8月20日に長崎市で開催された議員研修会に参加して来ました。
テーマは「議会とハラスメントについて」という事で、五島市議会でもたびたび取り上げられているテーマです。五島市では、出口市長の強い意向の下で、市職員へのアンケートを実施し、五島市議会でもハラスメントに関する条例を制定しています。
実はあまり知られていませんが、五島市議会にはハラスメント相談の外部窓口があります。そのため、何か引っかかりそうな事案がありましたら、相談する事が可能です。
ハラスメント研修の内容としては
- 昨今増え続ける「〇ハラ」についての紹介
- OKな事例・NGな事例の紹介
- 議員という立場で気を付けるべきポイント
という感じでした。一言で言えば、「他人が不快に感じる事はしないようにしましょう」という至極当たり前の事ですが、昨今問題になっているのは、その水準が徐々に低くなり、何かとハラスメントと告発されるリスクが高まっているためです(「ハラスメントハラスメント」と呼ぶそうです)。
「常識のギャップ」をどうやって埋めるか?
ハラスメントも含め、相手が「同じ言動」に対してどう感じるかは、世代間でかなり大きなずれがあるのではないかと思っています。
主に日常会話の中で、「昔の常識」が「現在の常識」でアウトとなるケースが今後もドンドン増えていくのだろうと考えられます。
問題は、「現在の常識」にいかにキャッチアップするかですが、若い世代との交流や会話がなければ、そもそも非常に難しいようにも感じます。
これからも様々な「〇ハラ」が増え、言動がハラスメント認定されるリスクを考えると、何も会話ができなくなって、息苦しい世の中になって行ってしまう事も心配されます。
研修を通じて最新のトレンドや知識を得る事も大切ですが、より日常的に世代間の交流が促進される事で、相互理解が深まる部分もあるのではないかと思います。
研修終了後は、他の議員さんとの交流会もあり、様々な情報交換をする事が出来ました。