【2026年6月五島市市議会メモ】中西大輔 議員

五島市議会は正式な議事録が出るまでに時間がかかります。

そのためAIで議事メモを作成しています。必ずしも正式な議事録ではありませんのでご理解ください。 

1  五島市スポーツ大会について

バラモンキングの今後の開催方針と意思決定プロセスは

◆3番(中西大輔君) こんにちは。質問の通告に従い、質問させていただきます。

6月14日にバラモンキングが開催され、私も選手として今回3回目の出場をさせていただきました。幸い、天候にも恵まれ、結果の出しやすいレース当日だったのではないかと思っております。大会関係者の皆様、大会をボランティアスタッフとして支えてくださった皆様、沿道で応援してくださった皆様に、この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

そのバラモンキングについて、私は今回、天気が良かったということもあり、年代別で4位に入賞することができました。一方で、表彰(3位)というところでは非常に残念、惜しいというふうにも感じました。例年であれば、閉会式の日に「また来年、この場所で会いましょう」という挨拶があるのが恒例でしたが、今年はそれがなく、選手の皆様も、来年はあるのか、いつあるのかという不安を抱えて帰られたものと承知しております。

そこで、来年以降のバラモンキングの開催について、今後の開催方針と、それを決める意思決定のプロセスがどのようになっているのか、壇上からお伺いいたします。残りの質問は自席からさせていただきます。

◆市長 3番、中西議員の質問にお答えいたします。五島長崎国際トライアスロン大会、バラモンキングの今後の開催方針についてのお尋ねでございました。私は大会実行委員会の会長でもありますが、6月15日月曜日に行われました閉会式の場で、来年の大会日程について未定であることを発表いたしました。

次年度の大会につきまして、日程を未定とした理由は、現在、実行委員会において大会運営のあり方などの見直しを検討しているためであり、次回大会の日程は慎重に検討すべきであるという実行委員会の総意として判断したところでございます。

◆3番(中西大輔君) 壇上からの質問では、開催方針については答弁がありましたが、意思決定のプロセス、つまり実行委員会がどのような頻度で会合を開き、どのように決めているのかを伺いたかったところです。改めて、意思決定のプロセスをお伺いいたします。

◆地域振興課長 実行委員会は、競技団体である公益社団法人日本トライアスロン連合をはじめ、10団体・12名【要確認】で構成されております。次年度の協議については、昨年度7月の総会時に議題として審議し、以降、事務レベルも含めて複数回協議してまいりました。最終的には、大会前々日の6月12日に開催された理事総会で決定いたしております。

◆3番(中西大輔君) 意思決定のプロセスについて説明がありましたが、選手も含め、地元のボランティアも含めて気になるのは、次の方針がいつ頃決定するのかということだと思います。選手にとっては、次の大会の日程が決まっているからこそ、他の大会との調整やトレーニング計画を立てることができます。直前に決まると、参加したくても無理だということになりかねません。現時点で分かっている見通しを教えていただきたいと思います。

◆地域振興部長 日本トライアスロン連合をはじめ、関係団体と協議しております。現時点では未定であり、公表の時期については決まっておりません。なるべく早く公表したいと考えております。

◆3番(中西大輔君) 協議の最中ということで明確には答えられないということでした。私も選手として、あるいはボランティアとして大会に関わらせていただいていますが、大会をどうするかということは多くの関係者がいる中での大きな判断です。五島市でいえば、3,000名ものボランティアスタッフがいる大きな大会である以上、出場する選手はもちろん、地元のお店、宿泊施設、ボランティアの方も含め、大会を支えてくれる人たちから意見を聞くことが必要ではないかと思います。そうした枠組みは、現在の意思決定プロセス上あるのでしょうか。

◆地域振興部長 意思決定の場で皆さんの意見を聞くという点につきましては、大会前から事務局や市職員がそれぞれ伺っております。ボランティアの方にお願いに行く、町内会の方にお願いに行く、そうしたところで、皆さんの声は聞いておりますので、その辺りを参考にしていきたいと思っております。

◆3番(中西大輔君) 公開されている情報として、例えば商工団体からこういう意見が上がっている、ボランティアの方からこういう意見が上がっているということが見えてこないと感じ、今回この項目を取り上げました。選手についても、来年の大会や大会そのものについて意見を聞く場はあるのでしょうか。私もトライアスロンだけでなく、各地のマラソンにも参加しますが、その際には大会後にランネット等を通じて、大会へのフィードバックや改善点を尋ねるアンケートが届くことがあります。バラモンキングについては、今年と昨年は選手向けのアンケートがなかったように思いますが、その辺りは実施されているのでしょうか。

◆地域振興部長 以前はアンケートを取っていたことがあるという認識です。その中で経済効果なども出していたと思いますが、近年、参加者が減ってきております。そうしたことを踏まえると、聞かずとも、どうしていくかを考えていかなければならないと思っております。

