- 2018年6月29日
「変な島」と第二次ルネサンス
人口減少が著しい、五島列島に住んでいます。働く現場も人手不足、後継者不足でして、このままいくと五島劣等と呼ばれるくらいに、コミュニティの活力が下がっていきます。 特に介護、医療、サービス分野が深刻ですね。現在の大本営の方針では、都会から高齢者や女性を地方に誘致したり、低賃金分野での外国人の受け入れ枠を増やそうとしています。 でも結局、人をヒトで補う今までの仕事のやり方では、生産性が上がらず負のスパ […]
人口減少が著しい、五島列島に住んでいます。働く現場も人手不足、後継者不足でして、このままいくと五島劣等と呼ばれるくらいに、コミュニティの活力が下がっていきます。 特に介護、医療、サービス分野が深刻ですね。現在の大本営の方針では、都会から高齢者や女性を地方に誘致したり、低賃金分野での外国人の受け入れ枠を増やそうとしています。 でも結局、人をヒトで補う今までの仕事のやり方では、生産性が上がらず負のスパ […]
進む再エネ・退く原発 東日本大震災を契機として、日本の再生可能エネルギーは普及が促され、原子力発電は停滞しています。 ここ数年間で、徐々にその「反動」が顕著になってきた形です。 具体的には 電気料金に占める「再エネ賦課金」の増加 原発を維持するエネルギー計画と、実体との乖離 化石燃料の輸入増加に伴う国富の流出 国民が思っていた以上に、再エネは「コストが高く、経済情勢に合わない」ということが、露見し […]
先日は、五島市のゴミ問題についてご紹介しました。 https://nakanishidaisuke.com/2018/06/25/gomi/ 本日は、視点を少し上げて、日本のゴミ事情についてご紹介します。 日本の焼却炉の数は世界一 日本はゴミの排出量が世界と比較しても高く、1人1日当たりのごみ排出量は925グラムだそうです(環境省)。 そしてゴミを燃やす焼却場の数は、なんと世界の7割を占めているそ […]
島暮らし 基本的に、目覚まし不要な生活となりました。 お陰で慢性的な頭痛だとか耳鳴りだとかは解消されました。 改めて考えてみると、自分で「起きる時間」を決められるのは素晴らしいことです。 さて、それで私はいつも、特に目覚ましをかけていないのですが、ここのところは7時前後に目が覚めます。 まあ、社会人としては少し遅いくらいでしょうか。 ただ、一時期は無理矢理5時くらいに起きていた時期もありました。 […]
その昔、(と言っても15年ほど前ですが)五島市がまだ複数の町に分かれていたとき、「福江市清掃センター」というものが出来ました。 これはH30年現在でも稼働中の施設ですが、翌年の12月からは大浜という地区に新しい焼却処分場が出来るため、その役目を終えるそうです。 本日、その施設の中を見学しましたが、 (ここ、病院??) って思うくらい、衛生的でバリアフリーな施設でした。そっくりそのまま宿泊施設や会議 […]
地方の予算 「市議会だより ごとう」によりますと、平成30年度の予算は一般会計の歳入は327億円で、その内訳は8割以上が「依存財源」となっています。 地方交付税(40.7%) 国庫支出金(13.9%) 県支出金(9.8%) 市債(16.0%) 一方で、自主財源となる市税は、たったの10.1%に過ぎません。以前の記事にも書いたとおり、圧倒的に他力本願な予算運営となっており、国や県のお荷物となっている […]
田舎暮らしの秘訣 千葉から五島に移り住んで1年半あまり。 今のところ、迫害をされることもなく、日々楽しく生活が出来ています。 さて本日は、私の経験を基に、「島ビジネスの秘訣」みたいなものをご紹介します。 それはずばり、「ラッキーの数を増やす」ということです。私はこっちに来てから、ラッキーに恵まれていると思いますので、生活で起きたラッキーをご紹介します。 町のど真ん中で家賃2万円の物件が見つかる ま […]
エネルギー基本計画とは 朝日新聞の情報によると、 エネルギー政策基本法で政府が策定を義務付けられた計画。 原子力や再生可能エネルギー、石炭などの中長期的な位置づけを盛り込み、少なくとも3年ごとに見直すことになっている。 計画は閣議決定され、自治体や電力会社などは計画の実現に向けて協力する責務を負う。 とあります。2018年の夏に、正式に閣議決定をするようです。 2018年の5月~ 素案の審議が行わ […]
資本主義のルール お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book) Amazon Kindle この本を読んでみました。 何となく、頭の中でもやもやってしていた事柄が、 「ああそうそう、こういう感じ!」 っていう感じで理解できました。実際、お金の中心地ともいえる都会から島に来て、 お金の大してかからない生活 を実践されている方もいまして、お金以外の価値を提供している方も […]
バスの中で 前回は、「私に子供がいたら」という題で記事を書きました。 本日はもう少し進んで、「AI時代」がもたらす影響と、求められる「人間の価値」について考えてみたいと思います。 AI時代が私たちに与える大きなインパクトは、「経済の自動化」です。 私たちの身体の自律神経がそうであるように、社会そのものが 勝手に情報を処理して 勝手に体温調整して 勝手に病気を治していきます 具体的に言えば、天候のデ […]