【2026年3月五島市市議会メモ】出口浩一議員

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。

日時 2026/3/10

奈留島を含む離島地区からの救急搬送をはじめとする海上交通に係る喫緊の課題について

救急搬送を担う海上タクシー等船舶の所管部署と救急搬送の現況について

出口 図書館の街ゼミに参加した。その内容はS37の福江大火の話だった。奈留の私にとっては驚くべき内容だった。大火にも関わらず犠牲者が出なかったことは奇跡。偶然ではないと分かった。短時間でのサイレン・消防団の迅速な集結と対応。アナログだったが最速の情報伝達があった。本当に大きな災害だったと理解。今の時代にも通じる布石になると思う。運賃低廉化・復興など様々な話があった。グループワークの討論ではご近所の繋がりが希薄になっているという話があった。干渉を嫌がる時代の流れだが、コミュニティのつながりこそが生命をつなぐ手段になると学んだ。奈留島を含む離島からの海上交通課題について。昨日の木口議員と重複している部分もあるが違った角度で答弁を求めたい。過去に2回ほどやっていて3回目だが、それでも二次離島の人は「まだか」という想いがしている。強く言い続けないと命がかかっている。緊急搬送に時間がかかった市民の方は、残念ながら亡くなった。葬儀の場で海上タクシーをどうにかしてくださいと強く訴えられた。地区内に限らず地区外の方も五島市の対応を注目している。恨み節ではない。住民の命を守ることをしていただきたい。所管の垣根を超えて縦割り状態に横串をさしてほしい。もう一度お答えいただきたい。船舶確保の見通しについても。

市長 福江以外に9つの有人島がある。これからも安心して生活できるような環境を整備していかなければいけない。海上タクシーの船舶所管部署は、救急搬送をお願いするとき、海上タクシーの協力者への協力金の支給など消防で行っている。対策協議チームを立ち上げている。奈留・三井楽・関連する全ての部署で構成。産業振興部長を中心にして、海上輸送の検討を行っている。二次離島からの救急搬送は協力を依頼している。R8より緊急搬送にお願いし、協力金を3万円を計上している。将来的には海上タクシーとの委託契約、緊急搬送を行う方法、何が一番良いのか考えていきたい。大変重要なものになる。行政だけで解決はできない。同じ時間帯に発生した場合は事業者にお願いせざるを得ない。力を合わせて持続可能なあり方を検討していきたい。二次離島の方が不安に思わない体制が必要。努力していきたい。

出口 木口議員への答弁も聞いていたが、所管は消防。対策協議チームで横串を指すと。1、2月に会議を開いたと聞くが常設なのか。

市長 会議を2回実施したがそれまでにも随時協議はしていた。年が明けてから対策協議を立ち上げた。今ある部や課のメンバーが集まって立ち上げた。随時開催していくつもりです。

出口 常設で安心した。瀬渡し事業者も合わせてインセンティブの手当。整備に対する手当もあるが民間の料金が気になっている。社会保険とか国民健康保険について補助する制度があるが、青天井では不安という声も聞こえてきている。民間の料金設定には立入ができないが、協議会を持って運賃の標準化・ガイドラインを設けるなど。悪天候時の対策など働きかけをする考えはないか。

産業振興部長 協議は色々行っている。海上タクシーなど、料金は行政がタッチすべきではないので市としてこの金額で、というのは出来かねない。

出口 行政から言えないことは分かっているが、能動的にガイドラインを決めるとか働きかけをお願いできればと思っている。

他自治体における公設船舶の整備状況及び市の考えは

出口 多くの2次離島を抱える五島市は救急搬送を安定させるためには公設公営で運営するしかないと思っている。観光・レジャー・工事の施工や業務にかかるものは民間で担っていただき業務の棲み分けをする必要があると思う。自治体を調べてみた。(表を提示)他の自治体は割と早く取り組んでいる。松山市の消防救急はやぶさ、など、高松市、愛媛県のカミジマ、同様の救急車搭載船舶がある。県域を超えて因島や尾道に搬送する場合もある。多目的船のハヤテ3号もある。公用船として使われている。岡山県のみたけ、・・・など。全体的に言えるのはアルミ合金19T、27ノット、五島の二次離島を結ぶと17KMなので20分で搬送可能。嵯峨島にも同様の船を配置する必要があると思う。全域離島の五島市は他地区に遅れをとっているが導入についての考えは。

消防長 西海市が所有して多目的船として所有し、瀬戸内海の多くでも運用されている。五島市としても各課横断的なPTとして対策を検討している。様々な課題・問題点について多角的に意見を出し合い、委託契約、船舶を所有する方法など検討していきたい。

出口 9月からずっと声を大にしてお伝えしていると遅々として進まなかったのがストレスだった。なぜ五島市がこれを持っていないのか、と思う。検討段階よりも実検討に入っていただきたい。造船業はすでに詰まっている。某建造所は27年待ち。実際に入れるとどうなるのか検討いただきたい。

定期船における船員不足に対して市として支援はできないか

出口 たいようは運休した状態で船員不足。上五島の人も困っており物流も困っている由々しき問題。事業者の代船は小さくその辺について定期便が不足していることをいかに考えるか。手当も含めて支援ができないか、お伺いします。

産業振興部長 船員不足は全国的な問題になっており国の動きもある。昨年5月に船員法が改正された。国の資料によると無料の紹介の新設や募集業務の制度化・これから示されるので国の動きを注視しながら対策を進めていく。五島旅客船は社長と話をしたが、市の方で高校生向けの企業説明会に参加してはどうかと話をした。ニューたいようは若松発着になるので新上五島在住の方、オーシャンは奈留発着の人・条件を考えなければいけないので五島市で厳しいという意見を持っていた。

