クラスター発生源となる感染者数が増える中、五島市行政の対応力が問われています。
以下、市民の方から頂いた声を基に、リスク管理上の改善要望をまとめました。
(「市長への手紙」にも書きました)
1.「届かせる」情報周知
現在、五島市長はYouTubeやFB、公式HPで情報を発信しています。
https://www.city.goto.nagasaki.jp/s034/010/010/030/202/100/20200721143919.html
しかし、ご高齢の方に対しては届きづらいです。
そのため、台風10号接近時は、市長自ら防災無線で市民に呼びかけを行いました。
コロナへの注意喚起も同様に、
- 市長自ら防災無線で呼びかける
- 公用車を走らせ録音したテープを流す
事が必要です。
2.感染拡大への備え
五島市は医療体制が脆弱であるため、感染拡大で病床不足・人手不足がすぐに顕在化されます。
そのため、「病院以外の隔離場所」への対応が必要です。
- 受け皿の確保(市内のホテルや遊休施設)
- 容体を判定する機器への導入支援(血中酸素飽和度の測定など)
- 自宅待機者への食品提供(市が備蓄するレトルト食品など)
- 搬送手段の確保(陸上・海上・空路)
など、感染拡大に備えたソフト・ハード整備が求められます。
3.人的リソースの最適化
現在市内では、
- 人手不足:保健所、医療介護従事者など
- 人手超過:観光業や飲食店、サービス業など
の状態となり、リソースのミスマッチが起きていると考えられます。
勿論、従来の雇用を維持する事は大切ですが、人手不足な業種に対する支援も必要です。
五島市がこうした人的リソースを最適化するために、仲介役を果たす事ができないでしょうか。