今年も 奈留島サンタラン に参加させていただきました。
気づけば、今回で5回目くらいの参加になります。毎年この時期になると、「今年も奈留島にサンタが集まる季節が来たな」と、少し心が温かくなります。
例年であれば、密かに(いや、かなり本気で)優勝を狙い、セッセと走っている私ですが、今年は膝の怪我がまだ完治しておらず、無理は禁物。
そのため今年は、地元の元気な子どもと一緒に、手を取り合ってのんびりとゴールを目指しました。結果的に、それがとても良い時間になったように思います。
奈留島で「いいな」と感じたこと
今回改めて奈留島の魅力を強く感じた点がいくつかありました。
- 幼稚園児から高校生までが同じ敷地内に通っていること 年齢が違ってもお互いに顔見知りで、自然と声をかけ合う関係ができている。この距離感は、島ならではの大きな強みだと感じます。
- 地域全体で運営されている、手作り感のあるイベントであること
サンタランは単なるスポーツイベントではなく、「地域の行事」。運営に関わる方々の顔が見え、温度が伝わってくるのが印象的でした。 - ゴール後のカレーの振る舞いが、とにかく美味しいこと
走った後に、みんなで同じ鍋のカレーを食べる。これだけで、イベントの満足度は一気に高まります。
前日に聞いた、島が抱える現実的な課題
今回は前日に奈留島に宿泊し、地域の方々からさまざまなお話を伺う機会もありました。楽しいイベントの裏側で、島が直面している現実も改めて感じました。
- 海上タクシーが終了し、緊急搬送の手段が存在しないこと
- 人口減少に伴い、地元のお店の閉店が続いていること
どれも一朝一夕に解決できる問題ではありませんが、現場の声を直接聞くことで、課題の重みや切実さがより具体的になります。
足を運び、声を届ける
イベントに参加して終わり、ではなく、
実際に足を運び、泊まり、話を聞くからこそ見えてくるものがあります。
これからも奈留島をはじめ、五島の各地域に頻繁に足を運びながら、
地域の声を政治にしっかりと届けていくことを大切にしていきたいと思います。
奈留島サンタラン2025。
今年も、たくさんの笑顔と学びをありがとうございました。