そういえば、ちゃんとした形で「決意書」を書いていなかったので、改めて書きました。
なぜ市長選挙に出るの??
は今後ずっと問われ続けてくるでしょうから、定期的に書き続けていきたいと思います。
今回は、A4用紙1枚に収まる程度の文字数です。
「変わるきっかけ」の恩返し
私が五島に来たのは27歳の時でした。
私は会社員として東京やインドで働きながら、都会の生活や暮らしに対する違和感を抱いていました。
コンクリートに覆われたビルの中、複雑なシステムを扱うパソコンと向き合い、会社員をしていました。
「いずれ自分で何かを始めたい――。」そう思いながらも、何も方法が見つからず、もやもやしていました。
そんな時、五島列島を訪れて、雄大な自然の素晴らしさを前に、私は「やりたい事」を発見しました。
私は会社をすぐに辞めて、五島に移住する決心をしました。
移住してみると、最初に考えたこと以外にも、沢山のやりたいことが見つかりました。
私の人生にとって大切な素晴らしい出会い、きっかけを与えてくれた五島に感謝しています。
五島に何か恩返しが出来ないだろうか――?
そう考えた時、幾つかの選択肢がありました。
例えば五島で、立ち上げた事業の拡大や、新規事業を立ち上げる事。
しかし、それは既に多くの人が取り組んで、チャレンジしている分野でした。
一方で、少し視野を広げると、「地方の政治家」は、なり手不足と後継者不足が深刻です。
その理由は、政治家になるためには、資金や人脈など、多くのハードルがあるからです。
それならいっそ、ハードルの高い世界にチャレンジしてみるのはどうだろう――?
考えてみると、五島には沢山の魅力がありながら、それを十分に活かしきれていません。
だからこそ、しがらみのない、よそから来た若者の挑戦に意味があるのではないか?
そう思い、市長選挙にチャレンジする事にしました。
なぜ議員ではなく市長なのか?
今、技術の発達や自然災害により、私たちが暮らす社会や働き方、人生そのものが大きく変わっています。
そんな中で、政治の世界にも「大きな変化」が必要だと感じます。
五島が「変化する割合」を考えれば、市議よりも市長の方が大きな役割だと考えます。
未経験だからこそ、前例に捕らわれず、大胆な発想で意思決定が出来ると考えます。
私の人生に貴重な発見を与え、行動を促してくれた五島。
そんな五島に対して、私は「変化のきっかけ」を恩返したいと思っています。
五島はこれから、「変わるべき」なのか、「今まで通り」がよいのか。
いずれにせよ、一人一人が考え、行動するきっかけになれば、五島は今よりもっと素晴らしい場所になるのではないでしょうか。