【未経験者必読】政治家になるには?超具体的な行動9選

ねこ

地盤もない、人脈もない、実績もない、そんな人でも政治家になる事は可能でしょうか?

政治家になるために、具体的に何から始めれば良いでしょうか?

こうした疑問に答えます。

結論から言うと、0からでも政治家になる事は可能です。全国には事例も沢山あります。

まずは私自身の選挙経験についてご紹介し、その後に具体的な行動を紹介します。

この記事を読むと、「政治家になるために今日から始めるべき行動」が分かるかと思います。

私の経験

0からのスタート

私の簡単な経歴は

  • 2017. 出身地の千葉から縁もゆかりもない五島市に移住
  • 2018. 市長選挙に立候補を決意し行動開始
  • 2020. 8月 五島市長選挙(大敗)
  • 2021.2月 五島市議選挙(当選)

文字通り0からのスタートでしたが、幸い市議選挙で当選する事が出来ました。

(次も市長を目指しています)

「3つのバン」は必要か?

一般的に、選挙には「3つのバン(地盤・看板・鞄=おカネ)」が必要であると言われています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E3%83%90%E3%83%B3

私には一つもそれがありませんでしたが、

政治家になるには必ずしも「3つのバン」が必要ではないと感じました。

古い格言に捕らわれる必要はないです。

具体的な行動1. 「なぜ?」を紙にまとめる

あなたが政治家を目指す理由

を、出来る限り詳しく紙に書きましょう。ポイントとしては、

幼少期の体験、学生時代の経験、社会に出てからの経験

と言った、あなたの人生の経験や体験と「政治家を目指す理由」の関連性です。

「政策作り」に時間をかけるな

あえて言いますが、政策はそれほど大切ではありません

もちろん、政治家になってから「何をするか」は大事ですが、

選挙の現実として、「政策」の優先度はそれほど高くありません。

(あくまで私の実感です)

「What よりも Why」の方が格段に重要です。

政策よりも「なぜ?」が大事な理由

木にたとえると、

  • 政策:枝
  • なぜするか:幹

であり、「何をするのが正解か」は、その時々で常に変化していきます。

しかし、幹はどんなに風が吹いてもちょっとやそっとじゃ倒れません。

人は政策ではなく、共感で動くという事実もありますので、選挙でも同様だと感じます。


実は、私は選挙に向けて、

「何を実現するか?(what)」

の作成に時間を取られ過ぎたと反省しています。

具体的な行動2. 「政治家になる」と周囲に宣言する

一番大切な事は、ワンピースの主人公、ルフィと同じです。

海賊王になる!!

と宣言する事です。出来る限り、多くの人に宣言しましょう。

ここで大切な事は、

政治家になりたい

ではなく、

政治家になる

と断定する事です。

反対もあるかもしれませんが、まずは知ってもらう事が一番大切です。

目標としては、少なくとも50人くらいの人に宣言し、手順1で作成した「出馬理由」も述べましょう。

具体的な行動3. 「選挙のルール」を学ぶ

次に大切な事は、「選挙のルール」を知る事です。

選挙法を知らずに違反をすると、選挙の当選が無効になる可能性もあります。

とはいえ、素人が「公職選挙法」を1から理解するのにはとても時間が掛かります。

私の場合は、選挙プランナーの方が書いた本を熟読し、選挙のルールや「やってはいけない事」を知りました。

この本に詳しく書いてあるので、おススメです。


具体的な行動4.「勝利のシナリオ」を作る

次に大切な事は、「勝利のシナリオ」を立てる事です。

選挙までの期間から逆算し、

  • どの地区で何票を取れれば勝てるのか?
  • どのような活動が票数に繋がるのか?

を自分なりに徹底的に考えましょう。その際に参考になるのは、

その選挙区で票数を得ている政治家の行動分析

です。情報収集を行い、ご自身が実践できる徹底的に方法論をパクりましょう。

言うまでもなく、

選挙までの間、どれだけ効果的に活動するか?

