環境シンポジウム
五島高校のイベントに参加しました。
本日は、その感想をご紹介します。
ゴミ処理費用の負担問題
広報ごとうにも書かれていますが、五島市は年間(H31年度予算)で「漂着ごみの撤去」として1億2760万円を計上しています。
これは多大な金額ですが、問題は高校生の指摘する通り、
根本的な解決になっていない
という事です。
ゴミの撤去はイベント化して、予算は根本的なゴミ問題の解決に振り向けるべきでしょう。
ゴミ問題は、ボランティアに頼らなくても、アイデア次第です。
【参考】キンコン西野の「ゴミ問題」の解決策がスゴイ!
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12462102591.html
宣言と行動
根本的なゴミの解決っていうと、一人一人の意識の改革も大事です。
高校生は、このシンポジウムの最後に、「宣言文」をまとめ、自分たちの行動レベルまで活動を落とし込んでいました。
これは非常に大事でして、映画「生きる」のクライマックスみたいに、
皆で意識を変えようぜ!!!
的な、威勢の良い掛け声倒れに終わらない事が大事です。
https://nakanishidaisuke.com/2019/04/24/kurosawa/
私は初日のステージで、「ゴミを拾う」事を宣言しました。
歩きながら、ランニングしながら、目に着いたゴミは拾うようにします。
「夢は言葉にすれば実現する」と言いますが、こうやって言葉に出すことで、行動を促す事って大切だと思います。
楽しむ事
ステージでイキイキと発表をする高校生は、楽しそうに見えました。
それは課題を「自分事」として捉えているからだと感じました。
現在、教育の現場では「画一的な学びからの脱却」が唱えられていますが、これからの時代は、いかに「自分事」を見つけられるかだと思います。
これは従来のように、学校という枠の中だけで完結する話ではありません。問題を解決するためには、アクティブに外に出て情報収集をし、価値観の異なる人たちとも共同していく必要があります。
いかに巻き込んで、当事者を増やしていくか?
というテーマはゴミ問題に関しても大事ですが、他のビジネス全般でも同じです。さらに言えば、「これからの時代を生きていく」という事も、突き詰めれば
どうやって他者との関係を構築していくか?
という事です。私も選挙に関しては、関係人口を増やすことが非常に大切だと思っています。
楽しさ・ワクワク感・期待感
みたいな部分で、これからを生きる若い人たちと手を結んでいけたら良いな、と思っています。
ありがとう、高校生!