2月11日に行われた五島市ファミリーサポートセンター講習会に参加しました。通称ファミサポと呼ばれる組織ですが、私は最近会員として、久賀島の園児たちの送迎を有償ボランティアでお手伝いしています。
本日の講義タイトルは、「こころの発達とその問題」というもので、色々勉強になると同時に、発達障害を抱える子供たちとの関わり方についても考えさせられました。講義の中では「最近の子供たちはすぐにキレる。友達とのトラブルが絶えない」というお話がありました。
私は普段、それほど日常的に子供と関わる事がないので実感として分かりませんが、そうなのかなと思いました。そしてお話の中でも少し触れられましたが、その原因としてスマホやタブレットでの動画視聴の時間が増えて、対人関係が希薄となり、人の表情や気持ちを汲み取る経験が減っている、という事が示唆されました。
実際にそうした子供が増えているのか、統計的な事は存じ上げませんが、少なくとも子供たちが動画コンテンツに触れる時間は以前と比べて増えているのだと思います。大人でさえも、布団の中で気づけばダラダラと長時間スマホを見ている事がありますからね。
そこでやはり、子ども達が雨の日でも伸び伸びとスマホ以外のゲームで遊べる時間や空間が必要なのだなと思いました。以前から私が提案している通り、親御さんは雨の日に子ども達が遊べる機会が少なく困っています。そうした状況を少しでも改善するために、整備は進めていくべきだと感じます。
五島市では現在、子育て世帯向けに屋内遊戯施設の整備に向けたアンケートをしているそうです。確か2月上旬が〆切だったと思います。が、本来であればもっと早くにアンケートを実施した上で、内部で実現可能性をしっかりと検討し、それで3月議会に提案する、というのが望ましい進め方だったと思います。
このタイミングでアンケート実施して、果たして3月議会の提案に予算・場所・人手の確保・運営体制を含めた検討が出来るのでしょうか。心配な気持ちもありますが、市長も公約に掲げてくれた政策ですので、しっかりと準備をされてくれることを期待しています。