五島市長への手紙2~五島市市議会のリモート化と市職員のテレワークの提案

3月4日、2回目の「市長への手紙」を提出しましたので、その内容のお知らせです。

一通目の回答はこちら

https://nakanishidaisuke.com/2020/03/04/reply-to/

その内容は「大いなる矛盾」です。

これ、どう見てもおかしいんじゃないの??

と思います。端的に言うと、

  1. 市民へ「集まらない事」を要請する五島市自身が、
  2. 「市議会の開催」として必要のない多数の人を集め
  3. 「最大の職場」として五島で一番多くの職員を集めている

事に対して、大いなる矛盾を感じたからです。

コロナウイルス対策と働き方改革

五島市は、3月4日に「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた五島市の取り組みについて」を発表しました。

https://www.city.goto.nagasaki.jp/s034/010/010/030/202/050/20200303190630.html

その中で、

「市としては、多数の人を招集しない(集めない)こと、市民の皆様においては、大人数の場所へは参加しない(集まらない)こと、および不要不急の場合は外出しない(出かけない)ことが重要です。「集めない・集まらない・出かけない」を基本とし、当分の間下記事項にも留意してください。」

と市民に要請しています。それに加え、3月4日(水曜日)から3月24日(火曜日)まで五島市立学校を一斉に臨時休業としています。さらに、

「3月17日(火曜日)、18日(水曜日)の両日に予定されている小・中学校の卒業証書授与式及び3月24日(火曜日)の修了式については、感染防止のための措置を講じたり、必要最低限の人数に限って開催したりする等の対応をとって実施」

としています。

このような状況の中で、五島市の行政(市議会及び行政職員の働き方)は方針と矛盾していますので、以下の2点を提案いたします。

1.五島市市議会のリモート化・規模縮小の提案

3月4日に召集された五島市議会では、五島市議員と市役所職員、そして報道関係者も含めて50人以上の人が集まりました。

議場は新しくなりましたが、そこで行われている議会運営は旧態依然のままです。

その内容は、既にテキスト化され、紙の資料で配布された文字列を市長や職員が読み上げるという、

「ロボットでも代替可能な事」です。

働き方改革やリモートワークを推進する五島市としては、ただ音読を聞かせるために、人を集める必要はありません。

今後の日程でも一般質問がありますが、発言する機会のない議員や職員は招集する必要はありません。

それだけでなく、音声を通じたやり取りであれば、TV電話でも可能です。

コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにも、議会のリモート化・縮小化での実施を提案します。

2. 市職員のテレワーク提案

五島市役所は、五島市内で一番多くの従業員を抱える職場です。

裏を返すと、一番感染リスクの高い場所であるとも言えます。

その一方、全ての職員が庁舎に勤務する必要があるかというと、甚だ疑問です。

在宅でも実施可能な業務があるはずです。

それに加え、市長は3月4日の施政方針で、

「今後も、進化するAIやRPA等のICTを活用し業務の効率化に努め、意識改革・発想転換・創意工夫により創造的な行政改革に取り組んでいきます。」

と述べています。

コロナウイルスで世間の関心が高まる今こそ、五島市職員のテレワークを部分的にも導入すべきです。

 

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