地方に元気を!
今、日本では「地方に元気を与えるヒト」のニーズが、これまでになく高まっています。
「東京一極集中」という問題を抱える日本政府としても、今まで以上に
- 地方に元気を!
- 地方にお金を!
- 地方にヒトを!
という流れを強くしていくでしょう。
本日は、今後も間違いなく高まるであろう「地方で活躍しているヒト」の特徴を3つほどご紹介したいと思います。
ちなみに「地方で活躍しているヒト」とは、
自発的に勉強会やイベントを企画したり、積極的に地域行事の中心的な役割を担っているヒトのことです。
①. お金に困っていない
こうやって書くと、
なーんだ、結局お金持ちだけか。。。
と思われそうですが、必ずしもそうではありません。
なぜなら、田舎の暮らしは都会に比べ、
「お金に対する依存度」
が高くないからです。ですので、
「お金に困っていない=お金持ち」
ではなく、
「お金に困っていない=必要経費が少ない」
という面の方が強いです。
当たり前のことですけど、朝から晩までお金のために長い時間働いていては、到底「地域の活性化」なんていう発想には至りません。
実際、生活のコストが低く、お金に困っていないヒトほど、いろいろな行事を企画し、実践しているヒトが多いように感じます。
②. 自分が一番楽しんでいる
「地域活性化」というと、どうしても「地元の論理」を重視したイベントを設定しがちです。
- 村の伝統的な資源を活かして・・・
- 村のおじちゃん・おばちゃんを活かして・・・
- 村の郷土料理を活かして・・・
などなど。
それ自体が楽しければ良いのですが、実際は地元の人ほど詳しくはないから、活動の面白みが半減してしまいます。
しかし、私が見ている限りだと、良い雰囲気のイベントは、
そのイベントの主催者
が一番楽しんでいるような気がします。
地域重視の論理だと、主催者はあくまで脇役・黒子となってしまい、続けること自体が負担になってしまいます。
長く、ユルク、楽しく継続するためには、
「主催者が一番楽しむこと」
が大事な気がします。
③.人脈が広い
地域で活動する中で大切なのは、人脈の広さだと感じます。
特に島のような、小さなコミュニティーであれば、嫌が応にも知人と顔を合わせてしまいます。
そして活性化のイベントを企画したり、自発的にアクションを起こそうとするヒトは、かなり人脈が広いです。
- イベントを手伝ってくれたり
- 適切な意見や助言をくれたり
- モノや場所を貸してくれたり
するヒトを見つけられるかどうかは、地域活動においての死活問題とも言えます。
まとめ
地域活性化の中心になるヒトの特徴としては、
- お金に困っていない(=余裕がある)
- 自分が一番楽しんでいる(=無理しない)
- 人脈が広い(=協力者が多い)
という3つの特徴があります。
本人の素質も含めて、こういう条件を満たすヒトがまだまだ少ないからこそ、
「地域活性化の中心となるヒト」
に対するニーズは、今後もますます高くなっていくと思われます。