- 2016年8月27日
- 2021年3月28日
スリランカ歩こうか5 キャンディー散策
バックナンバーはこちら キャンディーの雑踏を散策してみる 道路は舗装されているものの、バイクが多くて路肩は狭く、多くの人と犬が行き交っている。市内の中心部にあるマーケットが一番賑やかだったので、私は塀で囲われたその中に足を踏み入れてみることにした。 そこには、私が今まで見たこともない商品が、所せましと陳列されていた。 豚の皮を剥がしてそのまま吊るし上げた肉 いびつな形をした緑黄色野菜の山 博物館 […]
バックナンバーはこちら キャンディーの雑踏を散策してみる 道路は舗装されているものの、バイクが多くて路肩は狭く、多くの人と犬が行き交っている。市内の中心部にあるマーケットが一番賑やかだったので、私は塀で囲われたその中に足を踏み入れてみることにした。 そこには、私が今まで見たこともない商品が、所せましと陳列されていた。 豚の皮を剥がしてそのまま吊るし上げた肉 いびつな形をした緑黄色野菜の山 博物館 […]
バックナンバーはこちら ぼったくりの被害に遭いながらも、何とかホテルにたどり着く。 ホテルで一安心 宿のオーナーは、英語を流暢に話すことができたので、この国に来てようやくまともに人と話ができた。そこは私のような単身旅行者に人気の宿で、海外の客も数人出入りしているようであった。 サバーナ シティ ホテル (Sevana City Hotel) 私は荷物を部屋に置いて、オーナーから近くの観光スポット […]
バックナンバーはこちら バスいつ降りる? バスは乗降者を繰り返しながら進んでいく。 コロンボからキャンディーの街は、およそ3時間程度かかるらしかったが、私はどこで降りれば良いのか、見当がつかない。 バスの車内アナウンスもなく、何も知らないままだと、遥か遠い地上の果てまで運ばれてしまいそうである。私は隣のおじさんに尋ねてみることにした。 「キャンディーで降りたいんだけど」 彼は英語が話 […]
バックナンバーはこちら ネゴンボ駅の周辺は喧騒に満ちている 人の往来が激しく、スーツを着たサラリーマン達が足早に移動している。道路ではバスが所狭しと行き交っていて、クラクションの音はまるでBGMのように鳴り響いている。 ここには長くいれない 直感的にそう感じた。何はともあれ、キャンディーへの移動の前に、朝食を食べておこうと思い、近くにあるファストフード店に入った。 店員はにこやかに空いている席に […]
2015年夏。スリランカに一人旅をした時の話。 空港に着いた時間が遅かったので、予約していた空港近くのホテルにタクシーで行った。 朝の空気を吸う アジア特有の土っぽい匂いが、旅のわくわくを刺激する。 泊まったホテルには朝食のサービスがなかったので、部屋の鍵だけ渡して宿のおっさんに見送られる。 「どこから来たの?」 歯並びの悪い、人懐っこそうな感じである。私は逆に質問をしてみる。 「どこでしょう? […]
35キロを超えて 苦しいときに、私は沿道の人たちが食べ物をくれたり、応援してくれるのを見て、1人じゃないから、1人でやるとき以上の力を出せる、と直感的に気がついた。 名前も顔も知らない人が、背中を押してくれる。だからこそ、「もう少しやってみよう」という気持ちを持つことができる。 息をするたびに苦しさと対峙する私は、心の底からそう思った。 一瞬でも気持ちの手綱を離してしまっては、終わりなのである。 […]
20キロ付近 急な下り坂があり、要注意のスポットが続く。下りで流れに任せてペースを上げてしまうと、その後のペース調整に苦しむ気がしたから、意図的にゆっくりと下ることを心掛ける。 そこから、3時間半という目標に対して、あとどのくらいのペースで走り続ければよいのかを計算する。 1キロあたり、今よりも5秒の借金を返済していけば、問題なさそうである。そう思いながら田んぼのあぜ道を走り抜ける時、ふとした考え […]
2015年4月19日かすみがうらマラソン 大会公式ページ スタート前、私はスタート地点を確認してから、座ってストレッチを開始する。予想はしていたけれど、すごい人だかりである。極力足をリラックスさせるべく、ぶらぶらさせたり延ばしたり。 スタートの号砲が鳴ってからも、7分以上は走れる状態ではなく、参勤交代のようにうだうだと街道を埋め尽くしながら歩き進むだけであった。 10分くらい経ってから、ようやく走 […]
太ももがピンチ 用を足そうと踏ん張った際に太ももが悲鳴をあげ、”張っている”ことに気づく。 さあこれからが勝負と思って走り出すものの、一度止まってからの太ももの痛みはどんどんひどくなっていく。足が上がらなくなるとはこのことである。 顔をしかめながらも懸命に走ろうとするが、今度はなぜか背骨の付け根あたりにも痛みが生じてくる。まっすぐな姿勢でいることすら辛くる。 35キロ付近に […]
2013年12月8日ホノルルマラソン 朝、予定通り3時に目を覚まし、おにぎりを食べてシャワーを浴びる。布団の上で入念にストレッチをしながら心を奮い立たせる音楽に耳を傾ける。約半年に渡って準備してきた成果を発揮する日である。 仕事が終わってからも2時間集中して走った多摩川を思い出すと、「やってやる」という気持ちになる。 戦で手柄を狙う武将のような気持ちである。会場に行ってみて、人の多さに圧倒される。 […]