◆3番(中西大輔君) 大会を始めた頃は1,000人規模、今よりも倍ぐらいの選手が来ていたと思います。現在は600人程度まで減っているのが現状です。聞かずともという答弁でしたが、聞いていかないと、選手が参加をためらっている理由も分からないのではないかと思います。市長は、選手の意向を聞く必要性について、どのようにお考えでしょうか。

◆市長 私の記憶が間違っていれば後ほどきちんと訂正させていただきますが、バラモンキングについては、確かに選手への意向調査、アンケートは実施していなかったかと思います。一方で、昨年の夕やけマラソンの後は、開催時期などについて尋ねるアンケート調査を行ったと記憶しております。大会の開催時期などについては、選手の皆様、観光業界の皆様をはじめ、多くの方が来年どうなるのかと気をもまれているかと思いますが、現在、繰り返しになりますが、大会のあり方について実行委員会で検討している最中でございます。その結果は、なるべく早く公表したいと考えております。

◆3番(中西大輔君) 夕やけマラソンではなく、バラモンキングについての質問でしたが、直近では聞いていないということでした。この大会については、大きく考えれば、現状維持、規模縮小、中止という3つの方向性があるのではないかと思います。現状維持は今までと同じ規模で開催すること、規模縮小は距離を短くするなどしてボランティアスタッフの負担を減らすこと、そして考えたくはありませんが中止という選択肢もあり得ます。最終的な意思決定者は市長になると思いますが、選手の参加人数、地元の受け入れ体制など様々な考慮要素がある中で、市長が最も重視する判断基準はどこにあるのか、答えられる範囲で教えてください。

◆市長 大会をするかどうかの判断は、五島市長にあるわけではなく、大会実行委員会の会長にあることになります。その大会実行委員会の会長を、現在、五島市長である私が務めているということです。大会のあり方については、慎重に検討している最中でございますので、決まりましたらなるべく早く公表させていただきます。

◆3番(中西大輔君) 私が誤解していた部分があるかと思いますが、大会をやる、やらないは、市長が決めることではないということですか。

◆市長 来年度の大会日程などについては、私ではなく、実行委員会の会長、つまり大会実行委員会が決めることになります。

◆3番(中西大輔君) 五島市はバラモンキングに対して運営補助金として1,730万円を計上しているわけです。私が聞いたのは、時期の話ではなく、やるかやらないか、規模のあり方も含めて、その判断を市長がするわけではないのかということです。

◆市長 繰り返しになりますが、大会の実行委員会の会長が決めることになります。

◆3番(中西大輔君) 実行委員会の会長がやると言えばやる、日程も市長が決めることではないという理解でよろしいですね。大きな意思決定であり、25年続いてきた経済効果も大きな大会ですので、意思決定をする立場の人は、できるだけ多くの情報を収集することが大事だと思います。地元の方から一定聞いているという答弁はありましたが、もっと幅広く、アンケートなどを通じて、この大会について市民の方がどう思うのか、情報収集をした方がよいのではないかと思います。もう一つ大事なのは、トップの思いをしっかり伝えることです。大会の規模や、やる、やらないに、市長の思いは組み込まれないということになるのでしょうか。

◆市長 現在、大会運営のあり方などの見直しを検討している最中であります。次回の大会日程については慎重に検討すべきだというのが実行委員会の総意でございますので、私の思いを今説明するのは控えたいと思います。

◆3番(中西大輔君) 大事な意思決定の要素の中に、市長の思いが入らないのかなという印象を受けました。

夕やけマラソンの実施時期について

◆3番(中西大輔君) 次に、夕やけマラソンについて伺います。今年も例年同様、8月末に40回目の大会が行われるわけですが、皆さんご存じのように、気候変動で毎年とても暑くなっています。私も毎年走っていますが、大変暑い状況です。開催時期をずらすことも一つの選択肢ではないかと思いますが、現在の開催時期についての考えをお伺いいたします。

◆市長 近年は全国的に記録的な猛暑が続いております。全国的にも、夏の風物詩となっている花火大会や夏祭り、お盆の伝統行事などが、猛暑のため春や秋に開催時期をずらしているというニュースをよく耳にします。

その中で、五島市で行われております夕やけマラソン大会は、お盆過ぎの入客を図る目的で開始された経緯がございます。それ以来、五島の夏の一大イベントとして全国にも知られるようになった素晴らしいイベントだと思っております。毎年多くの方にご参加いただいており、夏休みを兼ねて、家族連れ、会社の仲間、友達同士で来島して参加しているリピーターの方も見かけるところであります。こうした背景も踏まえまして、開催時期については、実行委員会と運営者会議において検討中でございます。

◆3番(中西大輔君) 先ほどトライアスロンでは、市長の意向があまりということでしたが、夕やけマラソンについては、最終的に時期も含めて意思決定をされるのは誰になりますか。

◆市長 夕やけマラソンにつきましても実行委員会がございますので、その会長を中心に検討しているところであります。

◆3番(中西大輔君) 今年も8月末に行われるわけですが、大会要項の中に、暑さ指数が一定の基準を超えた場合は中止するという記載があります。例えば当日に決められても、選手からすれば、来たのに走れないのかということになると思います。今年の大会について、中止の判断は大体いつ頃行う予定なのでしょうか。

