「五島市は雨の日に遊べる場所が少ない」という声を受けて

五島市議会議員の中西です。

本日は「五島市は雨の日に遊べる場所が少ない」という声を受けて、議会と政治がどのように動いてきたか紹介します。

私が市議になった2021年から、上記の問題を子育て世帯の深刻な声として、議会で要望しています。

以下、抜粋です。

今回の一般質問をするに当たり、若い子育て世代の方々14名の方に対面でヒアリングを行ったところ、1番多かったのは子供が雨の日に安心して遊べる場所が少ないという声でした。遊ばせる場所がないから仕方なく部屋でゲームをさせたりユーチューブを見せている保護者が多いとのことです。転勤で五島に来られた方は、ほかの自治体と比べて五島は遊びの選択肢が少ないとおっしゃっていました。子供が思いっきりはしゃぎ回れるような場所があれば子育て世帯は助かるし、五島で子育てをしたいという移住者も増えるのではないでしょうか。

<中略>
特に雨の日に遊べる場所についていまだに多くの保護者が困っています。
私はこの五島市の対策が不十分だと感じていますが、市長はどのように感じているでしょうか。

これを受けての回答は、

市長(野口市太郎君) 図書館では大声を出してということはですね、なかなかできないんでしょうが、ただ絵本を子供に読み聞かせるコーナー、そういったものについてはしっかり整備をさせていただきたいと思います。
議員が言われるように確かに子供は遊びの中でですね、いろんな経験を身につけてそして健全な成長につながるというふうに考えております。また、子供を産み育てやすい環境整備に努める上でもですね、遊具の設置あるいは安全性の確保、そういったものについては非常に大事なことだというふうに思っております。
現在、公園の遊具につきまして計画的な管理、整備をしておりまして、先ほど答弁したとおりでございますが、まあなかなか一度に全部とはなりませんが、今後も安全安心に利用できる遊具の維持管理こういったことには計画的に取り組んでまいりたいというふうに思っております。

当初から、廃校や体育館を活用したり、公民館等の施設を今以上に使いやすくするように提案をしてきました。

市長の答弁の通り、3年間で五島市内の遊具の更新は一定進みました。

が、屋内施設の充実に関しては、まだまだ多くの子育て世帯が不満を抱えています。

2024の夏も酷暑が予想されます。

ですので、遊び場の確保は急務です。

私はこの3年間で解決できなかった子育て世帯の要望を、ぜひとも政策に反映させていきたいと思っています。

https://youtu.be/2Thr52P2fPQ