2025年12月3日に開会となった五島市議会の定例会です。
10:00ー11:52
目次
- 議長報告
- 市政報告
- 【有人国境離島法改正・延長の要望活動について】
- 【子どもの遊び場について】
- 【ながさき農林業大賞・ながさき水産業大賞の受賞について】
- 【森林価値創出プロジェクトの取組に関する連携協定について】
- 【五島市南沖の洋上風力発電に係る準備区域への整理について】
- 【日本ジオパーク再認定審査に係る現地調査について】
- 【福岡大学理学部とのジオパークを軸とした連携協定について】
- 【関係人口の拡大について】
- 【スポーツを通じた交流人口の拡大について】
- 【徳永悠平サッカークリニックについて】
- 【「ONEKYUSHUサミット2025in五島」について】
- 【こどもでじまはく・こども未来フェスタについて】
- 【ながさきピース文化祭2025について】
- 【長崎県美術館名品展移動美術館の開催について】
- 【五島市ゆかりのアニメ上映会について】
- 【全国女性消防操法大会について】
- 【ふるさと企業大賞の受賞について】
- 【高速船TAIYOの一部運休について】
- 【五島市に対する損害賠償請求事件について】
- 監査報告
- 行政調査報告
- 決算報告
- 国保・後期高齢者特別会計
- 大浜・本山財産区・港湾整備・下水道事業特別会計
- 土地取得会計・水道会計特別会計
- 議案の説明
- 補正予算の説明
議長報告
令和7年12月五島市議会定例会議長報告 議長報告をいたします。
10月15・16日に実施された長崎県市議会議長会主催の行政視察に、参加いたしました。今回の行政視察は、静岡県富士市と山梨県富士吉田市ふじよしだしを訪問し「新富士駅シェアオフィス」と「ふるさと納税の取組」について、取組の背景や経緯、創意工夫の状況、現状と課題について情報交換を行ったところであります。 次に、10月22日、石垣市において開催された「全国民間空港所在都市議会協議会第108回臨時総会」に出席いたしました。 会議では、伊丹市いたみし議会議長の会長あいさつ、開催地である石垣市の議長及び副市長の歓迎あいさつを受け、事務報告を承認した後、協議に入りました。令和6年度決算、令和7年度補正予算をそれぞれ認定・可決し、また、令和8年度の分担金を了承し、さらに令和8年度の臨時総会の開催地を苫小牧とまこまい市に決定し、閉会いたしました。
次に、10月29日、東京都において、「全国離島振興市町村議会議長会令和7年度臨時総会」が開催され、出席いたしました。総会では、副会長である新宮町しんぐうちょう議会議長のあいさつに続いて、役員異動報告がなされました。議事においては、役員の選任が行われ、会長に山口県周防すおう大島町おおしまちょう議会議長が選任されました。 翌30日には「長崎県離島振興市町村議会議長会」による、本県選出国会議員への要望活動に参加いたしました。 県内10団体で組織する離島議長会からは、「有人国境離島法の確実な延長と支援事業の拡充について」をはじめ、五島市提出の「離島航路におけるジェットフォイルの更新について」及び「福江空港の機能強化について」など、13項目に関して、強力な支援を要望したところであります。 次に、「長崎県国境離島市町議会連絡協議会」による、国会議員への要望活動に木口会長ほか22名と参加しました。 県内5市2町で組織する連絡協議会からは、「国境離島地域の実情や現下の社会経済状況に即した有人国境離島法の改正及び確実な延長」「特定有人国境離島地域社会維持推進交付金等関連施策の財源確保及び支援制度の拡充」「国境離島地域の保全に向けた空港・港湾等の整備促進及び国の行政
