【2022.6/五島市市議会メモ】議会最終日

五島市の市議会では、議事録が公開されるまでに時間がかかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではなく、個人的なメモです。

発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もありますので、ご注意ください。

日時:2022/7/1 10:00~:欠席議員 荒尾

監査結果報告

割愛

人権擁護委員の推薦

質疑・討論なし・採択

総務水道委員会の報告

②-①【総務水道】分科会長報告(54号 一般会計補正2号)

意義なく原案可決

教育委員会報告

②-②【教育福祉】分科会長報告(54号 一般会計補正2号)

産業経済委員報告

②-③【産業経済委員会】分科会長報告(一般会計補正2号 54号)

付帯決議の討論

江川.R4の補正予算にはタブレット端末の準要保護世帯、特別支援学級に対する就学援助費・オンライン通信費が計上された。家庭でもICT機器を活用することにより、学びの個別最適化を図る事となっている。必要な機器の設置費用・通信費が必要となり、新たな負担となる。
全ての保護者に例外なく及ぶ。負担能力の有無により不平等が生じる可能性があるため、十分留意されるように付帯決議。
保護者の負担能力によって格差が生じないようにすること。

丸田.学習環境に格差を生じさせない環境整備とあるが、どこまでの整備を考えているのか。

江川.質疑の中でオンラインが設置されていない所帯が全体の17%あるとの説明だった。通信費が補助できるのは、Wi-Fi環境を設置するための確約書を提出した所に支給とあるが、所帯の数で言ったら生徒の
数は増えると思う。通信機器の貸し出しや、公の施設でネットを使えるような環境の整備を求める。Wi-Fiを使えない子供はどこで学習が出来るのか。

丸田.Wi-Fi環境でないといけないのか?オフラインで学ぶことが出来るのか?

江川.Wi-Fiの環境があればタブレットの宿題をしたときに、自動的に採点も出来る。採点の結果、復習・予習が出来るシステムがないとそれ以上の事が出来ないという説明だった。

丸田.学習環境の格差を求めないことをどこまで求めるのか。貸し出しは無理であれば機器を貸し出して与えるのか?貸し出した機器を与えた場合は矛盾しているのではないかと思う。

江川.どこまでインターネットを使うかは制限をかけるのは問題ないとの事だった。実際に各家庭で計算したら月に1500円程度なので、それぞれの家庭の負担は生じる。

反対討論

神之浦.保護者の負担能力の有無で差を生じさせない環境に努める事は異論はない。R4の第2号のオンライン通信費に基づき、就学困難な生徒を前提とした制度になっている。
格差を生じさせない環境整備を図るものである。すべての保護者を対象とするのであれば、就学補助制度の枠組みを超えるものとなる。なじまないものとなる。
理事者からオフライン状態でも使用可能なソフトの導入や、学校の場所を開放するなどの答弁もあっている。通信環境が整備されている中で、すべての世帯を対象として機器の設置は著しく困難であるもの。

賛成討論

草野.付帯決議は施工についての意見・要望であり法的拘束力はない。今後より努力してほしいという思いでの付帯決議である。現在も多くの家庭で整備されていないものである。通信費を補助していくもので、家庭でオンライン学習できない状態が生じる。その生徒は登校させて学習させるのだという答弁だったが、学習の公平性を欠くものであった。今後、学習環境の格差が生じないようにという思いである。

中西.国の特別支援教育就学奨励費として計上されているのは6万3千円であり、残りの344万円は一般財源からの持ち出しとなっている。そのため、就学補助制度の枠組みという話ではなく、五島市として対策をするべきだと考える。それに加えて、すべての世帯を対象とした機器の設置は困難であるとの反対討論だったが、機器の設置ではなく、貸し出しという形での支援も可能であると考えるため、付帯決議に賛成。

起立少数(5名).否決

議案55号 国民健康保険

施設勘定の239万1千円を追加

原案可決

議案56号 介護保険事業

原案可決

議案57号 交通線特別事業

原案可決

義務教育費国庫負担制度の割合引き上げの請願

原案可決

義務教育費国庫負担制度拡充に掛かる意見書

原案可決

国民の祝日「海の日」を固定化する意見書

原案可決

市長挨拶

ご提案、意見は今後の市政運営に反映させたい。

新型コロナ感染症

フェーズ1の注意報に引き下げられたが、依然として気を緩めることが出来ない状況となっている。
8月31日までPCR無料検査を拡充している。マスクで熱中症の危険性が高くなる。
屋外で人との十分な距離を確保できる場合は、熱中症の対策を。

ワーケーション
余白と戯れるとしてワーケーションを3年ぶりに開催し56名の方が入れ替わりで滞在している。
滞在中は自然・食の体験を通じてワークスタイルを考えるきっかけとし、移住の候補地となる期待をしている。

久賀診療所
本日より麻生先生に来ていただくことに。五島医師会の皆様に感謝。

環境の日
6月を環境月間として暮らしの中で行動に移すことを目指して取り組みが行われている。

ポイ捨て禁止の啓発のために上り旗を設置。空き缶回収キャンペーンも実施。
NIB主催のスポごみin長崎でスポーツの要素を取り入れたスポーツ。113名が参加し漂着ごみを回収。
県・市が合同で不法投棄禁止パトロールを実施。市民大清掃への積極的な参加などのためにご協力をお願いします。

消防操法大会
7月3日に開催。火災を想定して決められたルールで競技。8月7日の大会に出場する予定。

マイナンバーカード
6月19日で42.5%となっており、全国と比べると低い状況が続いている。毎月第二・第四日曜日に臨時受付窓口を設置して受付をしている。
マイナポイント第二弾は、健康保険証、公金受取口座の受け取りで最大2万ポイントが付与される。

地籍調査訴訟
地籍調査の成果の訴えは6月23日判決が言い渡された。控訴人の請求が棄却され市の主張が認められた。

還付金詐欺
市民から相談が寄せられ、不審な電話が複数かかってきている。消費生活センターではケーブルテレビで注意喚起を行っている。詐欺はためらわずに身近な人に相談を。
市では自動通話貸し出しを行っている。ぜひご利用ください。

個人メールの誤送信
高齢者1名の分、居宅支援介護事業所23社に流出。メールの削除依頼を行っているので、これ以上の誤送信はないと思っている。再発防止に努める。

参議院議員選挙
棄権することなく、投票所に足を運んでください。投票できない人は商業施設・ターミナルに期日前投票所を設置している。