本の紹介です。
今回取り上げる「過疎ビジネス」の実態を簡単に言うと、
市町村の行政判断が外部の企業に食い物にされ、無駄なお金を吸い取られてしまう構図です。
本書籍を読んで、明日は我が身なのでは?
と思いました。もしかすると、既にこうした事例は五島市でも既に起きているのかも、、と心配になりました。
離島のドローン事業
以下の事案そのものは、書籍の「過疎ビジネス」とは無関係です。
先日視察で訪れた奄美島の瀬戸内町では、市が2億円を投じて設立したドローン事業の物資輸送は当面休止との議会答弁がありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b313ab6e2f2291eeb2c0b1b8b97e5f14f4341a3a
五島市においても過去に3年間、ドローン買物支援に対する予算が計上されており、反対討論を行いましたが否決されました。
当時の議事録
3年間事業を実施しましたが、結局は目標とする数値は達成することなかったそうです。
費用対効果に疑問に感じた事業
その他にも、必要性や費用対効果の観点で私が反対した補助金は幾つかあります。
・モバイルクリニック事業
・遠隔窓口設置事業
これらも賛成多数で可決されましたが、稼働率は現在どうなっているのでしょうか?
総括
今回取り上げた事案そのものは、「過疎ビジネス」とは無関係です。
上記件とは別に、市議会には「市町村が食い物にされないため」の最終防波堤の役割が求められますが、実際はガバガバになっている事例(=ほぼ全て可決)が多いと感じています。
しっかりと検証しながら、声を上げ続ける事が大切なのかなと思います。