◆地域振興部長 環境省が発表する暑さ指数による大会中止の判断基準につきましては、昨年から大会実行委員会及び事務レベルの運営者会議の場で議論が始まっております。現段階では、いつ行うかの決定までは至っておりません。調査結果につきましては、大会公式ホームページでお知らせすることにしております。

◆3番(中西大輔君) 私が懸念しているのは、当日に来て、さあ走るぞという最中に基準に達したため中止ですとなると、選手としては大変がっかりするのではないかということです。分かっているのであれば、早めの判断も必要ではないかと思います。また、当日に中止と判断した場合、五島牛や食事の振る舞いが無駄になってしまうのではないかとも懸念しております。振る舞いだけでも実施するなどの考えはあるのかお伺いします。

◆地域振興部長 現在、実行委員会、あるいは事務局で協議中でございますので、その辺りにつきましても、改めて大会ホームページでお知らせしていくことにしております。

◆3番(中西大輔君) 私も毎年楽しみにしておりますので、いろいろなケースを想定しながら準備を進めていただけると大変うれしく思います。

2 第三者委員会の調査結果について

委託前の内部調査について

◆3番(中西大輔君) 次に、第三者委員会の調査結果について伺います。まず、委託前の内部調査についてです。市民の方にも簡単に経緯を紹介しますと、五島市では、元職員が在職中に高齢者の通帳から現金を引き出す窃盗事件が平成29年に発生し、別の高齢者の通帳からも現金を引き出す行為が平成25年に発生しました。五島市は平成25年の行為について、被害に遭われた方に令和8年2月、解決金として5,800万円を支払いました。

その職員の不正行為等を受け、第三者による客観的な調査を実施し、五島市が策定する再発防止施策に向けた提言を受けるため、今年1月に第三者委員会を設置したとされています。私は、この第三者委員会設置の予算に対して、議会では反対してきました。外部委託をする前に、まずは自分たちで調査するのが先であるという主張で反対しました。そこで伺いますが、委託をする前の内部調査でどういったことが分かったのでしょうか。

◆総務企画部長 第三者委員会に委託する前に市が行った内部調査につきましては、五島市民に対する損害賠償請求事件の民事裁判への対応として、退職者を含む関係職員へのヒアリングや関連文書の精査などを実施しておりました。この調査や裁判記録により、平成25年及び平成29年の事案に関する一定の事実関係は把握しておりました。

◆3番(中西大輔君) 裁判資料については、私も情報公開請求をした上で、市がどういった主張をしていたのかを把握しました。ただ、外部委託をする前にここまで調査をしましたという説明が議会に伝わってきていなかったと思います。内部調査の内容を議会や市民に伝えなかった理由はあるのでしょうか。

◆総務企画部長 先ほど申し上げたとおり、損害賠償請求事件の裁判に絡んで調査を実施しており、その裁判そのものがまだ係争中であったことから、公表までは行っていなかったということでございます。

◆3番(中西大輔君) 私が言っているのは、裁判が終わって和解した後に、いきなり第三者委員会をやりますという話が出てきたことです。裁判が終わってから第三者委員会が始まるまでの間に、市としてここまで調査しましたという説明がなかったのではないかということですが、いかがですか。

◆総務企画部長 和解が終わった後、すぐにというタイミングで詳しい説明はしていなかったかもしれません。ただ、報道等を通じた概要説明はしていたものと理解しております。いずれにしても、第三者委員会による客観的・公正な調査を踏まえた上で、しっかりと市民の皆様に説明したいという考えもあり、その段階で詳しい説明には至っていなかったということでございます。

◆3番(中西大輔君) 私は、進め方として、外部委託する前に内部でここまで調査しました、しかしここから先が分からないので外部委託をします、という手順でなければ、丸投げしたように感じました。そのため、内部調査がどうだったのかをまず伺いました。

調査で明らかとなった新事実は

◆3番(中西大輔君) 内部調査で分かったことと、第三者委員会の調査で新たに明らかになった事実があるのかをお伺いいたします。

◆総務企画部長 第三者委員会による詳細かつ多角的な調査の結果、今回の事案は、個人の資質を背景に発生した一方で、コンプライアンス意識の欠如が根底にあり、組織的な対応が必要な問題であるとの認識が示されました。

職員に対する研修については、コンプライアンス研修だけでなく、自浄作用を働かせる組織づくりのため、管理職を対象とした倫理やマネジメントに関する研修を実施すること、また、令和6年度に設置した公益通報制度の外部相談窓口について、これまで通報件数が0件であり、十分かつ有効に機能していない可能性があることから、通報しにくい要因の有無や周知状況を確認すること、訪問業務に関するルールを整備していなかった班が一部存在することから、訪問業務に関する個別ルールを整備することなどを新たに指摘いただいております。委員会の調査により、引き続き組織の問題が明らかになったものと認識しております。

