島暮らしの秘訣は「動き続けること」。

島で生きる

みなさんこんにちわ。島暮らしで2度目の冬を迎えようとしています。

意外かも知れませんが、冬の五島はとっても寒いです。物理的にも、そして経済的にも。

そう言えば、2017年の2月に五島で移住をした最初の日に、

五島で商売をするのは簡単じゃないゾ

と飲食店のマスターから忠告を頂いたことを思い出します。

確かに島で何か商売をすることは、簡単じゃないと思います。

そもそも母数の人口が少ないことに加えて、冬場は季節的に更に厳しくなるからです。

本日は、1年半の島生活の中で、私が生きていく術として実践していることをご紹介します。

まず、商売についてです。

「待ち」の商売

島で何か商売を始めようとするとき、殆どの方がイメージするのは、「決められた場所」でサービスを提供する、「待ち」の形態ではないでしょうか。

しかし当然のことながら、場所には家賃(テナント料)というハードルも発生します。

長く続けるために大切な事は、この「場所代」をいかに安く抑えるかが肝心です。

しかし、街中では普通に借りると採算が合わない商売が殆どです。

私は五島に移住してから、飲食店、居酒屋、カフェ、ホテル、ゲストハウス、レンタカーといった様々なお店を見てきましたが、「待ち」の商売だけで生きていけるのは、ほんの一握りのお店だけです。

福江島の街中でさえ、買物の殆どは100円ショップとドラッグストアで済ませられるため、小さい事業者は競争するのが厳しいです。

そのため、年間を通じて安定した集客を見込むのは、島では非常に難しいというのが実感です。

「動く」商売

「ヒトにモノを売ってお金を得る」というビジネスの場合、日本の過疎地では、待っていても人は来ませんので、動くしかありません。

例えば

  • イベント時にだけ出現する移動式のスーパー・カフェ
  • 屋台形式で移動する居酒屋
  • 場所のコストがかからないキャンピングカー

などなど。

こうして場所の制約から少しでも離れ、「待ち」の時間とコストを少しでも減らすことが、商売が上手くいくコツではないでしょうか。

それは商売だけではなくて、生活そのものについても同じことが言えます。

同じ場所にずっと住んでいると、思考のパターンがどうしても凝り固まってしまいます。

島の人口規模・経済は、ゆっくりと衰退しています。

そうした環境では、一つの場所や、一つの仕事に囚われること自体、大きなリスクとなります。

自分の生活スタイルを意図的に変え続けるということも、島暮らしを楽しむ一つの方法です。

最近では「働く」ことの場所への依存度も減っていますので、離島の安い土地を買い占めて、企業用の研修スペースとして活用するのもありかもしれません。