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目次
小値賀町議会議会基本条例が目指すもの
議会改革の3本柱
1 能動的に行動する議会
2町民と共に歩む議会
3 政策を提案する議会
1 能動的に活動する議会
①開かれた活動的な議会の推進
②通年会期制
③委員会活動の活発化
④災害時のBCP を作成
⑤ 自由討議による合意形成
⑥必要に応じて付属機関を設置可能に
2 町民と共に歩む議会
①議長・副議長 (任期4年) 選挙にあたり、 所信表明と質疑。
②町民との情報の共有や公開を積極的に。
③ 出前議会 議会報告会) の開催
④議会と語ろう会 (町内各種団体とのディスカッション) の開催 ⑤青空座談会 (5人以上の町民が集まれば) の開催
⑥議会白書を議会だよりに掲載
⑦議会広報の充実(議会だより、 Facebook、 会議の動画配信等)
⑧議会モニターの設置 (10名、任期2年)
3政策を提案する議会
①議員研修を充実強化
②議会アドバイザーの設置 (新潟県立大学田口一博准教授)
③議会事務局の体制整備と強化
④議会図書室の連携充実と公開
さらに議会基本条例では他にも議会機能の充実を図り、 議会改革を推進するため、
・議員と執行機関との質疑は、回数時間の制限なしに一問一答形式で行う。 ・一般質問は、議員自身の持ち時間は正味30分、 2問目以降はプラス10分とする。
・予算編成方針と町政運営に関する方針等については速やかに説明する義務。 ・予算、決算におけるわかりやすい説明資料の提出も義務化。
・政策形成過程等の説明に努めるよう町長に求める。 ・議決事件の拡大 (総合計画など15項目以外も議決対象に)。
・専決処分は年度末の日切れ法案関係のみ認める。
・ICT の積極的な活用を図る。
この条例の検証と見直しを毎年行う。
先進的な議会として全国に知られている主な取り組み
令和3年7月1日時点で次のような取り組みをしている議会は全国926 町村議会のうち
①議会広報誌 (議会だより) を議会単独で発行している ⇒ 812 町村 ② 議会中継 (ライブor 録画配) をしている ⇒ 664町村
③議会基本条例を制定している⇒357 町村 ④議会報告会 (出前議会) を開いている ⇒ 180 町村
⑤ 模擬議会を行っている⇒ 113町村
⑥議会モニター制度がある⇒ 92町村
⑦年会期制を採用している 28町村
⑧議会アドバイザーがいる⇒17町村 早稲田大学マニフェスト研究所の2021年議会改革度ランキングでは、国内の全地方議会 の76%から回答のあった 1355 議会中、 「住民参画部門」で全国10位となっています。
⑨夜間議会を開催している⇒ 9町村
町民の皆さんと共に歩む議会を目指して
議会アンケート 2021
コロナ禍により町民の皆さんのご意見を直接お 聴きする機会が少なくなったため、 議会の活動に 関するアンケートを全町民を対象として実施しました。 配布総数 2295 回収総数 1615 回収率70.4パーセント
夜間議会
定例会議の一般質問は、小学校6年生が傍聴する定例12月会議を除き、傍聴しやすいよう夜間 平成26年6月スタートに行なっています。
ギカイの窓
町民の皆さんのいろいろなご意見を伺って議会 活動に反映させる 「議会版ワンストップ窓口」 です。
模擬公聴会
定例会本会議の一般質問の後に休憩をとり、 般質問に対する意見やわからないところを聞くこ とができる制度です。全国に先がけ平成27年6月にスタート
パネルディスカッション/「オヂカのミライとギカイとデアイと。」
令和元年10月6日
基調講演: 江藤俊昭山梨学院大学教授
参加者 98 名
地域の未来をどのように描いていくか、その担い 手は誰かなど、町民の皆さんと議会が想いを共有中學生模擬議会
自分の将来と本町の未来について真剣に深く前 向きに考えていけるよう、小中学校の9年間一貫して学んできた集大成として議会で提言。 議会はこれを活かして政策を提言したり大事な決定の参考にしています。 平成12年10月スタート
北松西高生地域探求 (卒業レポート) 発表会 町が抱える身近な問題について調査研究した結果や解決策を議場で発表し、 議員が質疑を行って生徒が答弁します。
座談会/議会フリートーク第1回
平成30年11月27日
「20年後の小値賀を考える」
〜町の未来を自分ごとにする~
住民自治の意識を高めようと町民の皆さんと自 由に意見を交換しました。
参加者 65 名
座談会/議会フリートーク第2回
平成31年2月14 15日
「20年後の小値賀はどうありたいか」 暮らし・仕事・航路・医療・教育のテーマにつ いて小値賀の将来はどうあってほしいか意見を交
換しました。 参加者35名
1500
フォーラム/小値賀町重要文化的景観を考える講演会 ~おぢかの重要文化的景観を語ろう! ~
和4年3月27日
基調講演:小値賀町文化的景観保護推進審議会会
長吉居秀樹氏
本町の文化的景観の重要性を理解しました。 参加者 49 名
フォーラム/求む! 議員のなり手
令和4年9月27日
パネリスト:田口一博小値賀町議会アドバイザー 現在の本町をとりまく状況と今後の方向性を皆さ んと共有しました。
参加者 36 名