本日は晴天の中、岐宿の二本楠から寺脇方面を10kmほど歩きました。
お昼に立ち寄った「荘巌山通福寺」にて、非常にためになるお話を聴けたので、内容の紹介です。
【お寺の情報】
https://goto-acros.net/fudasyo/kisyuku/no65.html
住職の方は、時おり小話を挟み、その中でもちゃんと大事なメッセージが込められていて、非常にお話が上手でした。
ブログで「聞いた内容」だけを書くと、どうしても
「よくある一般論」
に陥りがちですので、私の置かれた状況も交えながら、ご紹介したいと思います。
健康が何より大事
ご住職からの最初の問いかけは、
お金を持ったまま、身体が動かなければどうですか?
当たり前の事ですが、健康はお金では買えません。
国の社会保障費用も右肩上がりで、五島市は高齢化率は4割ほどです。
五島市は「日本一健康な島づくり」を謳っていますが、
歩くことを通じて、健康寿命を延ばすこと
が何よりも大切です。
歩くことはお金がかからず、仲間づくりにもなるし、脳の活性化にも良いです。
五島は車社会ですが、
歩くことを通じた島づくり
っていうのも面白い気がします。
例えば堂崎天主堂へ行くと、
「ここからは歩こう」
と書かれていて、歩くための導線が引かれています。
人のために尽くす事
住職の教えはシンプルです。それは
人のために尽くすこと
というメッセージです。稲盛氏の著書にも通じる部分が多いと感じました。
加えて、最近は
「わがまま」になった人が多い
とも聞きました。例えば昔は、「村全体」で田植えをしていましたが、今は機械があれば、一人でも作業が可能です。
そうした技術の進歩により、
全てがお金で買えると錯覚する人
が増えた部分も事実でしょう。しかしこれが蔓延し、人間がそれぞれワガママな行動をすると、社会が崩壊します。
https://nakanishidaisuke.com/2020/03/07/society-0/
近代が生み出した、便利で豊かな資本主義。
技術が進歩した分、
ワガママ人間の発生する確率
は高くなったのでしょう。
そこを改善し、
ワガママ人間が発生しづらい
社会を創るヒントは、島の伝統的な社会に隠れているはずです。
「今」を懸命に生きろ
人はついつい、将来の不安や心配をしてしまいます。
しかし、住職の言葉では
人間は明日死ぬかもわからない。
だからこそ、一瞬一瞬を懸命に生きなさい。
というメッセージでした。そういえばホリエモンも、近畿大学の卒業生向けスピーチで同じことを言ってましたね。
今からでも遅くない。
明日やろうとか、今日やろうとか言っていては、ダメなのです。
今の私にはすごく刺さりました。それから
人生を完全燃焼させるくらい真剣に生きる
という言葉もズシンと来ました。
私は立場上、
もし選挙に落ちたらどうするの?
とよく聞かれます。
しかし今のうちにそんな事を考えても仕方ありません。
今を精いっぱい生きる事が大切だと再認識しました。
人生を成功させる3つの条件
人生を成功させる3つの条件のお話がありました。
- 運気
- ドン
- 根気
運気は努力だけでなく、人のために尽くした時に培われるものだとされました。私も全く同感です。
そして「ドン」は聞きなれない言葉ですが、「ずっしりと構えること」だと言われました。
周りに流されずに、自分のやるべきことを貫く
というのが私なりの解釈です。
筋が通らない事は、長続きしません。
最後の根気は、粘り強さと諦めない心であるようです。
よく言われるように、「成功の秘訣は諦めない事」です。
まとめ
住職からのお話は、私なりに最近感じている
「これって、すごく大事だよなー。」
という部分を再認識させてくれる、非常にありがたい講話でした。あえて一文でまとめると、
「今」に集中しつつ人の為に歩き、感謝する
ということでしょうか。
良いタイミングで、こうした気付きの機会に巡り合わせてくれた関係者の皆様に感謝です。
今後も、共有すべき「良い情報」は積極的に発信します。
それでは良い一日を。