◆3番(中西大輔君) 再発防止策の部分と、事件そのものの経緯の部分を分けて考えていただきたいと思います。私が伺っているのは、平成25年、平成29年の事件全体の経緯の中で、裁判資料等で把握していたこと以上に、今回新しく分かったことがあるのかということです。

◆総務企画部長 以前の裁判に係る内部調査の中でも、事件の事実関係はある程度把握できておりましたが、その起因や背景まで客観的に指摘していただき、先ほど申し上げたような内容を報告書としていただいたということでございます。

◆3番(中西大輔君) この件は昨日、荒尾議員も取り上げましたが、私も報告書を見て驚いたのは、委託を受けた調査委員会が一度も現場に足を運ばず、アンケートやオンラインヒアリングだけで調査したことです。通常、再発防止策を含む第三者委員会の調査であれば、現場に足を運ぶことはもちろん、当時の関係者に話を聞くのが普通ではないかと思います。なぜこれが行われなかったのか、今回のオンラインヒアリングだけで十分だと考えているのかお伺いします。

◆総務企画部長 今回の第三者委員会の運営については、受託事業者が委員の選任等も含めて行っております。当然、これまでの裁判関係資料など、事実関係を示すものは提供しております。その中で、事務局を含め第三者委員会の判断として、そのような運営がなされたものであり、適正に処理されているものと考えております。

◆3番(中西大輔君) これについて、私は非常に疑問を感じます。市長は、第三者委員会がオンラインで聞き取りを行い、裁判資料を集めて、それをまとめたという進め方について、どのような見解をお持ちでしょうか。

◆市長 この第三者委員会の目的は、公正中立の観点から、今回の2つの事案の原因調査と再発防止策の提言をいただくことでございました。私は読売新聞の新聞社出身であり、東京地検特捜部が動くような政治家の汚職や役所の不祥事を取材したこともあります。そうした時に思ったことは、周りから言われる前に自らきちんと調査しなければいけないということです。ただ、自らが行うと、どうしてもお手盛りだという批判を受けるおそれがあります。

そうしたところで悩んでおりましたところ、市議会の創生会、(その他の会派)から、第三者委員会でしっかり調査して再発防止をしたらどうかという提言をいただきました。第三者委員会について外部に委託した理由としては、事務局を市役所で行うと、本当に公正中立を保てているのかという話にもなりますし、委員の選任においても全く利害関係のない委員を選任しなければならないと考えていたからです。そうしたことから、第三者委員会はすべて外部の事業者に行っていただきました。

そのため、外部の事務局がどのように調査するかについて、私たちは特に何も申し上げておりません。外部の事業者が適切に判断し、私たちが提供した資料も見ながら慎重に、適切に調査していただいたものと理解しております。

◆3番(中西大輔君) 市長の説明の中で、悩んでいる最中に議会から第三者委員会をやってはどうかという提言があったという話がありました。昨年、私が質問した際、市長から議会に対して事前説明をしたのかと伺いましたが、答えていただけませんでした。改めて、市長から一部の議員に対して事前説明をしたのか、お伺いいたします。

◆市長 その件につきましては、中西議員から抗議の文章をいただいたと思います。その際にも説明いたしましたが、私は常日頃からいろいろな方と意見交換をさせていただいております。市民の皆様、市役所の幹部職員、一般の窓口の職員、議員の皆様、県議会議員、国会議員など、様々な方と意見交換をしておりますが、その一つ一つをつまびらかに説明することは控えさせていただきたいと思っております。

◆3番(中西大輔君) 市長が最終的に提案した第三者委員会をめぐる経緯について伺っています。これは非常に大切なポイントだと思いますので、答弁する必要性があると思います。

◆市長 第三者委員会につきましては、私自身もやった方がいいのではないかとずっと悩んでおりました。そのような折に市議会の方から要望がありましたので、それを重く受け止め、そのための費用も計上させていただいたところでございます。

職務関連性と再発防止策の関係

◆3番(中西大輔君) 裁判の時に重要な争点の一つだったのが、職務関連性があるのかないのかという点でした。その点について、今回の第三者委員会の調査において、職務関連性があったという事実は認められたのでしょうか。

◆総務企画部長 その点については、報告書の中では明確な記載はなかったものと認識しております。

◆3番(中西大輔君) ここは非常に大事な点だと思います。再発防止策というのは、職務の中で不正が行われたからこそ機能するものであり、職務関連性がないならば、どれだけコンプライアンス研修をしても、職務の範囲外で行われたことには対策にならないのではないかと思います。市長は昨年12月の議会において、職務関連性については今でもなかったと答弁されました。職務関連性がないとするならば、訪問記録を取ったり研修をしたりするだけでは不十分ではないかと思いますが、市長の見解をお伺いいたします。

