五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。
そこで、議事メモを残しています。
※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。
日時 2025/9/16 13:15-
目次
人口減少対策について
高校生の市外流出抑制策として長崎県に対し五島高校衛生看護科に専攻科の新設を要望してはどうか
川口 長崎ピース文化祭が佐世保で開催。新聞を見たが天皇皇后両陛下が美術館で障害者作品展を鑑賞し3人の出品者と交流された。五島市出身の塚原さんが両陛下に紹介したとの記事。誇らしい気持ちになった。市民体育祭の開会式が催され、県大会や全国大会の表彰式が行われた。バレーボールをやっていたが、市の方で盛り上げている人たちを見ると感動的だと思った。バレーボール競技を拝見した。空調がありサブアリは涼しかったがメインは汗だくになったが、選手は大変な中頑張っていて感動的だった。全国的に暑い日が続いているが、まだまだ暑い日が続いている。体に気をつけてほしい。
地方になればなるほど減少傾向がある。成功している地域もあるようだが、著しく減少傾向にある。合併当初は44765人。31389人が現在。13367人で3分の1になっている。今年度が国勢調査だが、10歳から14歳が15歳ー19歳、・・・20前後の数が極端に少ない。理由は高校卒業後の学校がない。向学心のある子供は大学専門学校に進学するために島外にでる。僕も大阪の大学に行った。島内に存在しているのは5分の1以下ではないかと思う。そこで提案。市外流出の抑制策として、衛生看護の学部を新設、要望するのはどうか。H14に始まっている。確実な数字ではないが、5年生の一環の学校が78校あった。公立高校が26校。5年生の学校が3校ある。長崎・紅葉高校、九州文化学園で私立の学校。九州にも1校だけ。話を聞いたが、女子校に行く子供が五島からも何人かいる。6月の一般質問で五島中央病院の看護師不足も叫ばれている。そのまま五島病院に卒業後に入れる縛りを作ることで不足対策にもなる。五島高校には寮もある。今の問題をクリアしないと人口減少対策に一石を投じられないと思う。ぜひ前向きに検討してもらいたい。
市長 衛生看護科に新設とのお尋ねだったが、高校卒業後に学ぶ場所となる。3年で卒業する際に准看護師を取得。その後2年間で正看護師を取得することができる。看護師の定着は極めて重要な施策。選考課の新設は、卒業後のUターンを促す有効な施策となり得る。地域医療の安定に貢献できると思う。課題もあるが、五島市としては専攻科の新設が有効な施策になると考えている。これから要望してまいりたい。
川口 ぜひ進めていってほしい。
婚活イベントの現状と実績について
川口 20代から40代の既婚・独身数は。
福祉保険部長 R2の国勢調査の既婚者。男性61%、女性52%合わせて56%が有配偶者。未婚率は27%、女性は13%。男性の未婚者が女性より10%多い。H27の調査時に比べると1.42%増えていることから未婚者の割愛が増えている。若年層の割合は男性の未婚率が女性よりも高い。15%ほど男性が未婚率高い。20−49の未婚者は約1700名、女性は1251名。
川口 単純に子供が増えないと未来はありません。統廃合も進んでおりえいしんも統廃合される。結婚しないと子供が増えないのが一般論。婚活イベントは毎年3回ずつ行われているが、過去の実績は。
福祉保険部長 婚活イベントは相談・出会い・婚活支援をしている。結婚相談支援センターをR4年4月に開設。多岐に渡り行なっており縁結び隊が274名が相談、2組が結婚。出会いの支援は県のお見合いシステム、婚活イベントへの助成をしてきた。R3から民間会社と連携した企画などをフォローしていただいた。18回のイベントを開催し253名参加。74組のカップル、5組の結婚。独自の出会いの場を作るために、岐宿・なるでイベントが59名、8組のカップル誕生。結婚支援は国の交付金を活用して結婚支援。住宅取得費用、家賃引越し費用の助成。世帯所得が500万円未満。39歳以下が30万円。35世帯に引越し費用、家賃費用の助成を行い1113万円の支援をしている。
川口 各年度でこれくらいなのか。
福祉保険部長 結婚支援の延べの数。
川口 何年分科。
福祉保険部長 4か年分。
川口 4年間で5組の結婚ということか。
福祉保険部長 結婚支援センターの実績としては2組婚姻、婚活イベントを合わせると5組。
川口 実際に数字だけ言うと、正直あまり伸び悩んでいると見ざるを得ないと思う。縁結び隊という方が五島にいると思うが何人いるのか。
福祉保険部長 1人。
川口 この人数で足りているのか。
福祉保険部長 婚姻の件数は少ないイメージはあるが、相談件数は多く274名が相談に来ている。五島市としても活動に興味を持っている。おせっかいおばさんのイメージ。
川口 そういう方が身の回りにもいて母親もそうだった。独身の男女の世話をしたがる人が多かった。出来れば増やしてほしい。数字でも出ている通り草食系男子が増えているのだと思う。お節介な人が進めるという事が必要と思う。お見合いシステムの実績は。
福祉保険部長 手持ち資料がない。
→長崎県のシステムで13名が登録している。大変少ない数字なので周知に努める。気楽に参加できるイベントにシフトしたい。
オンラインのコン巡り合いはR6−7に1年にオンライン2−3回、リアルが1−3回実施している。カップルが4年間で婚姻に繋がった実績。
川口 登録制になっていると思うが、どれくらいの方が活用されているのか数字は。
福祉保険部長 後ほど回答する。
川口 成功を願っていますので積極的に登録者数を増やして成婚者が増えると良いと思う。
移住後、五島市から転出したUIターン者について
川口 わかっている原因をお聞かせください。
地域新興部長 過去に聞けた方だと親の介護・離婚・病気や怪我、孤立感を抱くなど。給与が少なくバランス取れなかったなど。
川口 合致している内容も多い。問題も多くて何年か来たけど出ていってしまう。呼んでも帰ったら意味がない。給料面に関しては今後政策的に何かできないのかと考える。草野議員の質問にもあったが、総所得の平均は全国最低に近い。これを改善する事なしに解決できないのでは。解決策を考えてほしい。来てよかったと言える形を作っていければと思う。
福江港ターミナル有料駐車場について
千円札以外の紙幣の利用について
川口 現在は。
建設管理部長 H17に長崎県が整備して五島市が管理。1000円以外は未対応。精算機の改修は行われていない。
川口 かえるつもりはないか。
建設管理部長 高性能機種への要望もあるが費用が高額になる。精算機内にお釣り用の紙幣の準備が必要。防犯上、金銭管理の問題が発生する。事前に千冊、硬貨を利用してほしい。
川口 周知してほしい。
身体障害者用駐車スペースの拡充について
川口 2箇所のスペースがあるが、判別ができなくて一般の健常者車が止まっている場合もある。2台しか空いてなければ外に出て止め直す場合もある。駐車スペースを新たに確保できないか。
建設管理部長 障害者用の枠が2枠ある。ターミナルの裏側、歩道沿いの駐車場は県に事業者が許可をもらっている。障害者用のスペース確保は難しい。公共交通機関をご利用いただければと思う。
川口 前回も言われてたと思うが、チョイソコを使うとなれば福江は良いが、他の地域はどうでしょうか。バスの連結がない箇所はどうか。富江は交通機関がないため、8時以降にはフェリーに乗れない。7時半にも乗れない。そういう方はチョイソコに不便を感じていると思う。自家用車を使っていくが、駐車場がなければ別のところに止めるしかない。身体障害者は遠くでは止められない。県にスペースをとってもらう交渉をしてもらえないか。