五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。
そこで、議事メモを残しています。
※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。
日時 2025/6/19 11:00-
目次
特定健診及びがん検診について
山田 6月15日は父の日でもあった。11歳の時に父を亡くし、支援者の方々をはじめ、陰ながら応援してくださっている皆様のおかげでこの場に立ていることに感謝。長崎県が梅雨入りした。河川の増水に注意が必要。ハザードマップで危険箇所・備蓄品の準備を確保して災害から命を守るように要望する。米の価格が跳ね上がるなど家計を圧迫している。誰もが経済回復を願っている。末長く健康でいることが願いだと思う。エマーソンは、健康は第一の富であるという言葉がある。健康がいかに大切かを示してる。若年層から高齢者まで運動をしていると思う。生活習慣の改善は年々高まっていると思う。がんの早期発見治療を目的に検診をしている。特定健診・がん検診について質問をする。
市長 国保の被保険者向けの特定健診の受診率。特定健診はR6は37.5%であり、2.2%向上。がん検診は胃がん5.1、肺がん12、大チョがん14、乳がん14、子宮がん20、乳がんは19、前立腺が18、全て向上してる。受信権・スケジュールチラシを送付している。ICT活用の受診干渉。健康セミナーでの講話、SNSの活用を組み合わせている。特定検診の対象となっている人に、結果を提出していただく事で見なすことができる。受信した人へのインセンティブとして特産品を贈呈している。当選枠を拡大し海の幸、ごとううどんの盛り合わせが送られた。驚いた方もいらっしゃったそうで戻ったという事例を聞いている。段ボールに特産品であることをわかりやすくして受け取って頂きたい。20歳を対象としている早期介入検診だけでなく受診機会を拡大した。あらゆる機会をとらえて受診率向上を目指していきたい。
山田 健康になっ五島で受診率向上に取り組んでいることを理解。がん検診・胃カメラ検査以外は無料で実施されており、14市の中で西海市だけが無料だった。手厚くサポートされていて有難いと思っている。年齢や性別位によりどの検診を受けたら良いかわかりづらいと思うが検診の種類は。
福祉保険部長 40−74歳までの特定健診、後期高齢者を対象とした検診、生活保護受給者を対象とした検診がある。市独自の早期介入検診がある。がん検診がある。胃がん、肺がん、前立腺がんを実施しており、骨粗鬆症検診、肺炎ウイルス検診を実施している。
山田 特定健診以外にも種類があると。早期介入検診のメニューと同等のもので行われているのか。
福祉保険部長 同様の内容。
山田 40歳以上が対象と思うが、大変素晴らしいと思う。昨年の答弁では健康寿命と平均寿命の差がワーストであるという話であり広報誌に載せてもらったが、現在は。
福祉保険部長 R4の健康寿命(平均自立期間男性 78.6、女性83.6位)、平均寿命 男性79、女性86歳
山田 健康寿命が最下位だったという事だが、今回は平均寿命が男性がワースト1位。医療費・介護費用が増加して個人の質の低下が懸念される。
五島市の主な死亡要因は。
福祉保険部長 五島市の主な死亡要因はR4ががん1位、ブイ別は1位が気管支、肺、2位が管内胆管、3位が大腸がん、胃がん、4位が老衰、・・・
山田 がんが主な要因と理解。器官が一番多いと聞いたが肝臓がんが多いと聞いた。専門家の方と罹患について分析して取り組んでほしい。がんの早期発見・治療を目的とした要因分析は。
福祉保険部長 受診干渉で上られた理由は時間がない、健康に自信がある、病気の発覚が怖い、経済的な負担、情報提供の不足、意識の低さがある。受信しやすい環境づくり、情報提供が必要。
山田 24の医療機関で実施している。一部の医療機関を除いて、可能だが、子宮頸がんは受ける機会が少ない現状。特定健診・がん検診を市外で受診できるようにできないか。
福祉保険部長 委託契約をしていないので受信出来ない。委託料が異なることが原因。限られる場合もあるので、市外で受信できる体制が必要。意見を伺いながら協議したい。
山田 肺がん検診は4つの医療機関が可能。市内において受信できる医療機関を増やせないか。
福祉保険部長 レントゲンを2人の医師が判断する体制が必要。限られているため医療機関が少ない。
山田 五島中央病院と連携してほしい。集団検診も実施されているが日程の選択肢が限られているため、時間の調整が難しいので意義を促していただき、特定健診の受診率向上を促してほしい。
