今回宿泊したのは、五島列島・福江島にある カラリト五島列島、念願の宿泊体験してきました。
たまたま島民限定のキャンペーンが実施されていましたので、お得に宿泊+夕食を堪能できました。
(2月末までなので、まだ宿泊されていない方はぜひ TEL 0959-78-5110)
目次
冬の五島列島を選んだ理由|なぜあえてオフシーズンに宿泊したのか
五島の観光は夏が忙しく冬場が閑散期であるためです。最新の観光統計でもそれが明らかです。
私は「五島列島の冬の観光を盛り上げるにはどうればよいか」という市議会議員、観光事業者ならではのテーマを抱えています。市議会でもたびたびそれが話題になっています。
2025年の12月議会では「閑散期に観光客を増やすための取組」として下山議員から癒やしのコンテンツとしてサウナが提唱されました。ちなみに、市長はドライサウナは苦手だそうです。
五島市の観光コンテンツとして何が良いのだろうか・・・とぼんやり考えながら宿泊を楽しみました。
ちなみに今回は、カラリトでサウナを味わえませんでしたが、また別の機会に利用したいと思います。
五島市では荒川温泉に加えてコンカナ温泉が3月末で終了となるため、温泉業界が風前の灯火です。
たっしゃかランドも2月の改修工事が終わるまでは、男女1日おきの利用となり、温泉に入れる日が減っています。
https://www.city.goto.nagasaki.jp/s076/010/3939/20250129090812.html
温泉やサウナの需要は全国的に高いので、もっと開拓していく余地がありそうですね。
冬だからこそ心地よかった、宿での過ごし方
カラリト五島列島は眼の前がオーシャンビューの部屋です。
今回私達が宿泊したのはサウス棟のお部屋で広々と開放的でした。
1番良いなと思ったのは、テラス席でコーヒーを飲みながら静かな波の音に耳を傾ける事が出来た点です。
五島の自然は素晴らしい!
そう思って移住した私ですが、近頃はあまりその魅力に触れておらず、PCやスマホといった電子デバイスと触れる時間の方が多かったように感じます。
都会の喧騒を離れ、ゆったりとした自然のリズムを堪能できるのは、オーシャンビューのお宿ならではの贅沢です。
部屋にはオリジナルのコーヒーもあって室内はエアコンも十分に効いているので、読書するのも良さそうです。
夏の大浜は大変きれいで海水浴やSUP・カヌーをする人も多いのですが、冬は冬ならではの静けさがあり、風情があります。
また、アウトドアだけでなく、室内で楽しむことができる遊び(アクティビティ)も取り揃えられており、寒い日はわざわざ遠出せず、ホテル館内で体験を楽しむことも可能です。
海を眺めながらの食事と、島の食料を味わう贅沢な時間
夕食で頂いた料理も美味しく、五島の食材を豊富に使ってメキシカンを演出してくれている点が素晴らしかったです。
島にいると海外の料理を食べる機会は少ないのですが、メキシカン料理を食べる良い体験になりました。
1品1品とても丁寧な味付けがされていて、お酒も進みました。
冬の五島旅行で注意しておきたいこと
服装
12月26日はとにかく寒く、小雪も舞うくらいの気温で風が強かったです。
五島は洋上風車が日本で初めて商用運転されるくらい、風のポテンシャルが高いです。つまり、寒いです。
この日はホテルに到着する前に鬼岳で香港から来た観光客をトレッキングガイドしていましたが、皆さん鼻水をすすりながら風に負けないように頑張って歩かれていました。
鬼岳は五島に来たらぜひとも登っておきたいスポットですが、船が止まるような日は猛烈な風が吹いているので要注意です。防寒具としてマフラーや手袋があると良いです。
移動・天候
島内の移動については、自転車という手段もありますが冬はあまりおすすめしません。寒いから。
天候については、冬は海上がシケルことが多く予定の変更を余儀なくされることが多いです。事前に各社のHPを確認して、移動手段が正常に動いているか確認することをおすすめです。
○飛行機便
ANA
https://www.ana.co.jp/fs/dom/jp/
ORC
○船便
・九州商船
・野母商船、五島産業汽船
http://www.norimono-info.com/frame_set.php?usri=&disp=group&type=ship
上記のように、各社の情報がバラバラで分かりづらいという声も多いので、なんとかAIを活用して一元的な運行管理サイトを構築できないか模索中です。
天候以外だと、最近は飛行機の機材トラブルも多くキャンセルが相次いで発生しています。こちらも離島観光に取っては大きなマイナスですので、改善を促していければ・・・と思います。
冬の五島列島の宿泊はこんな人におすすめ
私としてはこんな人にオススめです。
- 都会の喧騒を忘れてぼーっとしたい方
- 自然のリズムで癒やしを得たい方
- 自分自身とじっくりと向き合う時間が欲しい方
- 一人きりになりたい方
- 交通渋滞に悩まされずに気軽にドライブを楽しみたい方(島には渋滞はありません)
まとめ|観光しなくても満たされる、冬の五島列島という選択
冬の五島観光は、あちこち回るのももちろん良いですが、どこの景勝地に行ってもほとんど人がいないことにびっくりするかと思います。
あえて部屋の中でじっとして、寒そうな冬景色を尻目にホテルでぬくぬく巣ごもりするのもオススメです。
そういうわけで、私もリフレッシュすることができたので、また来年も政治活動や観光関係のお仕事を頑張りたいと思います。





