市長への手紙、第四弾です。
壱岐市の市長選挙が告示となる4月5日に発送した内容です。
今の状態が続けば、五島市市長選挙の8月30日までコロナウイルスの影響は続くでしょう。
以下、原文をそのまま掲載しています。
コロナウイルス対策としての選挙特集
五島市では、2020年8月30日に市長選挙が行われます。
通常であれば、候補者が街頭演説やミニ集会を通じて、有権者への働きかけを行いますが、コロナウイルスの影響もあり、不要不急の外出は自粛が促されています。
そうした中、このままコロナウイルス終息の目途が立たない場合、市民が候補者の政策や人物像を、十分に理解できないまま、選挙が始まる事が予想されます。
現職の市長は、市税で運営される広報誌や市の公式HPを通じて、自身の活動報告や政策理念をPRすることが出来ます。
一方で、新人の候補者は、十分な情報発信の手段を持たない事が殆どであるため、多くの市民は現職候補の情報だけしか接する事が出来ないと予想されます。
市民が新人候補の政策や人物像を知らないまま8月の選挙を迎える事は、コロナウイルスの自粛により、十分な情報を知る事が出来ないという点で、五島市政にマイナスに働くと考えられます。
そこで、市民が候補者の意見や政策を平等に知る事が出来るように、広報誌を通じた「選挙特集」を組むことを提案いたします。
具体的な内容としては、候補者のプロフィールや政策理念・公約などを比較紹介し、有権者に対して情報を提供する事を提案いたします。
6月からを目途に「市長選挙」の連載特集を組み、8月の広報誌まで、有権者が候補者を吟味する期間を設ける事が望ましいと考えます。
これからの自治体運営は、常にコロナウイルスの影響を鑑みた対応が必要です。
現職の市長が真に、これからの五島市の発展を願うのであれば、有権者への平等な情報開示という側面において、市税で賄われる広報誌を通じて、候補者の情報を積極的に開示すべきです。