機関である海上保安部及び自衛隊の部隊の体制強化」の3項目に関して、強力な支援を要望したところであります。 次に、同じく東京都において開催された「第43回離島振興市町村議会議長全国大会」に出席いたしました。 大会では、会長あいさつ、副会長による行動宣言に続いて、来賓として国土交通大臣政務官及び各政党代表者等からあいさつをいただきました。その後、議事に入り、離島における「財政」、「交通・通信」、「産業」、「医療」、「子育て支援」及び「エネルギー」対策など12項目についての要望と決議を決定し、加えて、「有人国境離島地域の保全及び特定有人国境離島地域に係る地域社会の維持に関する特別措置法の改正・延長に関する特別要望」を採択し、閉会しました。 次に、11月7日から12日にかけて、中国上海市・北京市を訪れた、「中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年記念訪問団」に参加いたしました。 訪問先では、上海市周辺の観光事業者・在上海長崎県人会・中国対外友好協会・中国外交部・中国友好協会・貿易関係者等との親交を深めました。 在中国日本大使館では、山田公使ほか4名の講師により、「中国事情」について説明を受けました。
次に、11月13日、東京都で開催された「防衛省全国情報施設協議会役員会・要望活動」に野茂副議長が参加いたしました。 要望事項は、「基地交付金の増額及び地上電波測定装置等の早期整備更新」を求めるもので、「防衛省全国情報施設振興議員連盟」の会員である国会議員への要望活動を行い、総務省と防衛省にも同様の要望活動を実施したところであります。 次に、11月17日、東京都において、「全国過疎地域連盟第60回(令和7年度第2回総会」が開催され、出席いたしました。総会では会長である長野県知事阿部会長のあいさつに続いて、林総務大臣・谷自由民主党過疎対策特別委員会委員長より祝辞をいただきました。総会では、役員改選がおこなわれ、新たに高知県知事濱田会長が選任されました。 次に、11月19日、長崎県庁で行われた「長崎県離島振興市町村議会議長会」と「長崎県町村議会議長会」の2団体合同による、県知事への要望活動に出席いたしました。 離島振興市町村議会議長会からは、「有人国境離島法の確実な延長と支援事業の拡充について」をはじめ、五島市提出の「離島航路におけるジェットフォイルの更新について」及び「福江空港の機能強化について」など、13項目に関して、強力な支援を要望したところであります。特に、有人国境離島法の改正・延長については、長崎県が全国のリーダーシップを取って、強力に推し進めていただきたいと、訴えてきました。 また、県知事要望活動終了後に開催された「議長・副議長及び事務局長研修会」に出席いたしました。 研修会では、町村議長会の会長あいさつのあと、長崎県の馬場副知事を講師として、『選ばれる「新しい長崎県」の実現に向けて』と題して、講演がなされました。
市政報告
高市内閣で抜擢された金子議員、山本議員、加藤議員にお祝い。おちからぞえを賜りたい。
令和7年12月五島市議会定例会市政報告 本日ここに、令和7年12月五島市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはご健勝にてご出席を賜り、衷心より厚く御礼を申し上げます。 本定例会におきましては、条例案、補正予算案など重要案件のご審議をお願いするものでありますが、開会冒頭に当たりまして、市政運営の概要をご報告いたします。
【有人国境離島法改正・延長の要望活動について】
10月25日、福江文化会館で、五島市国境離島振興協議会、市議会との共催により、「有人国境離島法改正・延長五島市総決起大会」を開催しました。 この大会は、令和9年3月末に期限を迎える有人国境離島法の改正・延長を強く国に訴えることを目的に開催したものであり、当日は1,000人を超える関係者や市民の皆様が一堂に会し、同法の改正・延長に向けた地域の総意を共有する場となりました。 ご多用の中ご出席いただきました、国会議員、知事、県議会議員、市議会議員並びにお集まりいただいた市民の皆様に心よりお礼を申し上げます。 また、30日には、県内の5市2町の議会で構成する長崎県国境離島市町議会連携協議会とともに、国会議員への要望活動を行い、有人国境離島法の改正・延長の必要性を現場の声として訴えました。 今後も、地域の声を国に届けるべく、関係団体と連携しながら、同法の改正・延長の実現に向けて全力で取り組んでまいります。
【子どもの遊び場について】
