五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。
そこで、議事メモを残しています。
※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。
日時 2025/6/18 13:15ー
目次
米不足対策について
五島市への備蓄米の供給状況について
川口 あっという間に 6月議会。慣れないものです。おききく苦しい所もあると思いますが、よろしくお願いします。バラモンキングが開催された。朝早くから4時過ぎから集まり、9時過ぎまで携わってくれた方、応援してくれた方々、お疲れ様でした。中西議員も無事に完走しました。おめでとうございます。スイム3km、バイク160km、ラン42.2kmと一つ一つ取っても完走できないが、心が震えて感動した大会だったと。選手一人一人も感動したが、最後のゴールした人は5秒足りずに涙が出た。勇気と感動を与える素晴らしい大会だったと思う。
今回もこめ不足対策について伺いたい。新聞やテレビ、ネットで毎日目にしない日はないくらい。備蓄米も底が見えてきており、コメの輸入前倒しをするとも聞いている。値段も少しずつ下がっているが、銘柄米はまだ四千五百円を切っていない。五島市でも行われていると聞いているが、6月18日でお盆の分はまだ2ヶ月くらいは厳しいと思う。年金や困窮者が米を買うのはとても苦しいように感じる。去年から比べると3倍位くらい。五島市の備蓄米の供給状況は。
市長 TV報道でも取り上げられたが、コスモスが3店舗で備蓄米を販売。1人1点で1980円で80袋が完売している。どの時期に供給されるかは販売計画によるので情報収集は困難。農林水産省の随意契約により申し込み確定で確認できる。スーパーやドラッグストアに確認したら、備蓄米が全くない、入荷予定はあるが日時は教えられない、販売予定がはっきりしない、準備ができ次第販売するが公表できない。との回答。スーパーでいつ販売されるかはっきりわからない。
川口 今後どのように対策していくのか。五島市として何か対策があれば。
産業振興部長 米を足りなくなったからといって農家に増産を求めることはできない。各農家が判断すべき案件であると意見が一致している。
川口 早期米の作付けが終わり、普通米の作付け時期に入っている。多くの農家さんに確認した所、食用米の作付けは増やしているという声を聞いている。JAに確認したら苗の注文は昨年よりも落ちていると。一概に減っているとは言えないが、農業従事者の高齢化に伴い徐々に減って行くと考えられる。近年の従事者・動向・WCSの作付け面積の動向は。
作付面積の動向は
産業振興部長 主要米、R2は1079戸、R3は981戸、R4は952戸、405は、R6 854戸 348Ha
WCS 294戸 R3 297戸、R4 300戸、R6 336戸 449HA、
主要米で減った分がWCSに行っている。
川口 WCSに移行しており戸数自体も減っていると思われる。岐宿地区の寺脇・山下地区の農地の区画整備をしている。
島外からの農業法人の誘致及び後継者問題に対する現状について
産業振興部長 農業法人の誘致は積極的な誘致はしていない。島外の進出実績はある。
川口 農業従事者の方は肥料が3ばいになり、燃料代、維持費の面で農業離れが起こっているのは自明。自給率は84%だったと思うが、100%に足りていない。16%を直すと56日くらいになる。100%を越えないと米が足りない事態になると考えられる。何らかの支援を持って100%に近付く対策を講じてほしい。
鳥獣被害対策について
五島市のイノシシ被害に対する対応とその実績は
川口 コメの農業従事者と会って猪被害を見た。道路は3分の1土砂が崩れて通りにくい場所もあった。二じ離島の被害もすごいと聞く。富江地区で罠の免許を持っている方の現状を知った。実際には猪も学習力が高く、被害を止めることも難しいと聞いている。対策と実績は。
産業振興部長 3つの対策として農地を効果的に覆う防護対策、棲み分け対策、捕獲対策がある。侵入防止策設置補助をしている。36464mの設置をR6に実施。藪の伐採、草刈り、残渣処理が有効。地区説明会を開催して説明している。捕獲対策では免許取得補助、報奨金支給をしている。R6は2096頭であり、年々増加傾向であり、生息区域が拡大している。被害情報の提供や知識習得のため捕獲たいを推進する。
川口 壱岐・対馬での取り組み実績は。
産業振興部長 長崎県で虎の巻があり特効薬がないと謳われている。捕獲頭数は新上五島919、対馬3855頭、壱岐では確認されていないとのこと。
川口 壱岐市はすごい。何らかの対策でそれを目指して欲しいが難しいと認識している。町内会長会議に参加したが各地で鳥獣被害が多く、処分場に困っていると聞いた。往復で3時間、処理を考えれば半日かかって仕事にならないと仰っていた。船に猪を乗せるのも嫌だし。処分の方法はどうするのか。
産業振興部長 R6の2096頭で590頭がジビエ、残りは埋設。加工場への搬入・自家消費に活用されている。奥浦の公営埋設状に埋めている。埋設場が1ヶ所しかないが、地域住民の理解がないとできない。
川口 もう少し詳しく教えてほしい。やりたくでもどう取り組めば良いかわからない。
産業振興部長 町内会に出向いて説明会は実施したい。その際に防護対策・棲み分け・仕掛けがいるので免許の補助があると説明している。
川口 人への被害が出ていないが今後出ないとは限らない。官民一体となって役所任せでは解決しないと思う。わからない人にはレクチャーできる仕組み構築をよろしくお願いします。
県内離島地区の取組について
捕獲したイノシシの処分方法と運搬場所は
浄化槽設置整備事業補助金について
五島市における現在の浄化槽の普及率と補助の対象は
川口 前職が浄化槽管理士だった。環境問題の一翼を担う素晴らしい仕事だと思っていた。現在の普及率と補助対象と補助率。
市民生活部長 浄化槽の普及率は汚水処理人工普及率で。合併処理浄化槽 51.5%となっている。補助対象は浄化槽整備設置事業要項で定めている。設置に要する経費・撤去の経費が対象となる。金額は経費の9割又は上限の少ない方が適用される。
今年度の予算額が昨年度よりも減少している理由は
川口 今年の予算は昨年よりも減少している。なぜか。
市民生活部長 目標基数が計画に定められている。R7−11年度真で1300基数としている。R6は76. 6%の達成率を基にさん出して減額されている。
浄化槽修繕に対する支援の考えは
川口 8社の清掃会社を回って保守点検している7社の社長に会って話を聞いた。設置後早いところで10年くらいで修繕が必要となるお宅が出てきている。点検に行く際は故障箇所を見つけるが、清掃をする段階で清掃がしにくい。状況を悪化する現状にもなる。修繕はどの事業者も考えたいと言っていた。ところが、お金を払うのはお金を払う。修理をできる会社は島内におらず、佐世保から呼んでいる。費用を考えると20−30万円を提示される。清掃業社の方はその金額を提示できない。市民の生活、環境のため、作業効率のために総合的に市の方に浄化槽に対する支援のあり方は考えられないか。
市民生活部長 概ね適正に管理されている。国はR7から合併浄化槽の更新についても補助対象とした。研究を進めて参りたい。
川口 東彼杵町では今年度から行なっている。古い浄化槽の現状を踏まえて早急に導入してほいし。発信をしていただいた、市民のため、環境のためにも修繕システムを上に上げてほしい。