2025年6月11日に開会となった五島市議会の定例会です。
10:00ー11:05
服装について
省エネ対策の一環としてノーネクタイとして、6月から通年の軽装を可能とした。品位を損なわない節度ある正装として配慮いたします。
会期の決定について
7月1日までの21日間に決定
議長報告
4月10日、長崎県市議会議長会定期総会が大村市で開催され、出席いたしました。 総会では、令和6年度事務報告(後期)及び決算報告を承認し、令和7年度予算案を原案どおり可決した後、各市提出の24件の議案審議を行い、すべて原案どおり採択いたしました。 その後、九州市議会議長会定期総会への提出議案の審議を行い、各市提出の議案を「西九州地域の交通網の整備促進について」、「離島振興について」、「都市財政の充実強化について」の3議案に集約し、長崎県13市共同提出議案として提出することに決定いたしました。 次に、4月24日、大分市で開催された第100回九州市議会議長会定期総会に出席いたしました。 総会では、令和6年度事務報告及び決算報告を承認し、引き続き役員改選を行い、会長に大分市の議長が、副会長に佐賀市の議長がそれぞれ選任されました。
次に、議事に入り、令和7年度予算案を原案どおり可決した後、各県提出の議題21件についても原案どおり採択いたしました。 その後、理事会を挟んで、全国市議会議長会定期総会への提出議案の審議に入り、正議案として「日米地位協定の抜本的な改定及び在日米軍専用施設が集中する沖縄の基地負担軽減について」、「治山・治水対策の推進及び災害復旧事業の財政措置について」、「九州における高速交通網等の整備促進について」の3件を、九州部会から全国への提出議案とすることに決定し、次期開催市を佐賀市に決定いたしました。 次に、5月14日、北海道稚内市で開催された防衛省全国情報施設協議会役員会に出席いたしました。役員会では総会に提出する議案等について審議され、役員改選では、会長に京都府京丹後市の、中野議長が選出されました。また、令和8年度の役員会開催地を、島根県松江市に決定いたしました。 次に、5月20日、東京都において、午前中に長崎県市議会議長会による県選出国会議員への要望活動が、午後には全国市議会議長会第101回定期総会が、それぞれ開催され、出席いたしました。 午前中に開催された長崎県市議会議長会による県選出国会議員への要望活動は、県内各市提出の要望25項目について、早期実現を強く要望したところであります。 次に、午後から開催された全国市議会議長会第101回定期総会では、まず、神戸市議会議長のぼう会長のあいさつがあり、次いで、来賓として、石破内閣総理大臣等からの祝辞がありました。 永年勤続議員の表彰では、本市から、在職25年以上をもって草野久幸議員が、正副議長4年以上をもって木口利光議員が、それぞれ表彰されました。 会議では、一般事務報告及び会計報告、並びに各委員会の活動報告を承認したあと、議案審議を行い、九州部会提出の3議案を含めた27件の部会提出議案、及び5件の会長提出議案をいずれも原案どおり可決し、閉会いたしました。 以上で議長報告を終わりますが、詳細につきましては、事務局に関係書類を整備しておりますので、必要の向きは御参照願います。
表彰状の伝達式
草野議員25年、木口議員議長4年
草野 お礼の挨拶。身に余る光栄である。片峰議長にお礼を申し上げる。議員として職責を務めることができたのも職員・市民・関係各位のご指導・ご協力の賜物であり御礼を申し上げる。初心の気持ちで五島市発展のためにより一層精進する覚悟である。今後ともご指導・ご鞭撻をお願いします。心からお礼と感謝を申し上げて挨拶としたい。
市政報告
令和7年6月五島市議会定例会市政報告 本日ここに、令和7年6月五島市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはご健勝にてご出席を賜り、衷心より厚く御礼を申し上げます。 本定例会におきましては、条例案、補正予算案など重要案件のご審議をお願いするものでありますが、開会冒頭に当たりまして、市政運営の概要をご報告いたします。
【プレミアム付商品券について】
