五島市長選挙期間中に刺さる言葉とは?

  • 2020年7月29日
  • 2020年7月29日
  • 心理学

こんばんわ。

現代心理学部卒の中西です。

本日は、8月23日に告示される五島市市長選挙で、

市民に一番響くキャッチコピーって何だろう?

を考えていきます。

お盆の前後は人手のピーク

私は観光客向けにSUP(スタンドアップパドルボード)を経営しています。

(今年は島内の方限定のサービスに切り替えました)

五島に来てから3年間、事業を継続していますが、お盆の時期が最も観光客が多い時期になります。

(昨年は台風に苦しめられました)

今年はコロナの影響もあり、例年よりも人手は少ないかもしれません。が、観光客を含む人の往来が増えるのはまず間違いないでしょう。

コロナ感染のピーク

一方、新型コロナウイルスの潜伏期間は、2週間が一般的で、WHOによると5~6日程度で発症する事が多いそうです。

https://www.clinicfor.life/articles/covid-053/

先ほどのピークと合わせて考えると、

  • 8/13〜8/16:人の往来がピーク
  • 8/23~8/30:潜伏期間が過ぎるピーク

となります。7月29日現在では、

  • 五島市内で2例の陽性患者が見つかっている
  • 長崎県内でも連続して陽性患者が見つかっている
  • 政治家(県議)の中でさえも陽性患者が見つかっている

という状態です。

こうした状況を踏まえると、

選挙期間中はコロナ不安が最大化するピーク

であるとも言えます。

基礎疾患をお持ちの方は、外出を最大限に控えるかもしれません。

全国の自治体でも、コロナ下での投票率は下がる傾向にあるため、選挙の投票率はがくんと下がる気がします(60%を割り込むと予想)。

言葉の選び方

こうした不安が高まる中で、良くない事例としては

  • 不安を煽る(「~をぶっ壊す!」的なフレーズ)
  • 教科書的(「島を活性化します」的なフレーズ)
  • 抽象的(「withコロナの新しい自治体」的なフレーズ)

となります。では逆に、良いフレーズとしては何でしょうか?

  • 具体的(〇〇事業の推進や廃止)
  • 現実的(〇年以内に〇円の予算を付ける、など)
  • 情に訴える(ふるさとを守る)

あたりなのかもしれません。

もちろん、その言葉は「その人が出せるカラー」との交渉になります。

私の場合だったら、強みは

  • 非地元:悪い意味での「しがらみ」がない
  • 若者:前例に捕らわれずに大胆な決断ができる
  • キャリア:民間出身のIT知見を行政改革に活かせる
  • キャラ:一見無謀な挑戦が出来る

くらいでしょうか。

現在のポスターでは

「わっかもんがやる!」

とPRしています。ただ、

若者=軽薄、思慮が浅い

というマイナスな見方もされる可能性があります。

こうした部分も踏まえ、刺さる言葉やフレーズを探しています。

正解はありませんが、何か良いアイデアがあったら教えて頂けると嬉しく思います。