出口 どこも人手不足が否めない中、動きは注視していただきたい。

再生可能エネルギー事業について

海洋再生エネルギーに関する市の基本的な考え方は

出口 木口議員が質問したので割愛

潮流発電実証事業の今後と市としての関与・支援の方向性について

出口 付帯式の言及のみだったが、視覚的には目立たず光が当たっていないと思う。実証段階から実用化のためには国の支援の拡充・仕組み作りが必要と思っている。実用化に向けた課題・モニタリング・国への要望を行う考えがあるのか。市の見解は。

市長 海洋再エネはこれまで付帯式の実用化と合わせて潮流発電の誘致に取り組んできた。現在先進地になっている。1月にはウィンドファーム稼働。潮流発電も行っている。総合戦略においては潮流発電のことは掲げている。数値目標は現在1つとカウントすればもう一つやってみたいと思っている。促進区域も二つにできないかと目標に掲げている。推進を重点事業に進めていく。ゼロカーボンの最後の切り札になる。奈留みらいも私たちにとっては大切な海洋再生エネルギーになる。長期信頼性を検証して商用化に向けた環境省の実証事業に向けて考えていきたい。準備区域から指定区域にしていきたい。商用化までの計画にどう支援ができるか考えていきたい。

出口 潮流発電はデバイス含めて国産化も視野に入れた方が良い。支援をお願いしたい。

地域のつながりについて

独居老人等の見守りを含む町内会等との連携について

出口 小規模な区域の繋がり。五島市としてどう取り組んでいるのか。

福祉保険部長 行政として7つ。1、民生委員の見守り。情報共有をして役立てている。2、民間事業などの見守りネットワークの構築。3、高齢者緊急通報事業、4、認知症高齢者見守り機器購入事業 5、SOSネットワーク事業(二次元こーどステッカー) 6、配食サービス事業 7、地域ミニデイサービスの活動

閉じこもりの防止、定期的な参加による地域づくり。ボランティア的な取り組みも行われている。町内会は行政から委託された事業。街づくり協議会として福祉保険部会として取り組みがされている。福江大火、東日本大震災に被害が出なかった共通点は地域の声掛けだったと。日頃の地域活動に加えてうまく活用していただけるように推奨したい。

地域共生交付金引下げに伴う市への影響について

出口 孤立する人が多くならないような温かい姿勢に努めていただきたい。地域共生交付金に伴う影響について。最大7割削減ということで報じられた。長崎、佐世保、五島市、西海では懸念が報じられている。影響は。

福祉保険部長 対象は他機関共同事業、アウトリーチ事業、参加支援事業、 本体と加算部分が見直しされた。本体がくの範囲内で行っているので直接的な影響はない。R11には国・県の交付割合が見直されて市の負担が増額する見込み。

出口 事業費について国・県・市の負担割合は。

福祉保険部長 R7の当初予算の事業は913万円。国2分の1、県と市が・・・・市は228万円の負担。今後は負担率の変更により76万円の増額が見込まれる。

出口 913万円はどういった歳出に用いられるか。

福祉保険部長 会計年度の人件費。

出口 負担が増えるが持ち出しが減少する努力をしていただきたい。

漁業共済制度の掛金に対する助成について

五島市でも創設できないか

出口 継続させるためにも共済制度への加入は重要視されている。契約者負担の10%など他の自治体は支援している。西海市も補助する見通し。五島市は漁業共済の負担軽減・経営の安定につながる補助について未対応状態だが、どう考えているか。

産業振興部長 漁業共済の掛け金はR8の予算計上を検討したが予算確保できなかったので見送った。

出口 生産高が1割になったと話をしたが、他の自治体が他の支援をしていることは、法人・漁業者にとっては大きい。マグロ養殖の効果が上がっている。一本釣り、色々な引き出しから助成の方向性を出してほしいが厳しいのか。

市長 査定の中で検討した。仮に10%支援すると600万円をこえる財源が必要。漁業共済の掛金助成が恒久化すると財政を圧迫する。農業も収入保険がない中で今後どうするか考えなければいけない。そういった事も合わせて考えなければいけない。漁業振興基金がありこの中での補助がされている。そういった関係も考えながら、掛金の助成・補助を検討しなければいけない。財源の確保も課題。

出口 漁業を行っている方はそこで生業とし漁業をしている。一次産業の経営支援策は他自治体に倣って検討していただきたいと要望。基金は既に使われているので、ぜひ検討していただきたい。

過去の一般質問に対する進捗について

福江港ターミナルからチョイソコごとう停留所までの接続について

出口 大刀洗町を訪問して意見交換した。どうなった、あの質問という追跡レポートが設けられていて、議員と理事者の双方において、言いっぱなし・聞きっぱなしになっている部分があった。進捗・検討の状況を回答してほしい。6月19日に質問した件はどうなったか。

産業振興部長 その後事業者と協議して検討した。交通アクセスが充実していることからバスへの影響が大きく設置は難しいと判断した。三番中西議員からの指摘にもあったが、出口議員に届いていなければ反省する。

混雑時の福江港ターミナル内の五島旅客船切符販売窓口周辺に係る動線について

出口 動線を短くして切符を買うまでが長いので荷物を持ったままなので改善していただきたい。

産業振興部長 改善に至ってない。乗客の利便性向上に向けて協議していきたい。

福江みなと公園周辺の横断歩道の整備について

出口 エレナ前からマツキヨ前の横断報道の進捗は。

産業振興部長 必要との判断に至っていない。横断歩道は警察署と競技中。

出口 危ない状況も目にしているので前向きに検討してもらいたい。歩いてください。