◆市長 職務関連性につきましては、私たちは職務関連性がなかったということで裁判を進めてまいりました。ただ、裁判の結果は、職務関連性を認めざるを得ないかのような内容になってしまっております。それを踏まえ、私たちは業務レベル、組織レベルについて、これから再発防止策をまとめ、二度とこのようなことを繰り返さない、残さないような組織づくりに努めてまいります。

◆3番(中西大輔君) 昨年12月には、使用者責任は認めざるを得ないが、職務関連性は今でもないという趣旨の答弁をされたと思います。しかし、第三者委員会の報告書が上がってきた後の今の答弁を聞くと、職務関連性もあったと認めているように思えました。昨年12月の答弁と整合性が取れないように思います。改めて、職務関連性に対する認識をお伺いいたします。

◆総務企画部長 職務関連性については、先ほども申し上げましたように、ないという見解でございます。ただ、使用者責任については認めざるを得ないという見解でございます。第三者委員会の報告書の中では、職務関連性について明確に結論を付けたものではありませんが、事案発生の要因として、コンプライアンスに関する意識の欠如や、業務実態に合わせたルールの体制が未整備だったことも挙げられています。これを踏まえて、再発防止策をきちんとやっていこうという考えであり、職務関連性という観点からではなく、事案を客観的に見た要因分析として再発防止策を提案していただいたものと考えております。

◆3番(中西大輔君) 今の説明を聞いても、やはり整合性が取れないと思います。報告書は、職務関連性があり、訪問記録を取れていなかったことが一つの原因だという前提で書かれているように思います。職務関連性がなければ、コンプライアンス研修や訪問記録では、業務時間外に行われたことを防ぐ手立てがないと思います。報告書を受け入れるということは、職務関連性があったことを認めた上で様々な対策をしていくという理解になると思いますが、改めて見解を伺います。

◆総務企画部長 繰り返しになりますが、使用者責任という立場での考え方として、再発防止につなげていくという考えでございます。職務関連性とは別のところで、コンプライアンスに関する意識や法令遵守の意識をきちんと設定できれば防止できることですので、きちんと抑えるべきことだと考えております。

◆3番(中西大輔君) 堂々巡りになりそうですので、この点については私の考えを述べさせていただきました。再検討していただければと思います。

再発防止策の実施について

◆3番(中西大輔君) 報告書の中では、「本件事案に対して原因を調査し、市長へ報告し、市長が再発防止策を検討して対策を講じることが望まれるところであるが、このような対応は取られてこなかった」と書かれております。昨日、荒尾議員も指摘したとおり、令和3年6月に当時の市長が再発防止策を行っていると思います。そうした点からすると、この報告書の記載は事実誤認ではないかと思いますが、市の見解をお伺いいたします。

◆副市長 今おっしゃるとおり、平成29年度の事案発生後、令和3年4月には職員向けに綱紀粛正を通知しています。併せて、令和3年8月に再発防止策を作成し、改めて職員に周知しております。その後、令和4年3月に平成25年の事案が発覚した後は、裁判等の事情もあり、それについては職員向けの通知や再発防止策には触れられておりません。したがって、一つの事案については出しているが、二つの事案を合わせた形では出していないということで、今回の再発防止策はこの二つを合わせた形での取り組みになると理解しております。

◆3番(中西大輔君) 親切に解釈すれば、平成29年の件はやっているが、平成25年の件も含めたトータルではやっていないという意味だと理解できるかと思います。ただ、すでに行っている再発防止策との整合性がどうなのかと考えます。前回の再発防止策にさらに上乗せして、今回の提言を基に実施するのか、前回の再発防止策と今回やろうとしている再発防止策の関係をお伺いいたします。

◆総務企画部長 前回の再発防止策として行動の概要を示したものがあり、その中では、今回と同じようにコンプライアンス研修を徹底し、組織的なチェック体制を見直すという概要でございました。さらに今回、訪問業務の具体的な業務報告やルールづくりについて指摘されているという認識でございます。

◆3番(中西大輔君) 私は、調査のあり方も含めて、本当にこの再発防止策が今の組織に対して有効な再発防止策になるのだろうかと疑問に思っております。

報告書に対する評価は

◆3番(中西大輔君) 昨日、市長は、「調査をしていただいて本当に良かった、内部調査だけではどうしても甘えが生じて限界があると感じていた」という趣旨の答弁をされました。そうした言葉を聞いていると、市長は市役所の中で自浄作用を働かせることができないと認めているように思えます。自分たちで自浄作用を働かせることができないから第三者にお願いした、そういう理解でよろしいでしょうか。

◆市長 私たちが第三者委員会を設置して調査検討をしていただき、再発防止策を検討してもらおうと判断しましたのは、公正中立の観点から、第三者委員会に原因調査と再発防止策の提言を担ってほしいということでお願いしたものでございます。私たちに自浄作用がないから第三者委員会に委ねたということは断じてございません。

◆3番(中西大輔君) そうであるならば、自浄作用を働かせて、市長をトップとした検討や振り返り、反省の委員会を組織の中で作るべきではなかったのかと思います。報告書の「終わりに」という部分にも、本来であれば市長が自浄作用を働かせて事に当たるべきだったという趣旨の記載があります。なぜ事前の調査も含めて、いきなり913万円の外部調査を委託したのか、大変疑問でした。

