五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。
そこで、議事メモを残しています。
※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。
日時 2025/6/17 14:00ー
目次
五島市の人口減少対策について
市長の人口減少対策としての想いは
網本 団塊の世代の力で政治を変える。網本です。お疲れと思うが答弁をお願いいたします。五島市最大のイベントであるバラモンキングが開催され、選手が来島できない状況でもあったが無事に開催できた。深く感謝を申し上げたい。選手の皆様、ありがとうございました。バラモンキングも6月14日に決まったので選手の皆様よろしくお願いいたします。これまで多くの人が質問しているが、UIターンの促進に対する考えを聞きたい。
市長 S30の9万から減少が続いている。2045年の将来推計は2万人台。2,000人改善している。五島市の35年後の人口は13000人と推計。地域そのものの維持が難しくなる。2060年の人口を2万人に設定。年々減少しており、R6は130人になりそう。65歳以上の高齢化率は徐々に高まり、R6は42.8%となっている.人口流出の抑制を推進していく。EE Zを守ることに繋がると考えている.
網本 今年4月、三井楽小学校の入学式では21名の新入生が入学したが今年は3名。大きなショックを受けた。 6月5日、初の70万割れという記事が出た。相当スピードアップしている。15年前倒しで減少を達成したとの記事。再度理事者の答弁において、自然減対策、社会増対策をする中で喜んだり答弁を頂いていた。出生数をどのように増加させるか、重要な課題。移住・UIターンの転入に力を入れてきた。そのためには、生まれた子供の子育て支援が重要だと思うが、現在の現状は。
野口前市長はUIターンに力を入れてきたが出口市長の考えは
市長 昨年21名で大き減っているが、来年は13名で少し増える。子育てについて、これまで最重要課題である人口減少対策については希望が叶えられるように切れ目なく支援して、育てやすい環境を整備してきた。8.9%を子育てに充てている。人口減少対策はしっかり取り組んでいきたい。
網本 予定数のデータも頂いた。13名だが、合計すると3名でしたが、全小学校だと211人。何とか維持はできると思うが減少する。大きな政策というのは生まれた子供の子育て支援が大事と考えている。色々な資料を漁った。総合戦略を出したが、その中に合計特殊出生率が1.93であり目標よりも低い。五島市はどう増やしていくのか。
市長 五島市において、子供子育てがしやすい環境を作ることが大切。医療費の現物給付化も実現することもある。10月から医療費の窓口負担を改定。切れ目なく出会いから出産まで支援する。民間会社と連携して74組が成立して5組が結婚。妊娠を望んでも授からない場合もある。不妊治療の助成治療もしている。妊産婦の健診、成長の支援を実施している。子育てに優しい五島市を目指している。
五島市の少子化に対する市長の考えと今後の対策は
網本 我々の世代は義務教育を終えると卒業後は集団就職した。親としては生活が厳しかったが、大学までの経費がかからず、仕送りをした。現代は殆どの子供が高校・大学に進学する。卒業するまでの間、金額がかかります。現在はどんどん人口が減っている。その中でも人口増や名の知れた市町村もある。子育て支援に力を入れている自治体が歯止めをかけている。今出生率ということで、全国の中で岡山県の凪市が全国トップの2.95を達成。奇跡の街ということで記事になっていた。人口減少に対する環境づくりで言っていたが、1.97は希望的な数字だと思っている。凪市は様々な対策をとり実行している。予算も多くつけ、歳出削減をして多くを割いている。その他、全国でも兵庫県の明石市も調べてみると、No3は印西市、流山市、筑波市である。重要課題として取り組んで、真剣に取り組んでいるのか、再度市長の思いを。
市長 色んな手当てをして子育てしやすい環境を整備したい。子供がのびのびと育って欲しいと思っている。成功している施策も参考にしながら積極的に取り入れて対応したい。