9月11日から10月20日にかけて、全天候型こどもの遊び場施設整備基本構想の素案に関するパブリックコメントを実施し、196件のご意見をいただきました。その内訳は、基本構想の素案に賛同するものが161件、反対するものが29件、賛同でも反対でもないものが6件で、基本的な方向性については、概ね了承いただいたものと考えております。 この結果を受け、全天候型こどもの遊び場は、乳幼児から小学生まで最大100人が同時に遊べる広さの施設を市立図書館横の職員駐車場に新設し、相談機能、多世代交流機能を備えたものとする計画の概要を、基本構想に追加しました。 ご意見の中には、「五島には無い施設、是非実現して欲しい」「雨天や猛暑、寒い時期でも遊べる室内の遊び場が少ないのでとても楽しみ」といった賛同する声が多くある一方で、「費用対効果に見合った施設か」「既存施設の活用を徹底すべき」との慎重な声もありました。 いただいたご意見については、検討すべき項目や補足説明すべき項目に整理し、検討状況や市の見解について、随時、皆様にお示ししてまいります。
【ながさき農林業大賞・ながさき水産業大賞の受賞について】
11月15日、長崎市で、県などが主催するながさき農林業大賞・ながさき水産業大賞の受賞者表彰式が開催されました。ながさき農林業大賞では、株式会社道脇農園が「しまの農林業経営部門」で県知事賞を、ながさき水産業大賞では、株式会社三井楽水産が「優良経営部門」で県知事賞を、鎌田祥平さん・智美さんご夫妻が「魅力ある漁村づくり部門」で運営委員会長賞を受賞しました。 道脇農園は、離島の葉たばこ、青果用かんしょ、麦の複合経営を行っており、契約取引品目を主体とした効率的かつ収益性の高い模範的な経営を実践していることが評価されております。 三井楽水産は、「鬼鯖鮨」の生産、販売で知られ、サバの加工に使わなかった部分を地元のクロマグロ養殖業者に餌として提供することで環境負荷の低減を実現するなど、SDGsの理念にも合致していることが評価されております。 鎌田さんご夫妻は、奈留島に移住後、地域と一緒になって地元の魚を食べることができる場所を作り、地域の活力向上や魅力発信、担い手育成、移住者確保などに貢献していることが評価されております。 受賞された皆様に心よりお祝いを申し上げますとともに、五島市の農林水産業の模範として、今後ますますご活躍されることを期待しております。
【森林価値創出プロジェクトの取組に関する連携協定について】
11月20日、アイフォレスト株式会社、株式会社杣林、一般社団法人みつめる旅、ヤマハ発動機株式会社と森林価値創出プロジェクトの取組に関する連携協定を締結しました。 この協定は、市有林を適切に保全し、創出されるグリーンカーボンクレジットを販売することで、脱炭素社会づくりに貢献するとともに地域課題の解決に向けた取組に寄与することを目的としております。 これにより、手入れが行き届かなかった久賀島の市有林の保全を図り、地域活性化事業を展開してまいります。
【五島市南沖の洋上風力発電に係る準備区域への整理について】
10月3日、国は「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」に基づく促進区域の指定に向け、五島市南沖を新たに「準備区域」として整理したと発表しました。 この準備区域は、具体的な協議を行うことを念頭に、利害関係者等との調整に着手している区域として国が整理したもので、五島市南沖が促進区域に指定されれば、市としては崎山沖に次いで2か所目となり、新たな雇用の創出や地域経済の活性化が大いに期待できます。 引き続き漁業関係者や関係機関の意見を丁寧に伺い、促進区域への指定を目指してまいります。
【日本ジオパーク再認定審査に係る現地調査について】
11月5日から7日にかけて、日本ジオパーク委員会の調査員2人が来島し、再認定審査に係る現地調査を実施しました。 現地調査では、五島列島ジオパーク推進協議会へのヒアリングをはじめ、地域のジオパーク活動の状況やリニューアルした鐙瀬ビジターセンターの視察などを通じて、新規認定された令和4年からの4年間の取組を確認していただきました。 審査結果は、早ければ年内に公表される見込みです。