食料品や日用品、エネルギー価格などの高騰が続くなか、市民の皆様の生活支援に加え、消費喚起による市内経済の活性化を図るため、プレミアム付商品券を販売します。今回は、前回よりも2,000円分増額し、1セット1万5,000円分の商品券を1万円で販売するもので、3万セットを8月16日から販売する予定としております。 受付開始日や申込方法など、詳細が決まりましたら改めてお知らせしますので、ぜひご利用ください。
【子牛競り市の結果について】
5月13日から14日にかけて、五島家畜市場において、子牛の競り市が開催されました。平均価格は、前回の3月競り市と比べ、約6万4,000円増の64万3,000円となり、令和5年3月競り市以来、約2年ぶりに60万円を超えました。 しかしながら、関係者の間では「一時的な価格の上昇」との見方も多いため、引き続き他地区の動向を注視しながら、国や県、関係機関と連携し、家畜市場の活性化と繁殖農家の経営安定に向けて取り組んでまいります。
【若者の市内就職促進について】
5月14日、中央公園市民体育館において、五島地区若者定着促進連携会議の主催による市内の高校生や日本語学校の学生を対象とした合同企業説明会が開催されました。 説明会には、288人の生徒・学生が参加し、事業者28社の説明を熱心に聴いていました。 令和6年度末の高校新卒者251人のうち、就職者数は51人で、うち34人が市内に就職しており、市内就職者は令和5年度末と比べ約 13パーセント増加しております。 今後も、市内企業のPR動画の作成や、生徒を対象とした出前講座を実施し、関係機関と連携しながら、若者の市内就職支援に取り組んでまいります。
【雇用機会拡充支援事業の状況について】
有人国境離島法による令和7年度の雇用機会拡充支援事業については、第1回公募に33件の申請があり、審査会を経て新規事業12件と継続3 事業8件の合計20件を採択しました。計画どおり事業が進みますと、新たに26人の雇用が生まれます。 6月2日から7月11日までの期間で第2回公募を行っており、引き続き福江商工会議所、五島市商工会をはじめ、関係団体と連携し、良質な雇用の創出に向けて取り組んでまいります。
【映画「この夏の星を見る」の特別試写会について】
7月4日、五島市がロケ地の一つとなった映画「この夏の星を見る」が公開されます。 この映画は、直木賞作家・辻村深月さんによる同じ題名の小説を実写映画化したもので、コロナ禍の2020年を舞台として、登校や部活動が制限されるなか、茨城、東京、五島の中高生が天文活動を通じてオンラインでつながっていく青春の物語が描かれています。 公開に先立ち、6月22日に福江総合福祉保健センターにおいて、配給元の東映株式会社により特別試写会が行われます。五島市の更なる知名度向上と観光客誘致のため、情報発信やプロモーションを行ってまいります。
【五島長崎国際トライアスロン大会、五島列島夕やけマラソン大会について】
6月15日に五島長崎国際トライアスロン大会「バラモンキング」を開催します。 今年は、640人の選手が「バラモンキング」の称号を目指し、福江島を駆け抜けます。今大会では、選手・応援者の安全性や利便性に配慮し、バイクコースの折り返し地点を「大宝憩いの広場」まで延長しました。選手の皆様には、島民の熱い声援を受けながら、風光明媚な島の景色を楽しんでいただけるよう引き続き準備してまいります。 また、五島列島夕やけマラソン大会は、開催日を8月23日に決定し、募集を開始しております。 市民の皆様と一緒になって大会を盛り上げていきたいと考えておりますので、大会参加はもちろん、交通規制やボランティアなどについても、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いします。
【五島市協働のまちづくり基本方針について】
4月30日、五島市協働のまちづくり基本方針を策定しました。この基本方針は、協働のまちづくりを推進するための指針となるもので、私たちが目指すまちの姿や、その実現に向けた役割、協働の仕組みを示しています。 人口減少・少子高齢化などの影響により、多様化する地域課題に対応し、安心して住み続けられる地域を維持するためには、互いに支え合う住民主体のまちづくりに加えて、行政と地域が連携する協働のまちづくりが欠かせません。 今後は、この基本方針に基づき、市民の皆様と地域の魅力を守り、安心して住み続けられる持続可能な地域づくりを目指してまいります。