少子化対策として希望出生数の実現が必要だと思うが市長の考えは
網本 R1年からR6まで急激に減っている。午前中の質問にあったように、クラブ活動が1校だけになる。急速に減っている。更にスピードアップすると危惧している。広報ごとう5月の中で予算が詳しく書いてあった。民生費の中でどのくらい予算を使っているのか。
福祉保険部長 89億の中で子育て関係は29億で33%。
網本 重要課題ということについては予算的に厳しいのではないか。本当に人口減少対策ができるのかと疑問に思っている。明石市の支援は高校卒業するまで無料、第二子無料・・・・給食費無料という形で明確な支援がされている。色んな感じで子育て支援がされている。充実の子育て支援制度で効果を挙げている。優しい街を進めることで税収が増加して好循環が生まれている。自信を持って国会でも訴えている。子育て支援は充実していないと重要課題と言っても効果がないのでは。大学まで子供を育てるのは大変。経済的に控えると考えられる。経済的な負担をなくすような子育て世帯にわかるように政策を知らせる、移住者においても訴える。充実すると思うがどうか。
市長 明石市のようにいろいろな無料をしている自治体もある。限られた予算の中で出来ること、できないこともある。先行している自治体の事例を見ながら費用はどれくらいか、試算して実現可能性を考えてみたい。
五島市の子育てへの投資について
網本 どのように予算を当てるか、様々な歳出削減をしながら効果を上げている。色々な行政の政策を調べながら五島市で出来ることを取り入れているのか。市長が最重要課題と使っているが、総合戦略も人口ビジョンという名前になっている。2万人の状況でどうなるのか。私は理事者の中に少子化対策プロジェクトチームを作り、他市の事例を調べ尽くし政策づくりが必要ではないかと。
市長 各自治体の取り組みはTVや新聞・月刊誌で紹介されている。先行事例は幾つも紹介されているので、あることないこと普段から検証していきたい。
網本 五島だったら経済的な援助があるから移住してみようかな、というのも描いたらどうかと思う。全国でも対策をやって成功しているところもある。石垣島が五島と似た状況で力を入れている実績もある。本当に五島市で子育て支援を調べ上げて人口減を止める、維持するという努力をしていかないと、全国で減っていく状況で生き残れないのでは。最も予算を注ぎ込むべきという結論に辿り着いた。ちゃんと分かるように明確にするよう要望する。
五島市心のふるさと市民について
網本 五島市としてふるさと市民についてどういう現状なのか。
総務企画部長 五島の魅力を発信したりすることを目的に、情報発信したりしている。2万人近くが登録している。
網本 20年も前から心のふるさと市民を作っている。壱岐市が関係人口という事で国からモデル事業に認定された。リモートワーク、ワーケーションが関係すると思うが、五島市は手をあげなかったのか。
地域振興部長 両方の拠点を行き来するスタイルのこと。国の施策として人口の流れを作り出す施策として取り組んでいる。実証事業は国が手を挙げて内部で協議して検討した。結論として手を挙げなかった。五島市はコワーキングスペース・宿泊施設はすでに取り組んでいて必要性は低いと思った事が理由。
網本 先進的な取り組みをやっているが、どういうふうに展開するかが欠けていると思う。ふるさと住民制度は今ごろ取り組んでいる。大きな財産になると思う。ふるさと市民をどうやって関係人口に繋げるか、今後の大きな要素になると思う。移住は毎年200人という実績を挙げている。少子化対策は経済的な負担も少なくなる状況を作る、という事が大切だと思う。スピード感を持って対応してもらいたい。
網本 災害については木口議員よろしくお願いします。上五島のHPをみると、新上五島は議員が訓練に出ている。わたしは議会も重要な立場になると思うがなぜ案内がなかったか。
総務企画部長 主催者が長崎県であり、協議して行なった。体育館で行ったが、避難所を体験してもらう、という事でご案内しなかった。
網本 新上五島はちゃんと議員が訓練に出ていた。あとでWowTalkで通知があった。