【福岡大学理学部とのジオパークを軸とした連携協定について】
11月20日、福岡大学理学部とジオパークを軸とした連携協定を締結しました。 福岡大学には、これまでも市内の火山に関する調査や子ども向け溶岩実験など、ジオパーク活動への協力をいただいております。今回の協定締結により、地質・地形、大気環境、生態系、文化に関する調査研究や地域資源の活用などで持続的な連携が図られるとともに、五島を研究フィールドとした交流人口の拡大が期待できます。 引き続き、地域の魅力や資源を知って、守って、生かすというジオパーク活動の推進に力を入れてまいります。
【関係人口の拡大について】
10月3日、五島市特定居住促進計画を公表しました。県内初となるこの計画は、令和6年に改正された「広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律」に基づくもので、二地域居住の促進を通じた地域の活性化の実現のため、市が目指す方向性と目標を定めております。 今後は計画に基づき、二地域居住者などの受入促進に取り組むことで、新しい視点や知識、技術を持った人材と地域住民との交流、担い手の確保など、多様な人材が活躍・交流する地域づくりを目指してまいります。 また、10月15日から21日にかけて、ICTを活用して旅をしながら仕事をする、いわゆるデジタルノマドのモニターツアーを実施し、インドネシアやコロンビアなどのインフルエンサーを含む11人が参加しました。 11月18日には、宮崎県日向市で開催されたデジタルノマド官民推進協議会総会に出席し、日向市の受入体制や施設の視察、国土交通省によるデジタルノマドの展望に関する講演、全国の自治体との意見交換などを行ってまいりました。 デジタルノマドは、1か月程度滞在する傾向があり、経済効果も期待できることから、モニターツアーで得た意見や他の自治体の取組事例などを参考に、さらなる誘致に努めてまいります。
【スポーツを通じた交流人口の拡大について】
10月9日、中央公園多目的広場で「五島列島福江島グラウンド・ゴルフ交流大会」を開催しました。大会には、市内から209人、市外から84人が参加し、競技終了後は書道パフォーマンスやカラオケを楽しむなど、参加者同士の交流を深めました。 翌日には、市外からの参加者を対象とした観光ツアーを実施し、五島の風土と歴史を満喫していただきました。 11月16日には、マラソンとピクニックの要素を組み合わせたスポーツイベント「2025絶景福江島マラニック大会」を開催しました。 「西海国立公園指定70周年記念」の冠を付けて開催した本大会には、市内外から207人が参加し、鐙瀬や南河原からの眺望など、福江島の絶景を楽しみながら、思い思いのペースでゴールを目指していただきました。 また、コース内に設けられた給水所やゴールでは、島が誇る自慢の味でもてなし、参加者には五島の自然と味覚の両方を堪能していただきました。 大会開催にご協力いただきました関係団体、地域の皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。 今後もスポーツによる交流人口の拡大を図ってまいりますので、引き続きご協力いただきますようお願いいたします。
【徳永悠平サッカークリニックについて】
11月3日、中央公園陸上競技場で、元日本代表サッカー選手の徳永悠平さんを講師に迎え、「徳永悠平サッカークリニック」を開催しました。 クリニックには、市内のサッカークラブに所属する小学4年生から6年生までの児童43人が参加し、基本技術やミニゲームを通じて、実践的な動きやチームワーク、声かけの大切さを学んでいました。 今後も青少年の健全育成及びスポーツ振興に積極的に取り組んでまいります。
【「ONEKYUSHUサミット2025in五島」について】
