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議員と語ろう会とは?
定例議会の報告会&意見交換会です。
市民ネットワーク+日本共産党では、毎回議会が終わるたびに開催しています。
呼び名が硬いと参加しづらそうので、緩い感じで市民の皆様の参加を呼びかけています。
議員から12月議会報告(各10分ずつ)
20221212_活動報告vol8
参加者からの質問・意見
私の記憶に残ったご意見を中心に紹介します。
〇小学校の統廃合について
Aさん.全国的な教員のなり手不足を考えると、統廃合は自然な流れなのでは?ICTの利活用も含めて現在の状況がどうなっているのか。
回答.五島市でも教員不足の問題はあるものの、教育委員会からは「少人数のデメリット」以外の理由が提示されていないので不自然に感じている。
タブレットは一人一台支給されているが、かえって教員の負担が増えているとの声も聴く。江川議員を中心に通信環境も含めた平等な学びの機会の確保を訴えている。
〇移住者と地元との交流
Bさん.移住して5年目だが、移住PRは「地元の人から野菜が貰える」など、実体とかけ離れた誇張が多く、実際は職場で移住者に対するいじめが起きたりもしている。地元の人と移住者の接点が少ないため、廃校グラウンドを活用して盆踊りをするなどの交流が必要と思う。
回答.遊休資産の活用と合わせ、地元の人と移住者との交流に繋がる活用の提案していきたい。
〇遊休資産の有効活用
Cさん.県・国が所有する空き物件が市内に多数存在するが、活用に向けた働きかけを行わないのか。
回答.何度も議会で訴えているが、県からは「空きはない」と言われ、そこで止まってしまっている。
Cさん.事態の打開に向けて、役所に実際の証拠写真を突き付けるなど、もう一歩踏み込んだ要望が必要ではないか。
回答.もう一歩踏み込んで提案したい。
Dさん.活用されている廃校とそうでない廃校との違いはどこにあるのか?
回答.そもそも市役所は積極的に遊休資産の活用を民間にPRしておらず、現在活用されている廃校は、たまたま利用したい人が交渉した結果だと考えられる。積極的な活用に向け、移住相談窓口のような形で「廃校の活用」に関する民間との相談窓口があると良いのではないか。
〇医療問題
Eさん.五島病院で看護師が人材不足に陥るなど、業務量の負荷が医療サービスの低下を招いているように思う。訪問介護を含めて医療体制の確保に向けた市の動きは。
回答.モバイルクリニック等、新しい取り組みは国の予算をベースに動いている状況。看護師の採用に向けては市も協力しているが、根本的な人材不足への対策には至っていない現状。先日、元看護師から聴いた話によれば、「五島では看護師の働き方の選択肢が少ないため、採用形態に柔軟性を持たせた方が良い」との意見だったので、現場の声を聴きながら人材確保に繋がる提案をしていきたい。
〇議会問題
Fさん.議会で発言や質問しない議員が多いのはどうなのか。
回答.報告会の実施や委員会の中継など、議会改革への提案はしているが、数の力で実行には至っていない現状。
選挙を通じて議員のなり手を増やし、改革をしていく必要性を感じている。
〇ふるさと納税
Dさん.五島市への寄付額が2倍になっているが、増加分の使途はどのようになっているのか調べてみてほしい。
回答.現状は市役所内で各課に振り分けて事業を決定している。委員会の中でも市民の方の提案を受け入れるなどの提案をしており、使途は広報誌でも大枠が発表されていたと思う。増収分が市民サービス向上に還元されるように促していきたい。
Gさん.ふるさと納税の今後の見通しは?
回答.今年は2倍となったが将来の事は分からないため、安定的な財源とは考えられないと思う。
〇雨の日に子供の遊ぶ場所問題
Cさん.多額の経費をかけて福江の街中に遊ぶ場所を作っても、維持管理の負担が生じて郡部からは通いづらいのではないか。
回答.郡部の空き体育館を利用するなど、経費を抑えながら郡部に遊び場を整備する事が必要と考えている。
報告会からのアクションプラン
〇遊休資産の活用&子供の遊ぶ場所問題
→岐宿の体育館を活用して子供の遊び場にする事が出来ないか、相談してみる。
〇ふるさと納税の使途
→使われ方を含め、市民への周知を促すように働きかける