が勝敗を大きく左右します。

スケジュールを作成し

  1. 選挙〇日前までに〇〇をする
  2. 選挙×日前までに××をする

という形で目標設定をし、「これを達成すれば勝てる」という自信が持てる戦略を立てましょう。

最初は何をすれば良いか分からないかもしれませんので、次の行動を紹介します。

具体的な行動5. 仲間を集める

選挙は一人では戦う事は出来ません。

当然ながら、周りの協力や周囲のサポートが必要です。

最初の手順で宣言した人のうち、

協力的で熱量の高い人

を中心にメンバーを組みましょう。

とはいえ、いきなり最初から賛同者が沢山集まる事はありません

私の場合もそうでした。

最初は2~3人で後援会組織を作って定期的に作戦会議をしました。

「仲間づくり」は継続的な活動となりますので、

政治活動を通じて徐々に増やしていくことが肝心です。

具体的な行動6. ネット戦を開始する

具体的な政治活動の中で、まずやるべきなのがネット戦です。

特に最近は新型コロナの影響もあり、訪問や集会が難しい状況です。

どの媒体を選べばよいか?

ブログ、SNS、YouTubeなど、様々な媒体があります。

正解はありませんが、選挙区内で最も有効な方法を選びましょう。

とは言え、どれが有効なのか分からない。。。

方も多いのが現実なので、ネットで専門的に情報発信をしている人に相談するのも一つの手段です。

 

ただし、「あれもこれも」やろうとすると収集が付かなくなりますので、

メインで運用する情報媒体

を最低一つは決めて、出来るだけ毎日更新しましょう。

地道に継続する事で、少しずつフォロワーが増えていくはずです。

具体的な行動7. 空中戦を開始する

空中戦とは、街頭演説やポスターの掲示、駅前での辻立ちと言った、

「多くの人に広く知られる活動」

です。これもネット戦と同じで、地道な継続が鍵となり、

少しずつ知名度の向上を目指していきます。

辻立ちのポイント

私の場合は、朝の交差点での辻立ちがそれなりに有効だったと思っています。

ポイントは、

いつも同じ時間帯

に出没する事です。そうする事で、

いつも立っている人

というイメージが定着します。

泥臭いかもしれませんが、泥臭さが大切です。

具体的な行動8. 地上戦を開始する

地上戦とは、歩いて一人一人に支持を訴える活動です。

どぶ板は有効か?

私はいわゆる「どぶ板」こそが、最も有効な政治活動だと実感しています。

特に高齢者の多い世帯だと、

わざわざ会いに来てくれた

という印象は大きいと感じます。

ネット戦・空中戦・地上戦の時間配分

どの領域にどれだけ時間とお金を割けば良いか?

これは政治家を目指す人の永遠のテーマです。

選挙区によって変わりますし、時代によっても変わりつつあります。

だからこそ、最初の「選挙戦略」が大切になりますし、活動を通じて修正する事も必要です。

しかし、どの領域にも共通している事は、

地道に継続する事

に変わりはありません。

具体的な行動9. 選挙の準備をする

選挙に関しては、公職選挙法上で細かい決まりが沢山あります。

そこで一番有効な方法は、「経験者に参謀を頼む事」です。

もちろん、未経験者の中で試行錯誤するのも一つの方法ですが、

しっかりとルールを理解し、選挙法違反にならないような準備が必要です。

行動のまとめ

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

手順を大まかに3つにまとめると、

  1. 「なぜ?」を確立し、周囲に宣言をする
  2. 「勝てるシナリオ」を作成し、地道な活動を開始する
  3. 選挙法違反にならないように、選挙の準備をする

という事です。

しかし私自身、完全にこの流れに沿って活動を実践できたかと言うと、正直20点くらいでした。

政治活動を通じて予期せぬ出来事や、トラブルも沢山あるかと思います。

しかし大切なのは、何はともあれ行動です。

私は政治家を目指すあなたを応援しています。

 

最後に、選挙のモチベーションを高めるために、全国の事例を紹介します。

(参考)全国の事例と書籍

若いリーダーたち

  • 北海道の夕張市長を務めて北海道知事になった鈴木直道氏

https://www.naomichi-suzuki.com/

  • 全国最年少(28歳)で市長になった東修平氏

https://twitter.com/azumashuhei?lang=ja

  • 知事選挙への出馬に意欲を示す千葉市の熊谷俊人氏

トップページ

  • 36歳で福岡市長になった高島宗一郎氏

https://ameblo.jp/so-takashima/

など、全国では「経験が浅い」と言われがちな若い方が活躍されています。

おススメ本

最後におススメ本の紹介です。