本日も、福江島で商売をされている店舗の状況を聞いて歩きました。
長崎県からの飲食店への自粛要請&協力金は、多くの方に知られているようでした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0d8f27cc1689cc9fd78ac114f407b8eea730966
その一方で、「協力金を貰えない事業者」に対して、
政治に対して求めている事はありませんか?
と聞いてみました。多くの事業者は、
こればっかりは仕方がないからねえ。。。
という感じです。そこには、
何もかも政治に求めていてはダメだ
という気概が感じられました。
もちろん、支援金や協力金が貰えれば、有難いのは事実です。
ただ、社会全体が苦しい状況の中で、
声高に補償を主張する事は、憚られるという気持ちもあるのだと感じます。
変わる社会のルール
テナントを開いている事業者にとっては非常につらい状況ではあります。
政治の側としては、補償を手厚く、今商売を営まれている方の支援を行う事が必要です。
とはいえ、「一律の協力金」では売上高の異なる全ての事業者を遍く救済するのは不可能でしょう。
業種によっては、オンライン販売やクラウドファンディングなど、時代の変化に合わせた独自の販路を模索している事業者もいます。
おそらく、「何もかも政治任せ」にしていては、アフターコロナの時代もやっていけないと思います。
政治も事業主も、「今までのやり方」からの変化を求められていると感じます。
その意味では、単なる売り上げの補填だけでなく、
新しい社会・経済のルール(デジタル化&カーボンゼロ)に事業者が変革できるように、
事業計画の練り直しへの支援も必要ではないでしょうか。
辛いけど、じっと耐える事業者。
勿論、辛いのは店舗を経営されている方だけではありません。
医療従事者や基礎疾患のある高齢者はもっと心配な状況です。
こうした「声にならない声」は、経済活動の縮小を余儀なくされる現状の中で、
沸々と高まっているのではないでしょうか。
日常が奪われるストレス
島で感染拡大が続く中、私の場合は
- 飲み会ができない
- マラソン大会(つばきマラソン)が中止
- トライアスロンもおそらく中止
- 集会などの政治活動も出来ない
という感じで、日々悶々としています。同じように
- 学校に行けない
- クラブ活動ができない
- 友達と遊べない
- 社会との交流ができない
- 商売が成り立たない
- 外に出歩けない
- 感染がいつ終息するか不安
という感じで、多くの市民の方もストレスが溜まっているのではないでしょうか。
こころの相談窓口
こうした事を受け、五島市でも「こころの相談窓口」が開設されています。
ご自身のことも勿論ですが、心身ともに疲れ果てている方は、相談をするパワーもないかもしれません。周囲の方がお気づきのことがあったら、ご自身のことでなくてもご相談ください。
「あなたが、生きて、そばにいるだけでいい。」ということをメッセージを送り続けてください。
連絡先
- 五島市国保健康政策課健康づくり班保健師(電話番号:0959-74-5831)
- 「こころの耳」働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト(外部サイトへリンクします)
上記以外の相談先
話をきいてほしい、生きているのがつらい、やる気がでないなどの場合
- こころの健康相談統一ダイヤル(都道府県・政令指定都市)0570-064-556
- いのちの電話の相談(日本いのちの電話連盟)0570-783-556
- よりそいホットライン(社会的包摂サポートセンター)0120-279-338
過重労働や長時間労働、仕事のストレスや職場の人間関係などの場合
- 労働条件相談ほっとライン(厚生労働省委託事業)0120-811-610