また、もし万が一、同じような事案が発生してしまった場合に、またこれだけ高額な第三者委員会を持ち出す、つまり自分たちで自浄作用を働かせて再発防止策を作ることをしないという前例を作ってしまったのではないかと懸念しています。昨年12月と今では、部長や副市長も含め体制が変わりましたが、今の体制の中で本当に自浄作用が働く組織だと考えているでしょうか。

◆市長 私どもは、今回の第三者委員会からの報告書の内容を真摯に受け止めます。すぐに対応できるものから再発防止策を取り、二度とこのような重大な事件が発生しないよう、対策を強化していきます。そういう組織づくりをしていきます。もちろん、私たちに自浄作用がないということはありません。その都度しっかりと再発防止策を取り、二度と起こらない組織にしてまいります。

◆3番(中西大輔君) 報告書に対しては、やってよかったという認識をお持ちだと思います。ただ、たった3回のオンラインでの聞き取りで913万円というのは、どう考えても割に合わないと思っています。この金額の内訳を示すことはできるのでしょうか。

◆総務企画部長 主に人件費ということで、730万円。交通費・その他の諸経費で100万。概算も含めて計算していただいております。

◆3番(中西大輔君) 交通費で100万円と言いましたか。実際には現地に来ていないわけですから、見積金額からすると交通費分は丸々浮くのではないかと思います。見積で示されていたことと、実際に報告書を作る上で行った工程には乖離があると思います。実際に使わなかったのであれば、交通費分は返してください、他の経費についても実費としてかかった部分以外は返してくださいというのが普通ではないかと思いますが、いかがですか。

◆総務企画部長 各項目につきましては、概算として全体の委託費の内訳として出していただいておりますが、交通費がいくら、何がいくらという形で精算するものではなく、全体として必要な経費として見積もっていただいております。最終的には委託事業も完了し、成果物も精査して、請求どおりの金額で妥当だと判断し、お支払いをしているところでございます。

◆3番(中西大輔君) 聞けば聞くほど割に合わないと思います。市長は改めて、この913万円の委託費が、今回いただいた報告書の中身に対して妥当だとお考えでしょうか。

◆市長 第三者委員会に今回委託した目的は、繰り返しになりますが、公正中立の観点から、今回の二つの事案について調査と再発防止策の提言をいただくことでした。利害関係のない委員を選任していただき、事務局についても市役所が担うと、お手盛りだという批判を受けかねません。内部調査だけではどうしても甘えが出てくることもございます。私たちだけでは限界も感じていたため、外部に委託して第三者委員会に調査をお願いしました。調査報告の内容を見ましても、私は調査してよかったと思っております。

◆3番(中西大輔君) 調査してよかったというのは分かります。費用対効果として913万円に見合った価値のある報告書だと思っているのかを聞いています。もう一回答えてください。

◆市長 繰り返しになりますが、今回の第三者委員会による調査を実施してよかったと思っております。妥当性はあるものとして受け止めております。

◆3番(中西大輔君) 妥当性はあったということで理解しました。この件については、質問に対する回答を聞いていても、やはりおかしいと思っておりますので、また別の機会にも取り上げたいと思います。

3 全天候型こどもの遊び場施設整備事業について

資材価格の高騰による建設費と維持費への影響と再評価

◆3番(中西大輔君) 次に、全天候型こどもの遊び場整備事業について伺います。現在、資材価格の高騰によって建設費の増加や資材調達の遅れが出ているとニュース等でも報じられています。五島市でこれから行おうとしている大型建設事業、つまり雨の日も遊べる全天候型こどもの遊び場について、現在起きている中東情勢の影響と再評価についての考えをお伺いいたします。

◆市長 お年寄りから子どもまで楽しむことのできる全天候型こどもの遊び場施設についてのお尋ねでございました。夢中に遊べる空間、障がいのある方もない方も一緒に楽しめる安全安心な空間、遊びから力を育む空間、ゆっくりとくつろぎ多くの世代が交流できる空間を基本理念としている施設であります。私の政治公約にも盛り込んだことであり、2024年9月の所信表明の中でも申し上げ、その後、戦略の中にも盛り込んでおります。

昨年12月の補正予算におきましては、施設建設のための実施設計費用を盛り込み、議会で可決いただいております。現在、実施設計を続けている段階です。市が実施しましたパブリックコメントにおいても賛同する意見を多くいただいております。さらに、国の過疎対策事業債を受けるため、令和8年度から5年間の五島市過疎地域持続的発展計画書にもこの全天候型こどもの遊び場施設整備事業を盛り込み、3月の議会で原案どおり可決いただいております。市議会の多くの議員の皆様、多くの市民の皆様の同意をいただきながら、強力に進めているところです。先日は、県外在住の方から、この整備に充ててほしいということで300万円の寄附もいただきました。

