前回、「政治は外需依存から脱却すべし」という記事を書きました。
https://nakanishidaisuke.com/2020/03/10/kankourikkoku/
しかし突き詰めて考えると、これは「1人1人の生き方」の問題です。
極論、「自分以外」に依存した生き方をすると、ハッピーにはなれないと思います。
- 結婚相手と気が合わない・・・
- 取引先と上手く行かない・・・
- 上司とそりが合わない・・・
とはいえ、
人は一人では生きていけません。
「人間関係」は非常に大事です。
ただ、「相手の出方」に自分の幸福の根幹が依存するような生き方は、そもそもリスキーです。
なぜなら、自分以外の人は変えられないからです。
お金があれば幸せになれる訳でもないし
地位や名声を得たから幸せになれる訳でもありません
そうした「外に向かう意識」を、自分自身に向けなおす、大きなチャンスと言えるかもしれません。
今回のコロナウイルスで、世界中の誰もが
あなたは何に依存して生きていくのか?
という重いテーマを突き付けられています。
世界はグローバリズムで繋がりましたが、
どこまで行っても自分は自分、あなたはあなたです。
東日本大震災の時と同じくらい、
大きな価値観の転換、生き方の転換が求められています。
手の届く範囲の中で、生き方を再構築する
そんな契機の場所として、
五島は最適な場所だと思います。
今回のコロナウイルスは、個人の価値観の大きな転換点です。
世界の歴史が示してきた通り、
1人1人が欲望をフル回転させ
社会がそれに呼応して
「外側への拡大」と繋がりを構築する事は
全体のシステムに大きな不安と混乱を招きます。
これからの世代を生きる人たちのテーマは、
「いかに小さく生きるか?」
だと感じています。