COVID-19と観光政策のリスク

COVID-19

連日に渡り、感染者数が増加しているコロナウイルス。

日本政府の対応も、段階的に厳しくなっています。

こうした自体を受けて、観光で潤っていた業者は大きな打撃を受けています。

のみならず、サプライチェーンの停滞による小売、製造分野での損失も大きいです。

外部への依存が大きいと言うことは、それが止まった時の影響も大きいということです。

米中の貿易戦争に落ち着きの兆しが見られた中でのコロナ騒動。

これはますます、反グローバリズムの流れを加速させます。

世界の政治的なテーマは今まで、

どうやって繋がりを深めるか?

でしたが、今後は

どうやって小さく生きるか?

にシフトしていきます。

日本の端の小さな島々、五島列島。

現在の政治は、

  • いかに移住者を増やすか?
  • いかに観光客を増やすか?
  • いかに外貨を稼ぐか?

という、従来のテーマを踏襲する方向性で運営されています。

しかし、五島列島は国境離島であるからこそ、世界に先駆けて「新たな政治テーマ」へのモデルを提示できます。

現在は、財源の多くを国や県に依存し、エネルギーのほぼ全てを中東からの資源に依存しています。

これからの時代は、その依存関係をいかに減らすか?が問われます。

その意味で、今回のコロナ事件が政治家に与える影響は、とても大きいです。

動画解説の紹介

こちらの動画のまとめです(あくまで書き起こしです)。

1.チャイナ経済が壊滅的な打撃を受ける

上海を中心とする経済圏は機能不全に陥る可能性あり。

GDPの3分の1くらい損害を受けるかも。

2.アンチグローバリズムのトレンドを決定的に

広域の伝染病の流行を制圧する方法は隔離しかない

チャイナのみならず、グローバリズム(経済のボーダレス化)が逆転し、国民経済第一のトレンドに変わる

3.オリンピックにチャイナが参加できない可能性大

SARS以上に大きいので、半年で制圧は厳しい。

チャイナからはごく一部しか来れない事を前提に考えるべき。

もしも選手村で拡大したらエライ事態になる。

4.習近平の国賓招待は無期延期

「チャイナ経済と日本を分離すべき」と言う天の声?

日本はアメリカに見習って、ヒトの往復を禁止すべき(まだ入ってきている状態)

5.中国に対する出入国規制の強化

アメリカでは、チャイナ全土からの全面渡航禁止。

日本政府は日本人の健康を第一に考えてほしい。

日本でもマスク不足の状況の時に、マスクを送るべきではない。

ましてや、防護服も送るとの二階幹事長の判断(小池知事も同意)は、とんでもない。(怒)

6.武官が病院を1000床作っている件

軍の工兵隊を作って突貫工事を行い、隔離病棟(死体置き場)になると推測。

医療ではなく封じ込めの場として使われる?

7.英国も人の全面引き上げを決定

ハイテク分野の研究者がチャイナにいないため、研究が止まる可能性あり。

ドル建ての資産を売却するため、益々資金不足に

8.米中の分離が加速化する

チャイナの再封じ込めが加速し、モノ・カネのディカップリングが進む

企業が合理的に「安定した製造業ができない」と考えるはず。米国の企業を戻す動きが加速。

9.WHOがダメさを露呈

WHOは本来、「警告を発する」役割だったが、今回は後手に回っている。

国連は機能不全を起こし、今の国益にサービスする

10.日本の国家体制は不十分

未だに「チャイナに投資する」という錯乱的な判断もある

企業も個人も「チャイナ外し」の方向に動かないと生き残れない