予防接種について
子宮頸がんワクチン接種について
山田 公費負担で16種類を実施。子宮頸がんは人感染でありワクチンで予防可能。副作用が問題となり一時的に外されていたが、R4がさいど積極的干渉の流れとなった。市内ではどれくらい受けているか。
福祉保険部長 小学6年生から高校生まで可能。230名の方が接種している。3回終えているのは4割程度。
山田 先ほども申し上げたが副作用で懸念する必要もいるが安全性に対する周知は。
福祉保険部長 感染前に接種することにより予防効果が示されている。中学1年生に有効性や副反応の説明書を送付している。未接種の方には干渉ハガキを送付している。
山田 キャッチアップ接種とは何か。
福祉保険部長 積極的な接種干渉をしなかった期間の人を対象に改めて設ける制度。子宮頸がんワクチン接種を受ける機会を逃したH9から19年度までの方を対象に実施した。ワクチンが不足して受けられなかった人がいる状況から、R7年3月31日までに接種した人を対象に公費で出来るようになった。
山田 子宮頸がんワクチンの有効性について
福祉保険部長 性交渉で感染することが原因であり一般的なウイルス。必ずしもがんを発症するわけではない。一部の人には全がん病変が起こる。産婦人科のHPによると定期接種を受けなかった人でも後にすることで一定の効果が得られるということ。
山田 部長が申し上げた通り気になる人は相談を。
帯状疱疹ワクチン接種について
山田 皮膚の痛みや発疹が起きる。今年4月から定期接種とされている。五島市の接種状況と周知方法は。
福祉保険部長 4月1日よりB類の疾病に位置付けられた。定期接種が実施されるようになった。5歳刻みの人に経過措置も設けられている。3113名にハガキを送付して周知を図っている。
山田 わかりづらいという声を聞いているが、ワクチンには生ワクチン・不活化ワクチンとあるが公費負担は1回きりか。
福祉保険部長 1回限り。ワクチンの種類により生は1回きり、組み換えは2回接種で公費負担が生じる。
山田 今年度から2029年までの間を接種対象と理解できた。一部公費負担とできないということで良いか。
福祉保険部長 5歳刻みが対象。
山田 接種対象の年齢でない高齢者から、帯状疱疹ワクチンが全額自己負担で支払った。あとで返金できないのかという声を何度もいただいた。接種対象だけでなく、広くわかりやすく周知してもらいたい。
子どもの遊び場づくりについて
山田 特に子育て世帯から関心の高いことだと思うが、市民の方から声を徴収していくともうが、子供の学びと遊びの相乗効果について。
教育長 今年66歳。県外に4歳の孫がいる。S34はまだまだ貧しく両親も共働きで忙しく働いて食うことに懸命だった。幼少期の遊び相手は子供だった。田んぼや野山で遊んだ。秘密基地を作ったり自然の中で遊んだ。川に落ちたり木から落ちたり喧嘩したりなど、貴重な体験・思い出だったと思う。親の忙しさは変わらないが、昔と違って都会と田舎の格差が生じている。都会では屋内施設が充実している。子供の遊びには昔と違った意識の違いがある。保護者同伴・子も親も楽しめる施設が求められる。重要な役割があると思う。同世代との交流が生まれることも事実。保護しゃが繋がる子供の遊び場が必要と思う。帰省してから一緒に遊ぶ時間をすごしった。ブランコやつばき園に行った。雨の日は図書館に併設した複合型の施設があればなあと思った。そういう場所ができると良いなと思った。一っ箇所で出来ればいいなと思った。
山田 遊び場を通して健全育成・コミュニケーション育成に繋がると思う。好奇心・探究心・コミュニケーション能力の向上になると思う。支援教育を受ける子供の中には体を自由自在に動かせない子供もいたが、子供の表情は明るかったと記憶している。知育・特育・障害のある子供がよりよく生活できる療育だと実感している。五島の宝である遊びばづくりの必要性は。
市長 豊かな成長に必要だと思う。私自信、沢山勉強もしたが学校や近くの公園で皆さんと一緒に遊んだ。石蹴り・かんけりが普通の事だった。田んぼで遊んだり。天気が悪い時は友達を探した。上級生との遊びを通じて社会性を育んだりすることができていたと思う。最近は大人数で体を動かす遊び場が減っておりゲームが増えているのも残念。子育て世帯にアンケートを実施したところ、体を使って自由に遊べる施設・普段はなかなかできない施設を求める意見が多かった。基本構想の素案に向けて準備をしている。子供の遊びを通じて健全な発育に繋げて世代間交流に寄与したいと考えている。子供の遊び場について質問を頂いたし声もかけて頂いた。私は子育て支援の拠点だけでなく新たな賑わい・観光拠点になれば良いと思う。