本日は、山内診療所の院長である宮崎昭行さんにお会いしてきました。
https://www.city.goto.nagasaki.jp/…/20190526151254.html
アポなしにも関わらず、私に「産業革命(大量生産・大量消費)文明の終焉」という17ページの資料をくれました。
これを読んで、私は「わら一本の革命」を読んだ時と同じく、根本的な暮らしの在り方や、政治が果たすべき役割について考えさせられました。
現状では、ほぼ全ての日本人が化石燃料に頼った生活をしていますし、それなしでは生活が成り立ちません。
しかしその一方、多くの人が相次ぐ気候変動を目の当たりにし、このままでは持続可能ではない事も痛感しています。
現在の生活をいかに変え、持続可能な社会を目指すか?
このテーマに対して、政治が果たす役割はとても大きいと感じています。
令和2年12月17日、五島市は「ゼロカーボンシティ」を宣言しましたが、圧倒的に市民への浸透度は低く、「とりあえず出してみた」感が強いと感じています。
https://www.city.goto.nagasaki.jp/…/20210208095104.html
「理想は分かるけど、方法が分からない」という市民が殆どではないでしょうか?
私も車を持たない生活を始めて4か月ほど経ちますが、やっぱり困難も多いし、人様のお世話になる事ばかりです。
五島市内でのゼロカーボンは現実的に非常に難しく、二次離島・へき地は車や船がないと、生活そのものが成り立ちません。
それでも五島にはまだ、自然との共生を実現できる余地が残っていると感じます。
「エコアイランド」なんていう言葉はもう時代遅れかもしれませんが、環境負荷の少ない島暮らしが出来ないか、いつも考えています。
「小さな一歩」を実現可能な所から楽しく始めて行けるよう、これからも実践や勉強会をしていきたいと思っています。