市議になって2か月弱。
- これからの情報発信はどうあるべきだろうか?
- そもそも、現状の市議会は、市民にどれだけ認知されているだろうか?
という疑問が湧いてきたので、「市議会アンケート」を実施したいと考えています。
2014年9月の結果
今から6年半前の結果をご紹介します。
https://www.city.goto.nagasaki.jp/s001/010/010/010/150/042.pdf
- 調査対象:16643世帯(町内会加入全世帯)
- 回収率:603通(3.6%)
→回収率が低すぎる印象です。
【問1】回答者数が圧倒的に高齢者層(50歳以上)に偏っている事が分かります。(49歳以下が10%弱)
【問2】地区別では概ね人口比に即した集計がされています。
【問3】関心が高い方にとっては、市議会だよりとケーブルテレビが有効な広報手段である事が分かります。
【問4】2014年時点では、インターネットの利用率が非常に低い状態です。
【問5】市議会だよりは8割の方にとって有用な媒体となっています。
【問6】議会を傍聴する(特に関心が高い)のは1割程度、という感じです。
【問7】全体的には、評価する<評価しない という感じです。
【問8】市民の意見は、反映されている>されていない という感じです。
【問9】半数の方が議会報告会の開催を要望しています
【問10】7割以上の方が、ネットを知らなかった、見たことがないと答えています。
議会に対する意見・要望
①議員の能力・熱意について
- 議員が能力不足、熱意不足だ
- 重要施策への取り組みが足りない
- 議会外での活動をもっと積極的に
②市民との交流
- 議員は選挙の時しか顔が見えない
- 市民と議員の対話の場がない
- 議員定数・報酬の削減を求める声も
➂一般質問
- 質問内容のレベルが低い
- 市の将来像などの建設的な提案をしない
- 同じ内容の質問が多い
- 質問態度が良くない
④政策に対する提言・要望
- 若者の雇用創出対策への提言
- 子育て支援強化やUIターン支援策に対する声
- 財政運営に対する心配の声
とあり、議員の質や活動に対して、厳しめの意見が多かったようです。
議会はどれだけ改善できたのか?
この調査から、6年半が経過しました。
当時20名だった議員様の中で、2021年も在職の方は11名です。
あれから、どれだけ改善がされたのでしょうか?
その検証をするためにも、改めて現時点でのアンケートを行う意味は大きいと感じます。