【長崎県ねんりんピックについて】
4月6日から5月18日にかけて、大村市を中心に第22回長崎県ねんりんピックが開催され、五島市からスポーツ交流大会に8種目112人、文化交流大会に2種目4人、合計116人の方が参加しました。 スポーツ交流大会では、グラウンド・ゴルフ競技で福江ナイスインチームが優勝し、10月に岐阜県で開催される全国大会への出場権を獲得したほか、剣道60歳以上男子の部で平山克己さんが、ソフトテニス 60歳以上男子ペアの部では、島原市の方と一緒に出場した佐々木寿人さんが、それぞれ優勝しております。 文化交流大会では、残念ながら入賞を果たすことはできませんでしたが、今後も、ご高齢の皆様がスポーツ活動や文化活動を通して、健康でいきいきと過ごしていただけるよう支援してまいります。
【長崎県総合防災訓練について】
5月31日、県と市、自衛隊などによる長崎県総合防災訓練が行われました。 訓練では、地震など大規模災害時の避難所運営をテーマとして、中央公園市民体育館で、受付の円滑化、避難所内でのプライバシーの確保、外国語対応などが実施され、延べ180人の市民の皆様にご参加いただきました。 併せて、大村市にある陸上自衛隊第16普通科連隊と航空自衛隊福江
6 島分屯基地によるカレーライスやハヤシライスの炊出しも行われました。 この訓練を生かして、今後も災害に強いまちづくりを目指してまいります。
【子どもの遊び場について】
雨の日でも遊べる子どもの遊び場については、子育て世帯へのニーズ調査や保育士会との意見交換を踏まえ、基本構想の素案づくりを進めております。 素案には、これからの五島市の子どもや保護者、利用する皆様の視点に立ち、安全・安心で、楽しく利用できる遊び場としての基本的な考え方や機能、効果などを盛り込む予定です。9月頃に市民の皆様にお示しし、ご意見を伺いたいと考えております。
【五島市中学校総合体育大会について】
5月25日、五島市中学校総合体育大会球技・武道大会が市内8会場で開催され、9校、290人の選手が8競技に出場しました。また、学校部活動の地域クラブ移行に伴い、長崎県中学校総合体育大会への出場をかけ、6月7日に諫早市で開催されたサッカーのクラブ予選に12人の選手が出場しました。今後、バレーボール女子、野球のクラブ予選に20人の選手が出場する予定です。 6月8日には、中央公園陸上競技場で陸上競技大会が開催され、市内全中学校の生徒が一堂に会し、競技・応援に参加しました。
開催に向けてご尽力いただきました大会関係者の皆様に心から感謝申し上げます。 各競技において県大会出場資格を獲得したチーム・個人については、7月26日から開催される県大会での活躍を期待しております。
【戸籍への振り仮名の記載について】
5月26日、改正戸籍法が施行され、新たに氏名の振り仮名が戸籍に記載されることになりました。 記載される予定の氏名の振り仮名については、本籍地の市区町村から通知することとなっており、五島市に本籍がある約5万9千人の方へは、7月上旬に通知書を発送する予定です。 通知書が届きましたら、振り仮名が正しいか必ずご確認いただき、誤りがある場合は届出をしていただきますようお願いします。
【松山町で発生した山林火災について】
4月7日、五島市松山町において、約7.2ヘクタールを焼失する山林火災が発生しました。 鎮火までおおむね3日間を費やしましたが、幸いにも、けが人や建物への被害はありませんでした。ご指導、ご協力いただきました国や県の関係者、県内各消防本部の応援隊、消防団の皆様、また、消火活動にご理解、ご協力いただきました市民の皆様に心から感謝申し上げます。 市民の皆様には、火の取扱いや後始末には十分にご注意いただきます
ようお願いします。
【五島市に対する損害賠償請求事件について】
