

渋滞は貴重な時間の損失。

価値がある事に時間を使う発想は賛成です。

が、これも五島にないので何とも。

3.パーソナルモビリティ

五島にはご高齢の方が多く、そのままではバスに乗れません。車いす型のパーソナルモビリティは導入を検討する価値がありそうです。

4. 満員電車は高くする

これも五島にはないので割愛

5. 切符も改札機もなくす

現在のICT技術を活用すれば、切符も改札機も不要。

この発想は、島の中での交通サービスにも適用できそうです。ただ、効率性・利便性の追求は、テーマとして島の温度感には合わないと感じます。

6. 現金使用禁止令

これも都会の論理です。

感染症対策としての現金使用を控える動きは強まりそうですが、地方自治体が強権を発動するべきテーマではないと感じます。

7. 東京メトロと都営地下鉄の合併・民営化

スモールな経営によりもっと便利で面白くなる、との事ですが、島の交通インフラも改革が必要です。

8. Uber解禁

島での公共交通はバスが主流ですが、長崎に比べると割高です。本数も少ないです。

Uberを解禁する事により、高齢者サービス向上にも繋がると感じます。

ただし、これは大手スーパーの出店に伴い地元の商店街が寂れていったのと同様に、地元のタクシー会社の経営悪化に拍車をかけます。

外資参入の問題は、利益の核が地元に還元せず、プラットフォーマーに流れる点です。

地元の民間企業にライドシェアアプリを創ってもらう方が良いのではないでしょうか。

9. 東京の空が空いている

「空」と言っても上空の事ではなく、建物の高さの事でした。高層ビルの建設により、民間企業を呼び込むことが出来る、としています。

五島についても同様に、五島の無人島が空いている という感じで、有効活用できそうです。

10. 江戸城再建

東京は都知事が作るのではなく、都民の手で作るものだ。

という意見は賛成です。そう考えれば、五島市でも建物(図書館とか)は民間に任せるのが一番良い方法だと感じます。

11. VRのインフラを整える

リアルな場でなくバーチャルで楽しめる空間のインフラ整備が重要、との事です。

建物を立てる事よりも、VRの元ネタを収集する活動の方が、費用対効果が高そうです。

12. 足立区ブルックリン

「東京」を「五島」に読み替えると、

「五島にはまだまだポテンシャルを発揮しきれていない箇所が沢山ある」

これをアートの力で輝かせる、という試みは面白そうです。

13. 築地・豊洲市場改革

古い慣習を破り、科学的な知見に基づいた改革をする、というものでした。

五島で行われる競りの慣習も、効率性という軸だけでなく、良い方向性で変えていく余地が大きそうです。

14. 築地市場跡地のブランド化

卸売り市場もスマートにスモールにすることで、観光資源としてのスペースが生まれるとの事。空間を創るための効率化、という発想は五島でも必要とされそうです。

15. オリンピックはリモート競技に

大規模なイベント・大人数による密集は今や時代錯誤。その前提を基に、行政がお金を使うべきことも再検討が必要です。

16.オンライン授業推進

コンテンツは優れた先生の講義を流し、現場の先生は個人指導の進捗サポートに回る、という切り分けは良いと感じます。

17. 紙の教科書廃止

ランドセルを背負って登校、という当り前を疑い、改善していく必要はあると感じます。

18. 学校解体で子供の才能を解放

「全校生徒を一か所に集める」という発想を、そろそろ改める時が来ている。これについても大いに賛成です。

19.「正解」を教えない教育 

詰め込み、暗記重視の教育からの脱却。これも賛成です。

20. 大麻解禁

これはタイトルだけ見ると過激ですが、面白いのはその目的が「少子化対策」にある点です。

島は都会に比べて出生率は低くありませんが、「子育てがしやすい島」のアイデアを、前例に捕らわれずに検討する必要はあります。

21. 低用量ピルによる女性の働き方改革

こちらは女性の社会進出を促す方策。一見すると上記と矛盾しそうですが、女性に限らず、「働く時間を減らす」改革は必要だと感じます。

22. 健康寿命世界一

健康寿命が大事である、との趣旨でしたが具体策についての言及はなく。

「日本一」を掲げる五島市としても、更に力を入れていく領域です。

23. 「ジジ活」「ババ活」で出会いを応援

介護負担を減らすための健康寿命政策。

少しでも脳の活性化に繋がるような支援策として、行政側のサービス提供も必要とされます。

24. 東京のダイバーシティ

性的少数者の多様性を認める都市への提言です。「離島留学」制度の延長線上に多様性を位置づけ、多様な人の受け皿を作る方向性が良いでしょう。

25. ストップ・インフォデミック

科学的知見に基づいた情報発信が必要という点では同意です。国や県の言いなりで独自のルールや基準を示せない自治体であっては、住民の不安は解消できません。

26.経済活動の再開

デマや噂に流されず、「ウィルスを正しく恐れる」事が大事です。リスクに対する評価方法も含めて、島の安全対策基準を明確に作るべきです。

27. ネット投票の解禁

これは賛成です。出来ない理由は幾らでも挙げられるのでしょうが、出来る方法を真剣に考えるべきです。

私は五島市に電子投票の提案をしましたが、何だかんだで難しい、との回答でした。

https://www.city.goto.nagasaki.jp/s014/020/010/010/010/010/030/120/20200414193815.html

試験的に導入している自治体もあるのに、情けないです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200526/6050010357.html

28. QRコードの投票

「今変らなければいつ変わるのだ。」

本当にその通りだと感じます。あとは高齢者対策、ここを前提とした投票方法の確立を急ぐべきです。

29. 記者会見のオンライン化 

これもオンライン化しない理由がないので、早急に実施すれば良いと感じます。

30. 都職員の9割テレワーク化

五島市でも提案しましたが、慎重な姿勢になっています。

https://www.city.goto.nagasaki.jp/s014/020/010/010/010/010/030/110/20200318165703.html

31. 都職員の英語公用語化

グローバル都市になるためには必要、との事でした。私は英語よりも五島弁を公用語にしたいですね。

32. 東京のオール民営化

これについては、民営化すべき部分とそうでない部分があるので、0ベースで切り分けて整理する必要がありそうです。

33.「妖精さん」リストラ計画

「労働はもはやオワコンになり、遊びの時代が来る。」そのための準備をしていく事は、五島の中でも必要です。

34. 遊び場を増やす

賛成です。島に遊休資産は沢山あります。

35. 限りなく生活コストを下げる

空き家の話を持ち出し、生活コストが下げられることを述べています。空き家が沢山眠る五島こそ、これは実践すべきテーマです。

36. 人生100年時代のコミュニティ

従来の組織に縛られないコミュニティの提案です。これも五島では、遊びを増やすことと同時に進めるべきテーマです。

37. 都民限定の無料オンラインサロン

五島市の場合も、こうした楽しさをベースとした繋がりが増えていけば、より活気づくでしょう。

まとめ

東京は日本経済をけん引する大都会です。

そのため、言うまでもなく人口3万人規模の五島市とは状況が異なります。

そんな中でも、堀江氏の掲げる政策的の中で、私が五島でも導入したい項目は意外と沢山ありました。

  • パーソナルモビリティの導入
  • ライドシェア解禁
  • 五島の無人島が空いている
  • オンライン授業推進
  • 紙の教科書廃止
  • 学校解体で子供の才能を解放
  • 「正解」を教えない教育
  • 五島のダイバーシティ
  • ネット投票の解禁
  • 都職員の9割テレワーク化
  • 遊び場を増やす
  • 限りなく生活コストを下げる

ワクワクするような未来を創っていきましょう(*^-^*)