【2021.6/五島市市議会メモ】柳田議員

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります

新型コロナウイルスワクチン接種について

ワクチン接種の進捗状況について

Q. 3月は変異株による影響が危惧されたが、全国で変異株が広がった。

市長.二次離島地区は6月7日に完了。各地区で個別・集団を合わせて行っている。

今後の接種の予定について

市長.  計画を1か月前倒しして64歳以下も実施していきたい。集団接種を実施し、接種枠を増やして平日の接種を加速化していきたい。

60~64歳は6月末までに接種権を配送したい。年齢を区切りながら配送し、7月中旬までにすべての市民の手元に届けていきたい。

福祉保健部長.今後の接種計画は65歳以上と並行し、64歳以下もできるように進めていく。

Q. 市民体育館では土日、文化会館では平日との事だったが、掛かりつけ医は8月中旬との事だったが、こうした事例は多いか?

福祉保健部長.事例の数までは確認できていないが、案内を差し上げたいと思っている。

Q. 若い世代は掛かりつけ医を持っていないと考えられるので、集団接種の充実してほしい。

副反応の発生状況の情報提供について

福祉保健部長.ワクチン接種の頭痛、痛み、倦怠感、など軽微な相談はあるが、重症な事例は確認されていない。

HP等を通じて来月号にも内容を掲載する予定。

Q. アナフィラキシーのような重症事例はないとの事。副反応は若い人ほど多いとされるが、接種するかしないか悩んでいる人が多いと考えられる。

集団免疫、人に移さないために、メリット・デメリットを同封するなどの対応を取ってほしい。

接種日時、場所を市が指定する方法について

福祉保健部長.各自治体が地域性に応じて行っているが、高齢者が多いので掛かりつけ医が行ってきた。

今後の参考にさせて頂きたい。

Q. 2か月以上待たされるのも事実。集団接種にも重きを置いてほしいと要望する。

12歳以上の接種の実施について

市長.65歳以上の人でも8月にずれ込む可能性がある。個々の掛かりつけ医は慎重に進めている。

1日当たりの接種回数を増やしている医療機関もある。中にはどうしても掛かりつけ医が良いという人もいる。

接種率を上げるための開場時間の指定は、接種圧力がかかるので、送りつけることは見合わせていただきたいとの結論。

福祉保健部長.12歳以上の接種の実施については、抗議が出ているケースもある。慎重な姿勢が示される中、国の動向を見ながら学校と協議し、接種を受けることが出来る体制を作っていきたい。

Q. 安心して接種できるような体制づくりをお願いします。接種しない人に不利益が出ないようにお願いしたい。接種率の向上に向けて対応をしてもらいたい。

五島市における妊娠、出産から子育てまでの支援について

国においてこども庁の設置が検討されているが、五島市における体制は

Q. 縦割り行政を打破して一元的な対応をするために子供庁が創設される。

福祉保健部長.社会福祉課、母子保健班で対応している。4月からは子育て世帯包括支援センターを創設し窓口を設けた。

子育て世代の負担軽減のため、初等教育までを一貫して支える組織設置の検討は

市長.調整を図る中で、県内各市で総括する課が設置される予定。出征数を増やす中で、各種施策を推進するために新たな設置をしたい。

Q. 子供の貧困やヤングケアラー問題に対応するために、子供庁よりも早く実現してほしいがどうか。

市長.来年の4月1日の改正の中で対応していきたい。

人口の自然減を食い止めるための施策について

福祉保健部長.出会い結婚、出産まで切れ目のない支援が必要。支援センターを開設し、独身男女の相談をしている。

個々の希望に応じたアドバイスを行っている。五島コンを実施している。今月8日から第一回を開始し15名が参加。

不妊治療の費用負担を行っている。子供福祉医療費を高校生まで拡大し、負担軽減を図っている。

Q. 切れ目のない支援をお願いします。Iターン者の争奪戦に勝つためにも今以上の支援もお願いします。

住みたい田舎ランキングは全国第7位になっている。

市長.全国的な競争が激しくなる中で、上位の位置づけは嬉しく思っている。今後も維持できるように取り組んでいきたい。

乗合タクシー実証事業チョイソコごとうについて

岐宿地区及び富江地区の利用状況について

Q. 産業振興部長.岐宿の会員数は17日現在で121名。172名が利用。1日平均4人が利用。

富江の登録者数は435名。利用者数は800名。1日18.6人が利用。

Q. 利用者数は岐宿は富江の4分の1以下になっているが考えは。

産業振興部長.岐宿は経済圏が岐宿以外の外にある。子供が親の送迎などを行っている可能性がある。

移動販売が開始されているので、多様な選択肢があると思っている。

Q. 富江地区は中心部に役所もスーパーもあり、チョイソコを利用していると思う。

岐宿は大河原地区が商業圏が三井楽、二本楠は福江の方面に、岐宿町は山内診療所しか使っていないと感じる。

地域性もあると思うが、もっと会員数を増やす努力をしてほしい。

産業振興部長.利用状況は、岐宿町は42名。利用者数42名。楠原10名利用者数12名。川原52名利用者数90名。山内17名28名。

Q.利用目的は?