これからも自信を持って進めてまいります。6月21日には、雲仙市で同世代が集う全天候型のこどもの遊び場がオープンしているところであります。五島の子どもたちをはじめ、多くの方が待ち望んでいる施設だと思いますので、着実に一歩ずつ進めていくつもりです。

現在、不安定な中東情勢の影響により、原油価格などをはじめとするエネルギーコストや建設資材などが高騰を続けている状況にあります。このことは公共工事全体において、資材調達の遅れや施工費の上昇を招くなど、円滑な事業実施に懸念材料となっていると思います。現在進めております実施設計におきまして、建物の詳細な図面や仕様を精査し、より実態に即した工事費の算出に注力しているところでございます。

◆3番(中西大輔君) 私の質問に対する回答の部分が少なかったように思います。要するに、再評価という点で、当初の7億円よりも増えていくのではないかと懸念しています。最初に議会に諮った金額から上振れする部分が少なからず発生すると思っており、例えば極端な話、金額が倍になった場合には、当然見直しを検討すべきだと思います。

事業費が上振れした時に再評価する基準が必要だと考えています。全国の公共施設整備の事例を見ると、10%を超える場合は議会や再評価のきっかけになり得る、20%を超える場合は仕様変更や規模縮小、30%を超える場合は事業継続そのものの判断、50%を超える場合は延期や中止を含むゼロベースでの見直しが必要な水準と考えています。市として、何%上振れした場合に再検討のアクションを行うのか、そうした基準はあるのかをお伺いいたします。

◆市長 現在進めております実施設計において、建物の詳細な図面や仕様を精査しているところであります。より実態に即した工事費の算出に注力しているところが現在の状況です。正確な増額幅や今後の影響について、断定的な見通しを申し上げることは、今の時点では困難でございます。

◆3番(中西大輔君) 今の段階で正確な数字をくださいと言っているのではありません。当初の7億円よりも上振れした場合に、見直しを行う基準があるのかを聞いています。

◆福祉保健部長 具体的に一定率の基準というものはございません。

◆3番(中西大輔君) 基準がないということです。中東情勢がどうなるか分かりませんし、今よりも考えられないぐらい資材が高騰した場合でも、それでもやるのかという判断が必要だと思っています。基準を設けた方がよいと思いますが、市長はどう考えていますか。

◆市長 まずは議員のご意見として受け止めたいと思います。現時点では、まだ断定的な見通しなどを申し上げる段階ではないと思っております。

◆3番(中西大輔君) 現時点では基準がないということですので、数字が出てきた際には、議会への説明及び住民に対する説明が必要になると思います。最初に受けていた7億円という説明や維持費の金額と違うではないかという声は当然出てくると思います。金額が変われば、やる、やらないの判断や事業規模が本当にこれでいいのかという議論にも当然なってきます。インフレで物価が上がっている状況ですので、リスクコミュニケーションをしっかりしていただきたいという提案です。

この件について、12月の議会で、ライフサイクルコスト、つまり維持管理も含めたトータルコストを試算してはどうかと提案しました。それについての考えは現在どうなっているでしょうか。

◆市長 当時も答弁させていただいたと思いますが、実施設計額が提示された後に、その金額について検討して出させていただきます。

◆3番(中西大輔君) それは、実施設計と一緒に数字が出てくるということですか。それとも実施設計の数字とは別に、ライフサイクルコストを見積もるか見積もらないかを検討するということですか。

◆福祉保健部長 実施設計が出た後に検討させていただくということになります。

◆3番(中西大輔君) 私が12月に言ったのは、実施設計が出てくるタイミングで、ライフサイクルコストもセットで出てきた方が、トータルで何年間にいくらかかるのかが見えてくるという趣旨でした。状況については理解しました。

市民へ説明する考え

◆3番(中西大輔君) 上振れのリスクについて紹介しましたが、改めて市民に説明する考えはあるでしょうか。

◆市長 この全天候型こどもの遊び場施設整備事業につきましては、お年寄りから子どもまで楽しめる施設の整備ということでございます。昨年12月に策定いたしました基本方針に基づき、市民の皆様や市議会の皆様からご承認をいただいた内容及びスケジュールを基本として、現在、着実に事業を進めているところでございます。今のところ、市民の皆様への個別の説明会は考えておりませんが、こうした議会の場や市政報告などを通じて、私たちの考えはこれからも丁寧に説明していくつもりであります。たくさんの方が待ち望んでいると受け止めておりますので、しっかり頑張っていきたいと思いますし、多くの皆様にご理解いただきたいと思っております。

◆3番(中西大輔君) 多くの市民の方に理解していただくために、金額が上がった場合にはきちんと市民に説明した方がいいのではないかということを提案しています。議会の場とは別に、そうした場を設ける考えはあるでしょうか。

◆福祉保健部長 どのような説明の仕方になるかは、今後、事業をどう進めるかによると思いますので、現段階ではお答えすることはできません。ただ、ご意見の一つ、参考意見として受け止めたいと思います。