10月18日、市立図書館で「ONEKYUSHUサミット2025in五島」を開催し、市内外から144人が参加しました。 このサミットは、九州を「一つの島」と捉えることで、九州全体での持続的な活性化を目指し、社会課題の解決や新たな地域ビジネスの創出などについて議論するもので、一昨年の別府市、昨年の宮崎市に次いで3回目の開催となります。 サミットでは、地元高校生による五島への思いの発表や、離島経済、地域の持つ可能性などをテーマとした活発な議論が行われ、五島から九州の未来を考える場となりました。 今後も、持続的な地域づくりにつながる取組を推進してまいります。
【こどもでじまはく・こども未来フェスタについて】
11月22日から23日にかけて、中央公園市民体育館で「こどもでじまはく」と「こども未来フェスタ」を同時開催し、2日間で約4,500人が来場しました。 「こどもでじまはく」では、大型のエアーアスレチックやボールプール、電動ゴーカートなどの遊具を設置し、子ども達に思いっきり体を動かして遊んでいただきました。 「こども未来フェスタ」では、子ども服や雑貨のフリーマーケットが開かれたほか、キッチンカーの出店などがあり、多くの家族連れでにぎわいました。 今後も、子ども達に遊びや体験の場を提供するとともに、子育て世帯が交流できる場や親子が楽しめる機会の創出に努めてまいります。
【ながさきピース文化祭2025について】
9月14日から県内全域で開催された国内最大の文化の祭典、第40回国民文化祭、第25回全国障害者芸術・文化祭「ながさきピース文化祭2025」が、11月30日の閉会式をもって終了しました。 五島市では、10月17日から19日にかけて、「東京藝術大学×世界遺産の島~セミナー&コンサート」を実施しました。19日に福江文化会館で開催した五島ウインドオーケストラ演奏会では、東京藝術大学講師陣と地元の中高生、社会人の共演や、ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の一曲、「ドレミの歌」を、来場した532人の市民の皆様全員で合唱するなど、会場全体が一体感に包まれたすばらしい演奏会となりました。 10月25日から26日にかけて開催した「連句の祭典」には、全国各地から75人が参加し、遣唐使ゆかりの地などをめぐる吟行会や交流会、入賞者の表彰や実作会を通じて、五島の歴史や文化に思いを馳せていただきました。 11月22日には、福江文化会館で県実行委員会の主催による「文化芸術による地域づくりフォーラム」が開催され、約150人が参加しました。東京藝術大学学長でアーティストでもある日比野克彦さんによる基調講演「アートは生きる力」では、絵を描いたり音楽を聴いたり、あらゆる文化的活動を心と体の健康に役立てようとする取組である文化的処方を紹介していただきました。 翌23日には、フォーラム出席者も参加し、奈留島の江上天主堂前で「そらあみ」完成記念式典を開催しました。 令和元年度から続くこの事業は、今回、制作場所に久賀島と宇久島を加え、福江島・久賀島・奈留島・中通島・小値賀島・宇久島と、五島列島をつなぐイベントとなりました。 「そらあみ」は、12月21日まで江上天主堂前と千畳敷に展示する予定となっております。たくさんのご来場をお待ちしております。 11月29日には、福江武家屋敷通りふるさと館で「島の民俗芸能祭」を開催しました。 市内各地で受け継がれてきた念仏踊りの周知や保存・継承、担い手の発掘を目的として、チャンココやオネオンデ、カケの実演、各団体の衣装展示などを行いました。会場には約500人が観覧に訪れ、それぞれの踊りの違いを見比べながら楽しんでいただきました。 同じく29日、中央公園市民体育館で「五島市障害者芸術・文化祭」を開催し、約800人が参加しました。このイベントは、従来の「障がい者和い輪いまつり」を改めたもので、当日は、障がいのある方の作品展示や演芸発表、物品販売など多彩なプログラムを実施しました。 今後も地域の伝統行事や文化・芸術の振興、障がい者福祉の理解促進と支援充実に努めてまいります。
【長崎県美術館名品展移動美術館の開催について】
12月12日から21日にかけて、福江文化会館で「長崎県美術館名品展移動美術館IN五島市」を開催します。 この移動美術館では、笠松宏有や増田常徳など五島市にゆかりのある画家の作品をはじめ、スペインの近現代美術を代表する巨匠ダリの版画やミロの彫刻など合計27点が展示されます。 市民の皆様には、この機会に是非ご来場いただき、一流の美術作品を間近でご覧いただければと思います。