母親が子供を連れて行くだけでなく、家族みんなで楽しめる、高齢者と孫が楽しめる、五島に縁がない方も楽しめる施設になってほしい。30年後も楽しめる施設が出来れば良いと考える。子供の数が減っても子供の可愛い声が消えるはずもない。琴石地区は子供もいないけれど、鯉のぼりを復活させた。今年も地区内に声が響き渡り子供の元気な姿を見ると、お年寄りも元気になる。孫がいなくても子供を見にくる。大切な宝物です。各家庭に置き換えるならば、初めて生まれた時のことを思い出してください。自分の子供みたいなものです。他の自治体よりも大事に子供を大事に育てていきたい。若い子供や子供たちに失望させたくない。このような思い出おります。子供のことを第一に考えていきたい。ふるさと五島を未来に残していきたい。これが私の思いです。
山田 遊び場の建設計画については詳細が明らかではないが、場所の選定について気になるが、既存施設の有効活用か新築だと思うが民間の商業施設に設置した場合、道路の混雑や買い物利用客との混雑、公共施設を活用した場合は空調設備、・・・施設選定のメリット・デメリットを検討すべきだが考えは。
市長 場所選びは重要。遊び場に求めるものは何かを整理する必要がある。交通アクセス・周囲への影響など慎重に選んでいきたい。
山田 孫や子供の喜ぶ笑顔がかけがえのない宝物なので、楽しい遊び場づくりを一丸となって進めていただきたい。
ハラスメント対策について
市職員へのハラスメントアンケートについて
総務企画部長 R5−6にアンケートを実施。市役所での実態を調査。職員の認識を深めて内部から根絶することが目的。公表は市役所内部の庁舎内部で外部には公表していない。
山田 公表を市民全体には申し上げないが、議員からのハラスメントもあると思うので議会と情報共有すべきでは。
総務企画部長 職場内の実態ということで調査しており、前回は市議会から要求があって提供があったので、必要があれば言ってもらえれば。
山田 議員の立場として実態を把握すべきと思うので検討してほしい。
総務企画部長 カスハラを受けたという回答もあった。精神的肉体的・組織運営に支障をきたす。絶対にしない、許さない意識の共有、全職員が率先したい。
山田 市では対策として研修を実施しているようだが、全職員に対して任意か努力義務か。
総務企画部長 全職員に呼びかけて周知しているが都合が悪い職員もいる。
山田 全員に受けさせないと姿勢が見えないのでよろしくお願いします。一定の効果は得られているのか。職員に対して個別対策はされたのか。
総務企画部長 定期的な研修をして理解が深まる重要なことと理解している。ハラスメントに対する認識が増える職員が増えて風通しが良くなると理解。減少しているものの、カスハラの割合は増加している。
山田 ぜひお願いします。議会でもハラスメントアンケート・議会だよりで集計して県内初めてハラスメント条例を実施。挨拶しても無視されたり、些細なことが入口になる可能性があり個人差があると思うが、対策を要望する。
カスタマーハラスメントに対する五島市の考えは
山田 市職員から相談や訴えは増えているということで、サービス業の店舗でも啓発チラシを見て民間でも意識が高まっていると感じた。不相当な手段で苦痛となり就業環境が害される行為だが、市としてはどう対策を講じているのか。
総務企画部長 不当要求行為防止マニュアルで対応している。所属長を初め毅然と対応していく。
山田 いつ作成したのか。
総務企画部長 H29に策定。
山田 見直しの時期にもなると思うのでよろしくお願いします。刺股は備え付けてあるのか。防犯訓練はされているのか。
総務企画部長 不審者対応として刺股を本庁舎の1階には用意している。今まで使ったことはない。
山田 いざという時にぜひ訓練もしていただきたい。今はネットの誹謗中傷で亡くなるケースもあり、市長が襲撃された事件も起きている。安心して業務に従事できる環境が大事と思うが市長の意見は。
市長 職員は常に信頼と期待に応えて最適なサービスに努めている。誠実・適切に対応すべきと考えている。過剰・不当・繰り返しなど、ハラスメントに該当する行為もある。多大な時間と労力を費やし精神的な負担も大きくメンヘラに繋がることも考えられる。共同宣言がされて該当する行為には状況に応じて組織的・毅然と対応する。法的措置も含めて厳正に対処する。繰り返しハラスメントを根絶すると訴えている。一定の効果も出ている。私の思いも届いているし、理解している。パワハラなど嫌がらせなどは絶対に許さない。必要な手当も講じる必要がある。職員を守る立場にあるので、笑顔の絶えない五島市を目指したい。