なぜ今、老人ホームに入れないのか?
岐宿でたまんなゆうゆうの門原施設長のお話を聴講してきました。
結論から言うと、
受け皿が不足しているから
が理由です。
以下、五島市の数値データです。
介護施設の内訳
・介護老人福祉施設 7施設 352人
・介護老人施設 3施設 200人
・養護老人ホーム 2施設 100人
・軽費老人ホーム 1施設 30人
・サービス付高齢者向け施設 4施設 73人
・生活支援ハウス 3施設 46人
・有料老人ホーム 21施設 約250人
・グループホーム 31施設 276人
→受入可能な人数=約1400名
五島市の特徴
・20代が圧倒的に少ない
・団塊の世代Jr.が相対的に少ない
・2022年の高齢化率42%(2050年は50%超え?)
・半数近くの高齢者が2人暮らし
・1/4以上が一人暮らし
・65歳以上の保険料=6,660円(県内3位)
・要介護認定者数=2886人(認定率18.8%)
→全ての認定者を施設で受け容れる余裕はない
【入所の関門】
・入所は申し込み順でなく、状況を数値化し、原則数値が高い人が優先
・平均的な待機期間は一年くらい
【介護施設の課題】
・人財不足
・経費の増大、収入の減少
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議会でもたびたび議題になりますが、改めて難しい問題だと認識しました。
課題解決に向けて、関係者の皆様の声も聞きながら、実現可能な提案をしていきたいと思います。