【五島市ゆかりのアニメ上映会について】
12月20日、福江文会館で「五島市ゆかりのアニメ上映会」を開催します。 上映作品は「映画クレヨンしんちゃんオラたちの恐竜日記」で、映画上映後、この作品に出演する五島市出身の声優、立木文彦さんのトークショーも開催します。 立木さんは、声優、ナレーターとして数多くのアニメ作品やバラエティ番組などに出演している方で、トークショーは、立木さんのお話を聴く貴重な機会となります。 多くの子ども達、市民の皆様のご来場をお待ちしております。
【全国女性消防操法大会について】
10月28日、神奈川県横浜市で第26回全国女性消防操法大会が開催され、長崎県代表として五島市女性消防隊9人が出場しました。 女性消防隊は、大会に向けて今年の2月から約9か月間にわたり、合計80回の厳しい訓練を重ね、非常に高い操法技術を披露しました。 上位入賞は成し遂げられませんでしたが、隊員一人一人の努力と、日々の厳しい訓練を支えてくださったご家族や地域の皆様に心から感謝申し上げます。 安全・安心なまちづくりのため、引き続き消防団活動にご支援、ご協力をお願いします。
【ふるさと企業大賞の受賞について】
一般社団法人地域総合整備財団が表彰する「ふるさと企業大賞総務大臣賞」を、五島自動車株式会社が受賞し、11月17日、カンパーナホテルで伝達式が行われました。 この賞は、ふるさと融資を活用し、経済や雇用などの面で特に地域に貢献していると認められる事業者に対して贈られるものです。 五島自動車は、令和元年にふるさと融資を活用して「GOTOTSUBAKIHOTEL」を整備しており、インバウンド受入体制の率先した整備や行政と連携した積極的な誘致活動の実施のほか、日本語学校の卒業生を積極的に採用し、人口減少による労働力不足の解決に尽力していることが評価されました。 今回の受賞が、他の事業者の励みとなり、ますます五島市の魅力ある地域づくりが進むことを期待するとともに、受賞された五島自動車及び関係者の皆様に心からお祝いを申し上げます。
【高速船TAIYOの一部運休について】
五島旅客船株式会社が運航する高速船TAIYOが、11月23日から12月22日までの間、日曜日と月曜日を運休することとなりました。
14 五島旅客船によりますと、必要な船員数が確保できず、安全運航の確保が困難であるためとのことです。 なお、同社が運航し福江島、奈留島、若松島を結ぶカーフェリーOCEANは、これまで同様の運航となります。
【五島市に対する損害賠償請求事件について】
令和4年9月に、神戸地方裁判所尼崎支部において提訴され、現在、大阪高等裁判所において審理中の損害賠償請求控訴事件について、10月10日、11月5日及び11月20日に和解に関する協議が行われました。 和解については、9月11日の第1回口頭弁論終了後に裁判所から提案があったもので、控訴人である市と市の元職員が、被控訴人に対して5,800万円の解決金を支払うことで和解することを検討してほしいとの内容でした。この提案を受け、控訴人、被控訴人双方が和解による解決についての検討を行い、10月10日の協議の中で、双方とも和解に応じる意思を示しました。その後は、具体的な和解条項の内容について調整が行われております。 本定例会に、本件和解についての議案及び関係予算案を提案しておりますので、ご審議のほど、よろしくお願いします。 以上で市政報告を終わりますが、本定例会に提案いたします議案は、条例案、補正予算案、その他合わせまして31件となっております。
監査報告
報告書の通り。割愛
行政調査報告
報告書の通り。割愛
決算報告
質疑討論なし。認定。内容割愛。
国保・後期高齢者特別会計
質疑討論なし。認定。内容割愛。
大浜・本山財産区・港湾整備・下水道事業特別会計
質疑討論なし。認定。内容割愛。
土地取得会計・水道会計特別会計
質疑討論なし。認定。内容割愛。
議案の説明
割愛。別記事で紹介。
補正予算の説明
割愛。別記事で紹介。