京都市長選挙で感じた事

京都市長選挙

本日は京都市長選挙を通じて感じた事です。

まずは2016年の結果から(以下、敬称略)

  • 角川大作(当選) 254,545 票
  • 本田久美子 129,119 票
  • 三上隆 15,334 票

https://go2senkyo.com/local/senkyo/6853

この結果からは、角川氏がほぼダブルスコアで勝利しているため、いわゆる「現職が強い」状況だったのかと思います。

ところが2020年は

  • かどかわ大作(当選) 210,640 票
  • 福山和人 161,618 票
  • 村山 しょうえい 94,859 票

https://go2senkyo.com/local/senkyo/19657

という事で、

  • 前回の35.68%から40.71%に上昇
  • 現職が4万票以上を失っている
  • 「反現職票」の総数が現職の票数を上回っている

という変化が起こりました。この4年間の変化は大きく、それだけ京都の中にも大きな変化が起こったのだと推察されます。

特に、インバウンド需要の大きな受け皿となっている京都では、オーバーツーリズムへの懸念や、公害が問題視されているようです。

いわゆる「観光推進」が庶民の暮らし向上に繋がらない事は昨日の動画でも解説しましたが、推進派の自治体は考えるべきテーマだと感じます。

大きな流れの変化は、予想よりも早いスピードで起こっています。

特に今回は、「れいわ+共産党」という新たな枠組みに対して、どれだけの影響力があったのか、数字的に示されました。

このインパクトは全国の他の選挙にも影響を与えると感じます。

変るとすれば国政ではなく、小さな地方からだと感じます。

そうした変化にも敏感に対応できるように、日々情報のアンテナは磨いておきたいと感じました。

ひとまず長崎県内では、若い新人の方が立候補している壱岐市の市長選挙に注目しています。

それではまた。