令和4年9月、神戸地方裁判所尼崎支部において五島市と市の元職員を被告として提訴された損害賠償請求事件について、3月13日に言い渡された判決を不服として、同月27日、議会の議決をいただき、大阪高等裁判所に控訴をいたしました。 第一審では、元職員が平成25年6月から11月までに行った違法行為と市の業務との職務関連性などが争点となり、判決では、元職員が市の業務に関連して被害者宅を訪問した際に、被害者の通帳を不正に入手して貯金を引き出したものと認定し、本件事件には職務関連性が認められるから市にも使用者としての責任があるとされました。 しかし、市としましては、元職員が通帳を入手した行為は市の業務に関連して行われたものではなく、元職員と被害者との個人的な関係の中で行われたものであると考えており、控訴審では、その点を改めて主張してまいりたいと考えております。 なお、5月1日には詳細な控訴の理由を説明した控訴理由書を同裁判所に提出しております。新たな動きがありましたら、随時、皆様にご報告いたします。
【令和6年度の決算見込みについて】
一般会計の決算見込みは、歳入が338億726万円、歳出が3249 億1,956万円で、差引き13億8,770万円の繰越金を生じております。なお、翌年度に繰り越すべき財源が5億3,598万円ありますので、これを控除した実質収支額は8億5,172万円の黒字となっております。 また、特別会計会計の決算見込み総額でも、歳入が 122億9,915万円、歳出が121億1,068万円で差引き 1億8,847万円の繰越金を生じております。 水道事業の収益的収支においては、消費税抜きで、収益9億4,823万円に対し、費用は8億8,648万円で、差引6,175万円の黒字となっております。 下水道事業の収益的収支においては、消費税抜きで、収益888万円に対し、費用は767万円で、差引121万円の黒字となっております。 今後も引き続き、健全な財政運営に努めてまいります。 以上で市政報告を終わりますが、本定例会に提案いたします議案は、条例案、補正予算案、その他合わせまして22件となっております。 なにとぞ慎重にご審議賜り、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。
監査報告
割愛
所管事項の管内調査報告
割愛
専決処分
地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、議会の議決により指定された事項について次のとおり専決処分する。
令和7年5月26日 五島市長出口 太
和解及び損害賠償の額の決定について 交通事故について、次のとおり和解し、損害賠償の額を決定する。
1和解及び損害 五島市武家屋敷三丁目4番1号
賠償の相手方 株式会社十八親和銀行福江中央支店 支店長⚪︎⚪︎
2和解の趣旨 令和7年3月31日、市の普通乗用自動車(長崎300の3930)を運転していた本市スポーツ振興課の職員が、五島市武家屋敷三丁目の十八親和銀行福江中央支店の駐車場において、十分な確認をせず後進したことにより、同駐車場に駐車していた軽乗用自動車(長崎⚪︎⚪︎)に接触し、同車両の右フロントフェンダー等を損傷した交通事故について、市は、当該事故の責任を全て認め、当該事故により生じた損害を全て賠償する。
3損害賠償の額
軽乗用自動車修理費 53,449円 代車費用 9,900円
合 計 63,349円
繰越継続費
議案の説明
議案第58号 和解及び損害賠償の額の決定について
軽乗用自動車の破損事故について、次のとおり和解し、損害賠償の額を決定する。
令和7年6月11日提出 五島市長出口 太
1和解及び損害 五島市奈留町浦153番地5 賠償の相手方 ⚪︎⚪︎
2和解の趣旨 令和7年3月24日、五島市奈留町浦1750番地2の奈留児童遊園において、本市奈留支所の職員が、刈払機で除草作業をしていたところ、同園から道路を挟んで南側に位置する奈留小学校プールの敷地に駐車していた軽乗用自動車(長崎⚪︎⚪︎)に刈払機で跳ねた石を接触させ、同車両のリアガラスを損傷した事故について、市は、当該事故の責任を全て認め、当該事故により生じた損害を全て賠償する。
3損害賠償の額 軽乗用自動車修理費 99,000円 (提案理由) 和解及び損害賠償の額の決定については、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決を経る必要がある。これが、この案を提出する理由である。
2-1-令和7年度五島市補正予算書(令和7年6月定例会)(その1)
2-2-令和7年度五島市補正予算(案)資料(令和7年6月定例会)(第3回補正)
②委員会付託表 3-1-令和7年度五島市補正予算書(令和7年6月定例会)(その2)