玉之浦地区でお困り相談をして分かった事

原付バイクを手に入れてから、玉之浦まで走ってお困りヒアリング活動をしています。

頓泊~丹奈~荒川~布浦~中須~久幾山~大宝~玉之浦~小川あたりを回り、聞いたことをまとめています。

その中で、主な要望事項のまとめです。

買物が不便

玉之浦に住む高齢の方から、

スーパーが一つしか存在しないため、買物に不便している。今はまだ免許があるけれど、返納したら困る。

という声を多く聴きました。バスの本数も少ないため、

買物ができなくなった時に移動販売が来てくれないと困る。

との声も多いです。移動販売については、市が一部の経費を補助していますが、事業の継続性が危ぶまれている状態です。

病院の機能

現在、玉之浦診療所では入院機能が停止しています。

この背景には利用者の減少と市の財政的な負担があるのですが、

新しい先生が来るならば、夜間の対応ができる様にしてほしい。

との声も多いです。

病床機能の復活は人手不足と財政的な面から厳しいですが、何らかの対策は必要だと感じます。

生活衛生

玉之浦は特に福江から一番遠く、人口減少率も高い地域であるため、

トイレ汲み取りが他の地区よりも+1000円で負担に感じる

と言った声や

子供が遊べる場所がなく、遊ばせる場所が欲しい

という声も聴かれます。

3月の議会でも取り上げましたが、こちらは目立った動きがないので引き続き対策が必要と感じます。

鳥獣被害

人口減少する一方で、野生動物(特にシカ)の数が増えているため、農作物の被害も大きいです。

こうした面では、ICTを活用した捕獲力の向上など、市としても予算を計上しています。