【2023.3/五島市議会メモ】総務水道委員会2(中西分)

五島市の市議会(委員会)では、議事録が公開されておらず、委員会の中身はブラックボックスです。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではなく、個人的なメモです。

発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もありますので、ご注意ください。

日時:2023/3/10 10:00~12:30、13:30~13:45

参加議員:片峰議員、山田議員、三浦議員、丸田議員(午後欠席)、中西議員(以下、敬称略)

生活環境課

補正予算

浄化槽設置整備事業費補助金

中西 P29 34基分減らして減額の理由は?

A 320基を計上していたが、R4はR3は272基だった。5か年の計画を作り事業を進めている。予算は毎年多めに計上している。

当初予算

中西 塵芥処理費 各項目に関して、経年で推移をみていかないと、予算の妥当性が分からないと感じる。何を根拠に見積もりをしているのか?単純な実績に基づく試算で、市としてのゴミ削減の努力目標の分は含まれていないのか?

A 焼却ゴミは毎年の処理量をもとに出している。ゴミを減らす目標は立てているが、減ることを前提に予算を減らすことはなく、実績に基づいて出している。

中西 数値目標はないのか?

A 手元に数値はないが、処理計画があり、削減を決めている。

中西 ゴミ袋の値段 H29年の議会で荒尾議員が質問しているが、五島市としては金額の見直しは行わないのか?現在の人口規模と比較して合理的な金額であるか疑わしい。

A 今のところは手数料の変更は考えていない。

中西 P39 再商品化適合物売払収入 34,149 今年の見積もりの基準は何をもとにしているのか?

A 市場で単価が決まるので、今年度の動き、数量を掛け合わせて見込んでいる。

中西 貴重な財源として市民からの回収を進めた方が良いと感じるが、市民への情報をどのように伝えているのか?

A 今年度からHPに処理費用を載せている。

中西 今後も周知をしてもらいたい。

漂流・漂着ごみ撤去事業

(質疑あり)

中西 毎年1億円かけて撤去している。企業誘致をするのであれば、島内で漂着ごみを再利用できる事業者を誘致すれば課題解決にもつながると思う。そうした検討はしているのか。

A 以前、国の事業で油化の還元実験をしたが、経費が高くてどうしようもなかった。そのあと何もないまま終わってしまった。

中西 すぐには無理かもしれないが、生活環境課として働きかけをお願いしたい。

市民課

補正予算

中西 町内会業務委託料の減額の根拠は。

A 町内会の休会によるもの。解散ではない。

当初予算

P62 電算システム導入委託料

中西 地域女性活躍推進交付金(つながりサポート型) 昨年度より「コミュニティカフェ事業」が「相談支援事業」になっているが違いは?

A 事業内容は一緒だが、カフェと言うと、お店で集まるイメージを持たれたので、名前を変えた。実質的には変わらない。

税務課

補正予算

中西 滞納繰越分が大幅に増えたとのことだが、具体的には何をされたんですか?

A 徹底した財産調査・処分を進めた結果。個別の案件は守秘義務があるので回答は控える。

当初予算

会計課

補正予算

中西 利子収入はどういった運用をしているのか?

A 地方債の債券で40億程度に対する利子(0.535%)がついている。

当初予算

中西 印刷製本費 決算書・決算報告書印刷 ペーパーレス化は?

A 理事者の分と公表用60部。公表用は各支所に配布している。今年度はまだ紙だが、今後はペーパーレスになる。

監査委員会及び公平委員会

補正予算

質疑なし

当初予算

質疑なし

議会事務局

中西 常任委員会の行政視察について、議会の質改善が目的であれば、必ずしも視察に行く必要性はないと思うが、他の調査費として計上してよいのか?

A 予算科目を旅費として計上しているので、あくまで先進地視察の予算となる。

水道課

中西 損益勘定留保資金はどのようにたまってきたのか?

A R2年度は10億、R4は9億2千万円として蓄えがある。施設を作ったときに、減価償却を見越しているが、減価償却分が資産となる。現金化されたわけではない。

中西 今年は大規模な寒波による給水管の凍結・破裂があり多くの方が困ったが、空き家の破損は検知するのに時間がかかった。水道課では老朽化した水道管の破裂をどのように検知するか?

A 空き家の破損は検知する手段がなかったため、今年は使用量が少ない家を抽出し1件1件見て回った。自動的に漏水を検知する仕組みがない。スマートメーターになればカバーできると思うが、経費が掛かるので導入していない。

中西 水を止めていない空き家に対する現状の周知は?

A 水の利用・停止は申請主義であり、空き家でたまに帰ってくる場合もあるので、そのたびごとに出したりするケースもある。

中西 空き家になる段階で、今回のようなリスクがあるため、「水は止めた方が良い」と家主に伝えた方がよいと感じる。

A 給水管は個人の財産であるため、防災無線でアナウンスをしている。空き家については物件情報を把握しているので連携する。まずは早めに周知をしてやってほしい。

その他

不表現漏水に係る水道料金減額制度について

https://www.city.goto.nagasaki.jp/s073/010/010/010/100/20210210130019.html