情報伝達
昨今、大規模な自然災害が頻発し、役所からの情報伝達の在り方が問われています。
千葉市の市長のように、的確かつタイムリーな情報発信を見習いたいと思う今日この頃です。
素晴らしいです。 https://t.co/VVMstdzyRZ
— 中西だいすけ (@wakuwaku230) September 17, 2019
ちなみに、当時最年少で当選した熊谷市長は、大胆な「事業仕分け」によって、本来の税金の使われ方を変えることが出来ました。
それはさておき、本日は五島市での情報伝達の在り方について考えてみます。
問題は、どの媒体が、市民にとって一番関心が高いか?
という事です。
SNS
五島市では、市独自のFBアカウントを開設しています。
https://www.facebook.com/city.goto/
ページに対する「イイね」の件数が3,002件(2019/9月現在)であることからも、市民全体の1割にも満たない閲覧数ではないかと考えられます。
HP
市役所の公式HP・まるごとうでも、災害や市政、イベントの情報が更新されています。
こちらの方も、知り合いの話を聴いていると、頻繁に情報を見る人は少ない印象です。
ネットを使う人の間では、HPよりもFBやInstagramの利用率が高いと思われます。
広報誌
月に一度、市役所の情報や季節の情報が掲載されています。
が、こちらは主に「紙媒体」で配布されているため、情報の即時性という点ではインターネットに勝てません。(ネットからダウンロードも出来ます)
災害の情報や緊急の連絡なども、こちらには不向きです。
チラシ
行政のイベントや情報なども、街中や商工会議所・商店街などで見かけます。
ただ、広報誌と同様に即時性がなく、街を歩かないと情報を確認できないという点もあります。
現在の問題点
市役所が絡むイベントの周知については、広報誌やチラシで情報を入手することが出来ます。
ところが、インターネットを通じた情報発信については、
- 行政からの情報発信が乏しい(特に災害時)
- 市民のネット利用率が低い(特に高齢者)
という点で、情報伝達に課題があると感じます。
これからの方向性として、
- 行政的なコスト負担の低いデジタルな媒体で
- 高齢者にとっても受け入れやすい
情報発信の手段は、探せば幾らでもあると思います。
ここの壁をいかに乗り越えられるかが、今後の新しい島づくりには避けては通れないハードルだと感じます。
行政のトップとしては
- 将来的な事を考えて、アナログな方法は辞める!!
- でも、高齢者は置き去りにしない!!
という「方向性を示すこと」が大切かと思います。
現在は、スマホのアプリをダウンロードすることで防災情報を取得できますが、そもそもスマホを持っていない世帯が多いのも事実です。
「2」の部分では、スマホを持っていない人への情報伝達をいかに実現するか?という部分がハードルです。