◆3番(中西大輔君) 基準がないと、金額が上がっていって、住民説明をするかしないかも含めてうやむやなまま、金額だけが積み上がってしまうことを懸念しています。基準を設けて、このラインを超えたら再度、庁内ないし議会でも諮るという仕組みを作った方がよいという提案でした。

4 広聴機能の強化について

ブロードリスニングの研究状況

◆3番(中西大輔君) 最後の項目ですが、広聴機能の強化について、ブロードリスニングの研究状況を伺います。改めて紹介しますと、ブロードキャストは、ニュースキャスターが情報を多くの人に広めることですが、ブロードリスニングはその逆で、多くの人が政治家や一人の人に対して意見を届けるというものです。AIを使うことで、何千人、何万人という多くの意見の情報分析がしやすくなったことから注目されています。今年の県知事選挙でも、平田現職知事が選挙期間中に行っておりました。これを議会で提案したところ、市長から研究するという答弁がありました。その研究の検討状況をお伺いいたします。

◆総務企画部長 ブロードリスニングにつきましては、議員ご紹介のとおりでございます。市としても検討したところ、インターネット上の幅広い意見を簡単に集約できれば、既存の手法では拾えなかった意見を可視化できるというメリットがあると認識しております。一方で、SNSをはじめとするインターネット上の意見は、性別や年代といった属性を正確に把握できないこと、SNSなどを使用しない人の意見が反映されないことなどの課題も指摘されています。ブロードリスニングは、分析課題や運用上のハードルが高いことから、五島市としては、今のところ活用については見送りたいと考えております。

◆3番(中西大輔君) 何をするにしても当然リスクはあるかと思いますので、五島市のスタンスは理解しました。

市民と市長との意見交換会の開催状況

◆3番(中西大輔君) 市民と市長との意見交換会の開催状況について、現在の状況をお伺いいたします。

◆市長 市民の皆様との意見交換の開催状況につきましては、令和8年度は5月までに「市長がお邪魔します」を2回開催しております。また、各地で開催されているイベントや会合などにも、合計で38回参加しております。

◆3番(中西大輔君) 市長があちこちのイベントに顔を出されていることは、私も重々承知しています。ただ、私が以前から言っているのは、意見交換会という場で市長に声を届ける機会が、今の市長の感覚として十分に保たれているのかということです。

◆市長 先ほど申し上げましたとおり、いろいろな場で意見交換をしております。「市長がお邪魔します」につきましても、年齢や属性を限っておりません。老人クラブや若手の音楽サークルなど、属性に限らず設定してお話を伺っておりますので、ある程度、意見交換はできているものと考えております。

◆3番(中西大輔君) 私は、まだまだ少ないのではないかと思っています。市長が主催する形で、市民の方との意見交換会をぜひ開催し、たくさん情報収集をして、政策の意思決定につなげていただきたいと思います。以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

要点整理

五島市スポーツ大会について

バラモンキングについて、市長は次回大会の日程を未定とした理由を、大会運営のあり方を実行委員会で見直しているためと答弁しました。意思決定は五島市長としてではなく、実行委員会の会長及び実行委員会として行うとの説明でした。中西議員は、選手、ボランティア、宿泊・飲食事業者、市民から幅広く意見を集め、早期に方針を示す必要性を指摘しました。夕やけマラソンについては、猛暑を踏まえた開催時期の見直しや暑さ指数による中止判断の時期について質問し、市は実行委員会等で検討中と答弁しました。

第三者委員会の調査結果について

市は、第三者委員会委託前に、民事裁判対応として関係職員へのヒアリングや関連文書の精査を行い、一定の事実関係は把握していたと答弁しました。第三者委員会の調査により、コンプライアンス意識の欠如、管理職研修、公益通報制度の周知、訪問業務ルールの整備などが指摘されたと説明しました。中西議員は、現地調査を行わずオンライン中心であった調査手法、913万円の費用対効果、職務関連性をめぐる市の答弁の整合性に疑問を示しました。

全天候型こどもの遊び場施設整備事業について

市長は、施設整備について、公約や総合戦略にも盛り込んだ事業であり、議会や市民の理解を得ながら進めていると答弁しました。一方で、中東情勢や資材価格高騰による工事費上振れのリスクについて、中西議員は、事業費が一定割合を超えて増加した場合の再評価基準を設けるべきだと提案しました。市は、現時点で一定率の基準はないと答弁し、ライフサイクルコストについては実施設計後に検討するとしました。

広聴機能の強化について

ブロードリスニングについて、市は幅広い意見を可視化できるメリットは認識している一方、属性把握の困難さやSNSを使わない人の意見が反映されにくい課題があるため、現時点では活用を見送る考えを示しました。市民と市長との意見交換について、市長は令和8年度5月までに「市長がお邪魔します」を2回、イベント・会合への参加を38回行ったと答弁しました。中西議員は、意見交換の機会はまだ少ないとして、市長主催の意見交換会を増やすよう求めました。