山内診療所が一番多く、84.3%が利用。

Q.買い物利用者が少ないという事だが、今からどのような施策をしていくつもりか。

産業振興部長.具体的な対策は現時点でないが、大河原地区が三井楽に行き、他の地区も広げていようとしている。

幹線バスとの接合部分をうまく組み合わせることが出来ないか、事業者と協議していきたい。

Q. 公共交通機関との競合もあるが、ルートの変更も必要になると思う。利便性を向上させるための努力は。

産業振興部長.停留所の数を増やす事が一番だと思う。ゴミ捨て場や公共施設を登録し、196か所を登録している。

必要に応じて増やしていきたい。

Q. 運行時間は?

産業振興部長.午前八時から午後3時まで。

Q. 利便性の向上を図るならば、時間も見直していただきたい。病院に15時以降いかれる場合もあるので、ぜひ検討していただきたい。

会員登録者を増やす施策について

産業振興部長.住民への周知として各世帯へ案内チラシを配布。最近ではコロナワクチンの集団接種会場で個別に説明をした。

何らかの会合がある場合は、岐宿支所で対応していきたい。

Q. 交通弱者の情報の把握は?

産業振興部長.長寿介護課の協力により、個別訪問時にチョイソコの紹介を行っている。支所と連携を図り情報収集に努めている。

Q. 民生委員の協力を得ながら行うのはどうか?

産業振興部長.民正委員、児童委員に協力をお願いし、増加につなげていきたい。

Q. 収集後は登録をしていない人の家に行き1件1件説明をしていかなければいけないと思う。

地区をまたいだルート設定や、ちょっとそこまでの利用に対する料金体系の見直しも必要では。

五島市消防団について

出動手当と年額報酬の見直しについて

Q. 団員の減少防止のために、処遇改善に向けた動きが続いている。消防団員は2年連続で1万人以上減少している。

災害救助の手当てを出動報酬として8000円を支給するように伝えた。平成16年の消防団員数と現在の団員数は?

消防庁.合併時は1583名が1272名になり、315名の減少。

Q. 新規入団が出来ず、長年辞められない人が多いことが要因。報酬は五島市が3000円。年額調整も27500円。五島市は見直しをするか?

消防庁.国は基準額を8000円、そのほかの訓練は 年額は3万6千円。検討し環境が整えば条例の改正をしたい。

国の基準に合わせた場合、1千5百万円の財源が必要となる。国に対する財政措置のお願いと、分団の見直しが必要。

Q. 人口と財政規模に応じた団員数は減らすと理解してよいか?

消防庁.1人の団員が抱える数は他の市と比べて多い。そのあたりも勘案して検討していきたい。

Q. 県内の数値をわかる範囲で

消防庁.年額報酬は殆ど改定する見込み。

避難情報の警戒レベルの変更と消防団活動への影響は

総務企画部長.警戒レベル3~5の名称が変更となった。

  • レベル3:高齢者等避難
  • レベル4:避難指示
  • レベル5:緊急安全確保

Q. 警戒レベル4で避難勧告と指示があった。高齢者の方はその前に避難していた。

若い人は指示待ちみたいな感覚があったと思うが、避難指示の一本化になったと思うがどうか。

総務企画部長.その通り。

Q. 消防団活動の対応について

消防庁.従来通りの対応となている。対象地区を管轄する部隊に出動態勢を取り、必要な場合は要請する。

被災者等を発見した場合は保護を行う想定。警戒レベル4では安全対策を行い誘導を行い、身の危険が感じた場合は避難をする。

Q. 今回は身の危険を感じるまで災害活動に

消防庁.避難指示になってから健常者が避難を始めるので、まずは避難誘導を行ってもらう。

Q. 自主防災組織は名ばかりで、消防団に対応が重くのしかかっているのも事実。すべての団員が対応できるかは疑問。

災害危険個所の把握や高齢者の把握も重要な事であり、避難誘導も必要。

団員皆が理解するよう訓練・指示が必要である。

縦割り行政ではなく、横のつながりを密にしなければいけない事であるため、連携を心掛けてほしい。